釣行記 2009年(平成21年) 9月14日

今日は増水後の減水二日目。上牧堰堤のゴロタ石には、鮎がもう付いただろうと言う予想で向かいました。

ポイントへ着いて見て回ると、ゴロタ石も辺地の浅場も浅い瀬も掛かりそうです。


上牧堰堤下流

まずはゴロタ石へ向かいましたが、逃げ鮎の姿はちらほら。この前とは逃げ鮎の密度が違います。9時半のスタートで水温は18℃。明るい石がある流れの筋を狙いますが掛かりません。泳がせても止めてもダメ。30分ほどあちこち探りましたがダメでした。


小型ながら入れ掛かった早瀬

10時になって早瀬に移動。「前回は下もの方が良かった」しかし、早く親を換えたいし数も釣りたい。既にゴロタ石を外しているので狙うポイントを迷っています。これでは集中できません。「もし、これが初めての川だったら?」早瀬と辺地のピカピカで入川を決めたので、当然そこから探るべき。前回の結果を捨てて、最初から探り直しです。まだ増水の気配が残っている感じなので水中糸もメタルの005に張り替えました。

早瀬の色の境や波立ちの変化を中心に探って行きます。画像の三角波でオトリを止めているとビビビ!「よっしゃ!」掛かったのは14センチくらいですが手が合いました。開始65分。オトリが変わると連発です。迷いが吹っ切れて、思わず神様に手を合わせました。この付近では15センチ止まりですが、30分ほどで7、8匹。


アカが薄い所を狙ったポイント

11時を回ると掛かりが遠退いて、アカも濃くなってきた感じ。流れも落ち着いた減水状態の感じになったので、フロロの015に張り替えました。

大石裏のアカが薄い所へオトリを送ると一発です。ぐっと辺地に寄って、白っぽく見える部分を上みへ飛ばしながら掛けていきます。型も良くなり18センチも掛かります。12時頃までに5、6匹掛かりました。


良く掛かった瀬肩

ちょっと移動すると、朝は掛からなかった上みの瀬肩には未だ、アカの薄い部分が残っています。オトリを送るとズコーン!その後はオトリが止まって3秒で掛かるパターンが目立ったので、1、2、3を3回数えて掛からなかったらオトリを動かす攻め方で細かく探って10匹ほど。14時には掛かりが遠退いたので食事へ上がりました。ここまでで23匹。


案外と掛からなかったゴロタ石

食事の後は性懲りもなくゴロタ石へ。やはり逃げ鮎は少ない。14時45分のスタートで水温は20.2℃。オトリを送ると、オレンジの石をかすめた瞬間バシャ!掛かりましたが、頭で即死でした。

一応掛かることは分かったので泳がせて探ります。掛かるには掛かりますが、どうもバンバン掛かる感じではありません。それでも未練があって流れの速い所や、たまりのような所などを探って3匹追加できました。その後は良く掛かった瀬肩で4匹追加。17時半まで頑張って納竿としました。午後の部は8匹。


本日の釣果

本日の釣果は31匹。ピースピース。朝一番で予想のゴロタ石を外したのと、型が良いのを数釣りたい欲望で迷ってしまいました。「もし、これが初めての川だったら?」と、今日は今日の釣りに集中すると小型ながら入れ掛かり。迷いが吹っ切れました。実績や予測にとらわれてポイント選びで迷うことが度々ありましたが、自分の川見力を信じて竿出しすれば迷いがなくなって上手くいくことに気が付きました。「こういう状況で釣れたので、(同じ様な状況だから)今日も掛かるだろう」は人間の思惑。掛からなかったら見切りです。

それとここ数回はオトリを底に付け続けることを意識して操作していますが、途中からガン玉を付けると掛かりが一段と早くなったシーンがありました。オトリを底に付けて軽く尻尾を降らせると追い気のある野鮎なら走って来て掛かってしまうので、なんとか上手いことオトリを底に付け続けることが出来たらなあと思います。




日付2009年(平成21年) 9月14日(月曜日)
場所漁協長良川中央漁業協同組合
河川板取川
ポイント上牧堰堤下流
時間9:30-14:00、14:45-17:30 (7.25時間)
水況水位-20センチ→-25センチ
水位情報-1.24@9:00、-1.25@17:00
観測局下洞戸、下洞戸
水温18.0℃@9:30、20.0℃@14:00、20.2℃@14:45、19.0℃@17:30
にごりなし、なし
アカ付き付き過ぎ、付き過ぎ
掛かり場2波、1波
適水勢速い、やや遅い
天気晴れのち曇り
釣果匹数31匹
サイズ13-18センチ
総重量推定1100グラム
平均17センチ
1匹目65分 / 1分 (通算 65分)
ペース4.28匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技SP T中硬90SG 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗渓流釣聖GS 015 3メートル つまみ糸03 20センチ
エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ Vキツネ-TR 7号3本錨 フロロカーボン1.2号
カツイチ 韋駄天 6.5号3本錨 ナイロン2号
オモリ・背鈎ガン玉2B-4B
オトリ天然1匹養殖1匹(@250円)

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
横へオバセる操作を多用した。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
ゆっくり泳ぎで止まったら9秒待つ。
ポイントの見切り(判断した要因)
一発泳ぎの目印で1回通し。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-09-15 (2009-09-14)