釣行記 2009年(平成21年) 9月7日

柳の下のドジョウ狙いで上牧橋下流へ向かいましたが、昨日のチャラ瀬は既に曇り石。しかし上みのトロ場は結構良い感じなので、ここへ入ることにしました。


上牧橋下流

9時のスタートで水温は20.1℃。堰堤下のガタガタから探って行くとケラレが2回。メタルの005では動きが鋭角的過ぎる感じです。フロロの015に交換すると、動きは滑らかになりましたが掛からないのは前のまま。トロ場から昨日入れ掛かりのチャラ瀬までひと通りやってみましたが全然ダメ。他の釣り人の竿もほとんど曲がっていませんし、アカを確認して回ると腐りかけの様子。11時で場所変えすることにしました。ここではゼロ。


穴洞橋から下流方向

砂利の多いポイントに入りたいので穴洞へ向かいました。全体に石が曇っていますが、所々には明るい石があります。他に適当なポイントを思い浮かばないので、ここで竿出しです。

11時45分のスタートで水温は21.9℃。ザラ瀬の浅場には明るい所が点々としているので、程なく掛かるだろうと思いましたが全然です。先日良く掛かった早瀬を狙っている人は良く掛かっていますが、こちらは止めても泳がせてもダメ。開始50分。石裏の明るい所へオトリを止めて、やっと掛かったのは13センチのビリビリでした。

「オトリが換わって、さあどうか」と思いましたが、やはりダメです。「こうなれば細糸に頼るしかない」とメタルの003に交換。さすがに軽くて、スーッと引いても楽に従いて来ますが掛かりません。そうこうしていると辺り一面チカチカになってアカが腐り始めた様子。早瀬のぼんやり見える部分を探ってみましたがダメでした。


入れ掛かった浅トロ

鮎が跳ねるので下ものトロ場を泳がせてみましたが、さすがにオトリが弱くてスピード感がありません。そのうちここもチカチカになってしまいました。更にトロ場の開きも軽くやってみましたが掛かりませんでした。

「こうなれば砂利の飛び石を狙うしかない」目印を上げてベタ引きで探ります。すぐには掛からず「もうだめなのか?」すると遠くからアザミの冠毛がゆっくりと飛んで来ました。チャンス到来のように。時計を見ると15時を回って、石色が褪めてきた様子。目印を落ち着かせるようにしていると、ビビビ!「よっしゃぁ!!」追いアタリで掛かったのは17センチ。それからは付近で入れ掛かり。大石付近でグリグリ、ビューン!30分ほど続きました。その後は再びだんまりで、どこを狙ってもダメ。瀬の棚で1匹掛けることが出来たので、早瀬を狙ってみましたがケラレるだけ。オモリも今日は不発で17時半に納竿としました。引き舟を開けると案外と釣れていて11匹。つ抜けも無理かと思っていたのでラッキーでした。


本日の釣果

本日の釣果は11匹。渇水で浅いポイントはついにアカ腐れ模様。掛かり場を見つけられずに難儀しました。渇水のアカ腐れはやはり飛び石が良さそうです。それに渇水は細めのフロロの方が向いている感じ。

それと今日も川全面がチカチカになる状態を経験しました。今シーズンは釣行回数が多いので度々目撃しますが、これはアカ腐れの始まりのようです。前回までは鮎がアカを喰んでピカピカになっているのだと思っていましが走り回る鮎も居ないし第一、川全面がピカピカになるのは不自然です。それにハミ跡のピカピカとは輝き方が違って、チカチカというか石にクリアラッカーを塗装した感じです。こうなっても30分ぐらいは掛かりますが、その後は全然掛からなくなります。実際に腐っているのかどうかは不明ですが、しばらくして掛からなくなるのは毎回のことなので、アカが良くない状態なのは確かだと思います。今日はチカチカがさめ始めると掛かったので、掛かり終わりの30分と対比させて14時半になると多少なりとも状態が復活することも分かりました。川見で釣果を上げている自分としては重要な発見でした。なお12時になると食事に上がって、13時から再開のパターンは釣り場でよく見かけますが、いちばん難しい時間帯に向けての再開は効率がよくないと思います。釣果が思わしくない方は、午後の再開を14時半にずらしてみるのも良いのではと思います。




日付2009年(平成21年) 9月7日(月曜日)
場所漁協長良川中央漁業協同組合
河川板取川
ポイント上牧橋下流 / 穴洞橋下流
時間9:00-11:00 / 11:45-17:30 (7.75時間)
水況水位-30センチ / -30センチ
水位情報-1.24@9:00 / -1.24@17:00
観測局下洞戸 / 下洞戸
水温20.1℃@9:00、21.0℃@11:00 / 21.9℃@11:45、23.1℃@14:00、24.0℃@17:30
にごりなし / なし
アカ付き腐り気味 / アカ腐れ
掛かり場不明 / 飛び石
適水勢不明 / やや遅い
天気晴れ
釣果匹数11匹
サイズ13-19センチ
総重量推定450グラム
平均17センチ
1匹目-分 / 50分 (通算 170分)
ペース1.42匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技SP T中硬90SG 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 015 3メートル つまみ糸025 20センチ
エムステージ003 3メートル つまみ糸0175 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 01 3メートル つまみ糸02 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ 韋駄天 6.5号3本錨 ナイロン2号
 
オモリ・背鈎ガン玉3B-4B、オモリ0.5号
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
オバセて上みへ泳がせるようにした。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
やや早めの泳ぎが良かった。
ポイントの見切り(判断した要因)
これなら掛かりそうな泳ぎで2回探って小移動。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-11-03 (2009-09-08)