釣行記 2009年(平成21年) 8月29日

インターネットの情報では釣れている様なので、今日は白鳥へ向かいました。


白鳥浄化センターから上流方向

途中に車が停まっているので気になって行ってみます。白鳥浄化センター付近の石は真っ黒ですが所々に明るい石も見えて、流れが緩いポイントもあります。割と空いているので、ここへ入ることにしました。


最初に掛かった波立ち

8時45分のスタートで水温は18.1℃。辺地の浅い流れが結構ピカピカなので、まずは狙ってみます。程なく掛かるだろうと思いましたがダメそう。次は流れの緩い所はと、明るく見える石を狙って泳がせますが掛かりません。「どこで掛かるのか?」

流心に向かって探って行くと、オトリが上みへ遡って行ったときに1波で掛かりました。開始30分、型も結構良い18センチ。次も程なく掛かり、9時を回って周りの人も竿が曲がり始めて掛かり時のようです。さあこれからと言うとき3匹目に、高切れのセットバラシ。水中糸が擦れて縮れていたのは知っていましたが、フロロは強くて切れないからとそのまま使っていた所で切れました。「やっぱりフロロでも縮れはあかんか」しかし次も程なく掛かってヤレヤレでした。この付近では結局2匹。


良く掛かった三角波

掛かりが遠退いたので掛かり場は移動した様子。もう少し速い流れはどこかと探って行くと、画像の三角波で掛かりました。その後付近では結構良いペースで掛かり、1時間ほどで5匹。型も平均して19センチくらいか。他の釣り人はあまり掛かっていませんが、ここは景気が良かったです。

11時を回って掛からなくなったので、少し上みの流れが速い所へ移動。ゆっくり上みへ泳がせていると、ゴミが引っ掛かった弾みでオトリが走って掛かりました。竿を立てて取り込み中にゴミは落ちましたが、引きぬこうとしたらボツ。切れてセットバラシです。「やっと掛かったのに、トホホ。」切れた部分を確認すると、やはりゴミが引っ掛かった所でした。気を取り直してオトリを送ると幸いにもすぐに掛かりましたが、掛かり鮎がタモから飛び出してトホホ。今日は3匹目のロスト。「あー」溜息が出ます。


辺地のポイント

上みも狙い場が無くなったので辺地のゴロタ石を見て歩くと、結構掛かる感じになっています。朝一番は狙っている人がいましたが、今は誰もやっていません。最も掛かりそうな溝へオトリを送ると、すぐにビューン!型も今日一番のムッチリです。「これはいける。」その後も付近を細かく探って良いペース。ゆっくり泳がせることに心がけて攻めました。この付近では5匹。

12時を回ると皆さん、食事に上がられて釣り場が空きました。上みへ遡って行くと、瀬肩の袋には野鮎がうじゃうじゃ居ます。逆差しでこれを狙ってみましたが、かなりしつこく攻めてやっと1匹掛かっただけ。あの魚影でこの掛かりは群れ鮎の様子。13時に場所変えとしました。ここまでで13匹。


赤瀬鉄橋上流

NZさんから午前中に18匹掛かったとかの連絡。赤瀬に向かいました。堤防から見ると釣り人は多いもののなるほど、これはいけそうな感じです。

14時のスタートで水温は20.5℃。下よりも1℃低い。まずは堰堤すぐ上みの波立ちを引いて探りましたが手応え無し。上みへ移動して、トロ場の空いた所へ入ります。オトリを送ると程なく掛かったのは成魚放流丸出しの23センチ。ケラレを2回挟んで、2匹目は17センチの真っ黄々。「これはいけそう」ところがこれが誤りの元。ケラレや水中バラシで一向に数は増えず。下もの釣り人は良く掛かっていますし逃げ鮎も走る。石色もかなり良い。結局1時間半以上も粘ってしまいました。

「野鮎は付いているのかどうか?」水中糸をメタルに替えて、泳がせてみましたが全然ダメ。下ものザラ瀬のめぼしい所を引いて試すと、ケラレ2回の水中バラシ1回。これでは掛からないはずです。見切って移動しました。ここでは2匹。


良く掛かった浅場

時刻は16時を回っています。2時間も釣れないポイントで粘ってしまって「あー、もったいな」良さそうなポイントはどこかと降って行くと、画像の浅場は掛かりそうな感じ。オトリを送るとグリングリン、ビューン!一発で掛かりました。次もシューッ。やっぱり掛かる所ではすぐに掛かります。上み飛ばしでも掛かりましたが、ダンゴになってピンチ。そっと取り込もうとしましたが、結局バラシ。ロストせずには済んだので助かりました。

その後はフロロに交換して滑らかな泳ぎ。付近を細かく攻めて数を稼ぎました。未だ少し掛かりそうな感じでしたが、17時半頃に根掛かりして終わり。その後は他を探ってみましたが追加は無し。18時に納竿としました。型はやや小さめの17センチ平均でしたが、この付近では9匹。


本日の釣果

本日の釣果は24匹。人は多かったですが、釣れる場所はまあまあありました。自分としては白鳥は、魚影が濃くて型も良い感じでした。31日で専用区が切れるので残念です。

それと今日は特に、掛かり鮎の最初のひと泳ぎは大変丁寧に操作しました。名人のHSさんは「ファースト・ラン」と呼んでおられますが、多い日には1日の釣果の半分くらいをファースト・ラン(最初のひと泳ぎ)で掛けるそうです。ここ何回かは泳がせやすいように手尻を長めにしていますが、確かにおっしゃる傾向がうかがわれたので、今日は特に丁寧に操作してみました。すると確かに掛かる。と言うよりも、掛かるペースが安定すると言った感じでしょうか。特に白鳥浄化センターのポイントでは、他の釣り人がほとんど掛かっていない状況でも、まあまあの型が順調に掛かり続けました。「オトリが底を縫うようにして泳ぐので掛かる」はHSさんと一致した意見ですが、人間がオトリを引いて誘導して沈めてはなかなか掛からない場合が多い。オトリが微妙に底を切っているのだと思いますが、オモリや背鈎を使って沈めたつもりでも、やはり限界があるように思います。自分としては「オトリを引っ張って行ってドボン」の方が掛かるペースは早いと思っていましたが、結果からすると誤りでした。流れを横切らないときなどはじれったいですが、これからはオトリの送り出しを丁寧に心がけようと思います。やはりよく釣る人は、何らかのコツを持っておられます。




日付2009年(平成21年) 8月29日(土曜日)
場所漁協郡上漁業協同組合
河川長良川
ポイント白鳥浄化センター付近 / 赤瀬鉄橋上流
時間8:45-13:00 14:00-18:00 (8.25時間)
水況水位-20センチ / -20センチ
水位情報0.33@9:00 / 0.36@17:00
観測局稲成 / 稲成
水温18.1℃@8:45、21.5℃@13:00 / 20.5℃@14:00、20.2℃@18:00
にごりなし / なし
アカ付き真っ黒 / 付き過ぎ
掛かり場3波 / 3波
適水勢速い / やや速い
天気曇り一時晴れ
釣果匹数24匹
サイズ14-23センチ
総重量推定1400グラム
平均18センチ
1匹目30分 / 15分 (通算 15分)
ペース2.91匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技SP T中硬90SG 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗渓流釣聖GS 0125 3メートル つまみ糸025 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 015 3メートル つまみ糸025 20センチ
エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ Vキツネ-TR 7号3本錨 フロロカーボン1.2号
カツイチ Vキツネ-TR 6.5号3本錨 ナイロン2号
オモリ・背鈎なし
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
斜め前方に軽く引く感じでコントロールした。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
引っ張らずにゆっくり泳がせるように工夫した。
ポイントの見切り(判断した要因)
一発泳ぎで3回通して掛からなかったら見切り。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-08-30