釣行記 2009年(平成21年) 8月24日

車中泊で夜明け前に俄雨が降りました。テレメータで確認すると7ミリの降水量。濁りが心配でしたが影響はありませんでした。

今日もまあまあ掛かりそうな感じになっていますし、場所探しをするのも面倒。狙い目の変化も分かるので、昨日と同じ場所で竿出しすることにしました。8時過ぎくらいにはスタートしたかったのですが昨日の釣果画像の撮影に意外と手間取って結構な時刻。


最初に掛かったトロ瀬

9時のスタートで水温は18.9℃。まずは流れが速くて底石がきれいな所から探っていきますが反応無し。それでは流れが遅い所はどうかと、画像のトロ瀬へオトリを送るとビューン!一発で掛かりました。その後も割と良いペースで掛かり、型も平均して昨日よりひと回り大きい。流れの緩い部分と速い部分を釣り較べてみましたが速い部分はサッパリで、掛かるのは流れの遅い部分でした。

10時頃には水温が上がったのも分かるくらいになって、底石も青黒くなってきました。次はピカピカに見える浅場を拾い釣り。朝はダメだったのに、目ぼしい所では掛かります。掛かった弾みでダンゴになってのセットバラシでマイナス1もありましたが、手応えは良かったです。


今日も掛かったトロ場ふうのポイント

11時前には浅場のピカピカ付近で走り回っていた鮎もどこへやら。掛からなくなったので、トロ場ふうのポイントへ移動。下もの方からから右岸のかけ上がりを狙いますが、昨日釣ってしまったからか掛かりません。徐々に釣り上がると、昨日はサッパリだった所で良い反応。かけ上がりでも深場寄りで掛かりました。

掛かりが遠退いたと思っていると濁ってきました。「これはマズいかも」夜明け前の俄雨の影響でしょうか。釣りにならないとみて正午に食事へ上がりました。ここまでで13匹掛けのマイナス1で釣果は12匹。

食事をしていると池田ではサッパリだったというお二人連れがやって来られました。話を聞くと、上みは全然濁っていないとのこと。この濁りは他の原因らしい。なお池田は、アカ腐れでドロドロだったそうです。


午後に狙った平瀬

幸いにも濁りは収まってきました。堤防から見ると、平瀬の流心はきれいにしています。午後は13時15分のスタートで水温は23.1℃。フロロの0125では危なっかしいので、オバセも効くメタコンポの005をセット。まずは流れの速い所を狙ってみましたが掛かりません。上み飛ばしで探って行くと、掛かったのは緩い所。「なるほど」

やや速めに泳ぐとビューンと掛かりますが、糸が伸びないためか一定の速度で泳がせるのは困難。フロロの015に張り替えると、さすがに泳ぎは滑らか。その後は順調な掛かりになりました。しかし石に巻かれてセットバラシの後は掛からなくなってしまい、ピカピカに見える流れの速い所も探ってみましたが掛かる様子はありません。掛かり場が移動したとみて、15時にトロ場へ向かいました。この付近では9匹掛けのマイナス1で釣果は8匹。

お二人連れは最初に、正午前に良く掛かったトロ場ふうのポイントへ入られました。パッとあそこへ入るところを見ると、ここの常連さんのようでした。


夕方に狙ったトロ場

歩いて行くと、トロ場が開いた部分にピカピカの石が見えます。オトリを送ると一発で掛かりました。「これはいけそう。」しかしこれが間違いの元。その後はサッパリで、ピカピカの石付近を泳がせても全然掛かりません。攻め方が合っていないのかと思って止めてみたりもしましたがダメ。一発で掛かったことにとらわれて45分近くも粘ってしまいました。

やっと目が覚めたというか諦めて、画像のトロ場へ移動。こちらはまあまあのペースで掛かります。流れの無いような所をゆっくり泳がせて、オトリが止まった所で待つと掛かるパターンでした。その後はどうも納得がいかないので、再び開きのピカピカへ。結構しつこく攻めてなんとか1匹掛けることができましたが、結果からすると見誤りでした。なんか未だ未練があって、遅がけですが午後に良く掛かった平瀬へ移動。30分頑張って1匹。18時半に納竿としました。この部は13匹。

画像はハイライトに引っ張られて、水中が暗く写ってしまいました。実際の見た目も半ば逆光で、水中はほとんど見えなかったので流れを頼りに泳がせました。


本日の釣果

本日の釣果は33匹。掛かるポイントの差でしょうか、平均して昨日よりもひと回り大きかったです。また掛かる流れも前日よりは遅い流れの感じで、減水していく時に掛かり場が変化する様子の勉強になりました。水温の影響もあるでしょうが、意外に早いタイミングで瀬はダメになる感じです。未だまだ魚影が濃いとは言え、この足羽川も秋の感じで朝は肌寒いくらい。掛かり鮎の中には尻ビレが短くなって、はっきりオスと分かるのも何匹かありました。網入れは9月1日だそうですが湖産中心の放流とのことで、時期的には適当な感じ。

また今日は昼前から風が強くて釣り難く、腹立たしい思いで少々冷静さを失いました。風の強い時には毎度のことですが、やり難くて腹を立てるくらいならいっそのこと、今度は竿を7メートルにしてみようかとも思いました。探る範囲が狭くなるよりも自分の場合は、竿が煽られて思うように操作できない方が釣果に影響するように思います。




日付2009年(平成21年) 8月24日(月曜日)
場所漁協足羽川漁業協同組合
河川足羽川
ポイント足羽発電所上流、足羽発電所上流、天田橋下流
時間9:00-12:00、13:15-15:00、15:00-18:30 (8.25時間)
水況水位-15センチ
水位情報1.34@9:00、1.34@14:00、1.33@18:00
観測局稲荷、稲荷、稲荷
水温18.9℃@9:00、22.9℃@12:00、23.1℃@13:15、23.9℃@15:00、21.3℃@18:30
にごりなし→ささ濁り、ささ濁り→少し、少し→なし
アカ付き普通、良好、付き過ぎ
掛かり場トロ瀬、平瀬、トロ場
適水勢やや遅い、やや遅い、遅い
天気晴れ
釣果匹数33匹
サイズ16.5-21.5センチ
総重量推定2300グラム
平均19.5センチ
1匹目15分 / 20分 / 3分 (通算 15分)
ペース4.00匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技SP T中硬90SG 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
Daiwa HX瀬音中硬硬81SK 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗渓流釣聖GS 0125 3メートル つまみ糸025 20センチ
メタコンポU005 4メートル つまみ糸03 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 015 3メートル つまみ糸04 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ Vキツネ-TR 6.5号3本錨 ナイロン2号
カツイチ Vキツネ-TR 7号3本錨 フロロカーボン1.2号
オモリ・背鈎なし
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
目印をぶらさない様にゆっくり泳がせた。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
流れがあるポイントではやや速めに泳ぐと良かった。流れの無いトロ場ではゆっくり断続的。
ポイントの見切り(判断した要因)
一発泳ぎで2回通して掛からなかったら小移動。
このページはここで終わり

↑ページの先頭へ

[ 戻る | Index ]

Yoshio Sogabe in Gifu 2009-08-25