釣行記 2009年(平成21年) 8月23日

降雨で水位も多少回復。チャンスとばかりに足羽川へ向かいます。


足羽発電所上流

最も期待の天田橋下流へ直行しましたが全面泥被り。下ものトロ場もダメ。早瀬の中には多少、ハミ跡が見られますが竿出しする気にはなれません。諦めてあちこち見て回りますが、どこもかしこも泥被り。高水温で鮎が死に絶えてしまったのかと思うくらいの状態です。「戻って郡上でやろうか?」ところが足羽発電所上流の深場はまあまあきれいです。釣り人の竿も曲がっています。ここで竿出しすることにしました。


最初に掛かった浅場

釣り人は見える範囲に5人ほど。9時半のスタートで水温は18.9℃。黒く見える石が所々にあるトロ場から始めようとしましたが、津保川のことを思い出して白い石がある所へ移動。画像のポイントへオトリを送り、石裏のよれで止めるようにしているとビビビ!掛かったのは19センチクラスで、意外にもムッチリです。新アカを喰んでスイカの良い香り。その後は付近で5、6匹。

10時を回った頃には川全体が薄青黒くなってメチャメチャ良い感じになりました。掛かりが遠退いたので、掛かり場は移動した様子。早瀬だろうと、オトリを送るとダダーン!一発で掛かり、見込み通り。その後もコンスタントに掛かりました。


割と掛かった浅瀬

1時間ほどで掛かりが止まったので今度は荒瀬でしょうが、それらしいポイントが付近にはありません。それではと、トロ場ふうのポイントを探るとボツボツ掛かりました。

正午には掛からなくなったので、流れの速い所を拾い釣り。画像の浅瀬は右岸のかけ上がりが手付かずらしくて入れ掛かり。頭くらいの石が所々にあって、オトリを泳がせて近づけるとズッコーンのパターンでした。アタリが無くなったので13時半に食事へ上がりました。コンスタントに掛かっていたので30匹ぐらいはと思いましたが24匹でした。


夕方に良かった瀬落ち

食事の後は上流へ。14時45分のスタート。前回は良かったトロ場の開きで掛かったのはビリサイズ。オトリを送って程なく掛かりましたが、その後はサッパリ。泥被りに見えても掛かるのではと、あちこち探ってみましたがサッパリ。天田橋下流にある浅いトロ場は群れ鮎がかなり居るらしくて、目印が行ったり来たりしましたが1回ケラレただけ。「こりゃあかん。」釣り人お二人が粘っていましたが、自分は15分ほどで見切りました。

戻る途中、水深のあるトロ場には結構ハミ跡があるので試してみます。ゆっくり泳がせて、やっと掛かりましたが続きません。どうも泳ぎが鋭角的過ぎる感じです。水中糸をフロロに張り替えると泳ぎは滑らか。それでもトロ場はダメでしたが、画像の瀬落ちでは結構良いペースで掛かりました。18時半まで続けて、午後は12匹。


本日の釣果

本日の釣果は36匹。とても釣れるようには見えない状態で、朝の見た目からすると良く掛かったと思います。高水温だったと思うので、鮎も痩せているかと思いきや、ほとんどがムッチリしていて意外でした。足羽川は僅かに濁りがあるので泥被りがひどく見えてしまいますが、長良なんかも濁りがある川なら同じ様に泥被りになるでしょう。白い石や卵大のくらいの小石を良く喰んでいて、そう言う所はかなりきれいにしていました。釣り人もいつもに較べれば多くて、他の人が竿を出した後を釣るパターンもありました。そのためか真中や泳がせて掛かる鮎は釣られている感じでしたが、そんなポイントでも辺地や止めていないと掛からない鮎は結構残っていました。ただしオモリで止めてはダメだったので練習して、ノーマルでパッチと止める操作ができるようにしたいです。

また今日は津保川での体験が役立ち、トロ場からスタートせず最初に白い石を狙ったのは正解でした。今回は降雨で水位は回復しましたが川を洗ってはいないので、言わば「中途半端」な増水。こういう時は一時的に曇り石が目立つようになってポイント選びに難儀するのですが、今日の釣行は中途半端な増水の良い勉強になりました。




日付2009年(平成21年) 8月23日(日曜日)
場所漁協足羽川漁業協同組合
河川足羽川
ポイント足羽発電所上流、天田橋下流
時間9:30-13:30、14:45-18:30 (7.75時間)
水況水位平水→-10センチ
水位情報1.41@9:00、1.38@18:00
観測局稲荷、稲荷
水温18.9℃@9:30、21.9℃@13:30、22.1℃@14:45、21.0℃@18:30
にごりなし、なし
アカ付き良好、普通、普通
掛かり場2波、瀬落ち、トロ瀬
適水勢やや速い、やや速い、やや遅い
天気曇りのち晴れ
釣果匹数36匹
サイズ14-21センチ
総重量推定2100グラム
平均18.5センチ
1匹目7分 / 6分 / 15分 (通算 7分)
ペース4.65匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技SP T中硬90SG 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 0125 3メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ Vキツネ-TR 7号3本錨 フロロカーボン1.2号
カツイチ 韋駄天 6.5号3本錨 ナイロン2号
オモリ・背鈎ガン玉2B-3B
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
前へ引く感じのゼロオバセで止め泳がせ。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
止まっていた方が掛かったが、オモリで止めてはダメな感じ。
ポイントの見切り(判断した要因)
掛かりが遠退いた感じ。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-08-25