釣行記 2009年(平成21年) 8月22日

長良は降雨で増水しましたが上流部は大丈夫そうです。中央は結構高水なので、さすがに上みは既に混雑模様。何ヶ所かを見て回り、まずは釜淵橋上流へ入ることにしました。


釜淵橋上流

10時半のスタートで水温は20.1℃。底石はピカピカで、きれい度は最高位の5。入れれば一発で掛かるはずですが全然ダメ。「おかしい。」泳がせても止めてもダメ。あちこち探って、開始35分でようやく掛かったのは12センチ。付近の釣り人のオトリも大体が小型で、このピカピカはチビ鮎のハミ跡でした。「またやられました」

近くで程なくケラレましたが、その後はサッパリ。付近に釣り人は多いですが、たまに竿が曲がっても15センチは無いくらい。なんとかまともなサイズをと頑張りましたが、2匹目は掛からずに11時45分で場所変えとしました。ここでは1匹。


名皿部橋から上流方向

最初に掛かったのは1波だったので、時刻からすると掛かり場は既にトロ場に移っていると思われます。幸いにも名皿部橋上流は結構空いているので、ここへ入ることにしました。


まあまあ良い感じだったトロ瀬

橋の上から見たときには青黒くて良さそうでしたが、実際には砂が多くてがっかり。空いた所を見て回ると、画像のポイント付近は砂が少なくて底が硬い。砂利の粒も大きいので、ここから始めます。

12時45分のスタートで水温は23℃。石の並びを泳がせて探りますがアタリ無し。下もへ送って、止まった所で待つようにして探ることしばし。ズドンの追いアタリで掛かったのは18センチの真っ黄々。「これはいけそう」その後はしばらく掛かりませんでしたが、小型ながら大石の裏で三連チャン。すると向かいの堤防で見ていたギャラリーが一斉に入って来て、まるで釣堀状態。橋のたもとにあるオトリ屋さんに観光バスが停まっていたので、ツアーの団体さんらしいです。その人たちも最初の1、2匹は掛かって景気が良かったですが続かないので、魚影は意外に薄い様子。動くに動けないので下もへ移動することにしました。このポイントでは6匹。


名皿部橋から下流方向

橋下流も混雑。ところがありがたいことに、辺地の浅いトロ場は掛かりそうな石色で空いています。程なく掛かるだろうと、ゆっくり泳がせますが掛かりません。しばらくすると跳ねたのは12、3センチクラス。「またチビ鮎かね」群れ鮎らしくて、目印がピッとなってケラレが1回だけ。深追いはしないで移動しました。「これではつ抜けも難しいかも。」

画像では未だガラガラですが、竿出し時は堰堤までに10人くらい入っていました。


チビ鮎で数を稼いだザラ瀬の肩

次はザラ瀬に移動。中洲の辺地では15センチくらいの逃げ鮎が走るのでいけそうです。手前から泳がせて行くと、左岸の波立ちで掛かったのは16センチ。その後は波立ちを引いて攻め、型は小さいながら入れ掛かりにもなって数を稼ぎました。流心寄りの波立ちと、いちばん辺地に近い波立ちで良く掛かり、この付近では1時間ほどで8匹。


良い感じで掛かった早瀬

16時を回って夕方のパターン。流れの緩い大石のポイントを探して狙います。画像のたるみにオトリを送ると程なく追いアタリ。型も結構良い。試しに対岸へ泳がせて探ると、真中で掛かったのは17センチくらいでしたがスレスレの鮎。かなり攻め込まれている様子です。もっと良いポイントはないかと他を狙ってみましたが全然ダメ。戻って画像の付近で2匹追加。17時半に納竿としました。この付近では4匹。


本日の釣果

本日の釣果は19匹。またまたチビ鮎のピカピカ喰みに騙されて午前中はサッパリ。つ抜けも無理かと思いましたが小型で稼いで、数だけは格好が付きました。釣り人が多い日の場所探しはさすがに難儀するなぁ。

また今日は増水と言ってもちょっと増えただけなので、野鮎の移動はほとんど無かった感じです。アカも付き過ぎのままで瀬では小型が、トロ場ふうのポイントでは割と型が良いのが掛かりました。他の釣り人も型の大小はともかくとして、名皿部橋付近ではボツボツ掛かっていました。全体としては、鮎はまあまあ居る感じです。




日付2009年(平成21年) 8月22日(土曜日)
場所漁協郡上漁業協同組合
河川長良川
ポイント釜淵橋上流 / 名皿部橋上下流
時間10:30-11:45 / 12:45-17:30 (6.00時間)
水況水位やや低い→-10センチ
水位情報0.72@10:00 / 0.60@18:00
観測局稲成 / 稲成
水温20.1℃@10:30 / 23.0℃@12:45
にごりなし / なし
アカ付き普通 / 付き過ぎ
掛かり場1波 / トロ場
適水勢やや遅い / やや速い
天気晴れ
釣果匹数19匹
サイズ12-20センチ
総重量推定700グラム
平均16センチ
1匹目35分 / 7分 (通算 35分)
ペース3.17匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技SP T中硬90SG 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ Vキツネ-TR 7.5号3本錨 フロロカーボン1号
カツイチ 韋駄天 6.5号3本錨 ナイロン2号
オモリ・背鈎ガン玉1号-2B
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
上方へ吊り上げるようにして止めた。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
ゆっくり泳ぐのに良く反応した。
ポイントの見切り(判断した要因)
掛かりが遠退いた感じ。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-08-25 (2009-08-22)