釣行記 2009年(平成21年) 8月20日

今日は久しぶりの長良川。中央にも良さそうに見えるポイントがありますが掛け鈎のテストをしたいので、浅いポイントがある郡上へ向かいました。

第一候補は浅場がある五町でしたが、石色がいまイチの感じでパス。何ヶ所かを見て回り、西河橋下流へ入ることにしました。


西河橋下流

加藤オトリ店前から10時半のスタートで水温は20.5℃。アカは既に付き過ぎな感じなので、瀬の中の流れが緩い所を中心に探って行きますが反応無し。流れが速い所や、もっと流れが緩い所も探ってみましたが全然ダメ。30分経ってもサッパリ手応え無し。これではオトリを使ってしまうので、魚影を目で探すことにしました。


最初に掛かった三角波

釣り人の邪魔にならないようにあちこち探すと、波立ちが大きくなりかけた付近からは逃げ鮎が走るようになりました。めぼしい所を探って行き、画像の三角波はガン玉を付けて泳がせるようにしているとズッコン!痩せ気味の口掛かりでしたが19センチクラス。開始1時間、やっと掛かりました。

オトリが変わって、それから2匹は入れ掛かり。その後も付近を細かく探ってケラレが2回ありましたが、どうも飛び飛びです。数は出そうにない感じなので、見切って移動しました。


入れ掛かったトロ瀬

正午を回って、アカもかなり濃くなってきました。流速が遅い所を探すと、画像のポイントが目に付きました。石も大きく、おあつらえ向きです。ゆっくり泳がせるようにして探りますが掛かりません。所々に明るい白っぽい石があるので居るはずです。オトリが止まった所で、そのまま動かないように操作しているとゴトゴト、ビューン!「よっしゃ、掛かった!!」その後は付近で入れ掛かり。オトリを前に引っ張らないようにしながら、なるべくゆっくり泳ぐように工夫して細かく探りました。

瀬の波立ちで掛かるのは17センチ以下の小振りですが、流れの緩い所で掛かるのは19センチ以上の感じ。調子良く掛かっていましたが、キンクして水中糸が切れてしまいました。ありがたいことに取り込んだ時でしたのでラッキー。攻め残しが気にはなりましたが、13時45分に食事へ上がりました。ここまでで14匹。


午後一番に狙った分流

車もこっちへ持って来て、場所変え状態。食事の後は、小型ながら大体いつも掛かる分流からです。

14時45分のスタート。テストの掛け鈎をセットして、ゆっくり上みへ泳がせると程なくグリグリ。掛かったのは15センチのやはり小型。その後も付近を細かく探ってボツボツの掛かり。前回の足羽川ではケラレが頻発で韋駄天6号のテストは未完了でしたが、今日はバッチリ目的を果たしました。


和合橋から上流方向

次は和合橋上流のトロ場です。


和合橋上流のトロ場

下もの方しか空いていませんでしたが、何とか入れました。オトリを送ると、上みへ泳いで行って掛かったのは17センチ有るか無いか。次も程なく上みで同サイズ。掛かった付近まで移動して、沖へ向けてオトリを送りましたが掛かる様子は無し。3回ほどやってみましたが掛かりません。下りながら探ってみると打ち止めっぽいチビ鮎が掛かって、どうも手応えが悪い。他の釣り人も頻繁に掛けている訳ではないので、30分ほどで見切って移動しました。


和合橋から下流方向

次は橋下流です。


和合橋下流のザラ瀬

画像のザラ瀬を渡ると、結構鮎が逃げます。「これはいけそう」波立ちをゆっくり泳がせるように探りますが掛かりません。引いたらどうなるかとオトリを下もへ送り、止まった所で微妙に止めているとズドーン!追いアタリで掛かったのは結構良い型です。次も程なく掛かり、入れ掛かりかと思いましたが根掛かりしてパー。「ここは惜しい。」

下ものトロ場へ移動して、泳がせてみましたが掛かりません。攻め込まれているらしい。ところが手前の大石はピカピカなのに気が付きました。試しにオトリを引いてくるとズッコーン。一発です。それからは手前の大石だけを狙い撃ちでコンスタントに掛かりました。最後にザラ瀬に戻って四連発。目印も見えなくなったので18時半に納竿としました。結構釣れていて、午後の部は18匹。


本日の釣果

本日の釣果は32匹。正直なところ今日の釣行でメッキがはがれて、魚影が濃くて人が少ない川でしかよう釣らんのではと危惧しました。長良川でも何とか釣れたので、よその川へせっせと通って練習した甲斐がありました。丁寧な操作が釣果に反映されて自分としては大変満足な釣行になりました。

今日も最初は掛かり場が分からずに難儀しましたが、逃げ鮎でポイントを探す作戦は上手くいきました。良く掛かるのはほんの5メートル四方くらいで、外すと今日の感じでは時速1以下。広い範囲を結構きれいにはしていますが、10センチの稚鮎クラスの仕業のように思います。今日の川見のときにはあちこちで見かけました。遡上が多くても大きくならないでは釣りにはならないです。




日付2009年(平成21年) 8月20日(木曜日)
場所漁協郡上漁業協同組合
河川長良川
ポイント西河橋下流 / 和合橋上下流
時間10:30-13:45 / 14:45-18:30 (7.00時間)
水況水位-20 / -20センチ
水位情報0.39@10:00 / 0.40@18:00
観測局稲成 / 稲成
水温20.5℃@10:30、23.0℃@13:45 / 21.5℃@18:30
にごりなし / なし
アカ付き付き過ぎ / 付き過ぎ
掛かり場トロ瀬 / 3波
適水勢やや遅い / やや速い
天気晴れのち曇り
釣果匹数32匹
サイズ13-20.5センチ
総重量1300グラム(推定)
平均17.5センチ
1匹目60分 / 5分 (通算 60分)
ペース4.57匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸02 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ Vキツネ-TR 7号3本錨 フロロカーボン1.2号
カツイチ 韋駄天 6号3本錨 ナイロン2号
オモリ・背鈎ガン玉2B-3B
オトリ養殖2匹(@350円)

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
前へ引っ張らないようにしてゆっくり泳ぐように工夫した。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
適当であった。
ポイントの見切り(判断した要因)
2回通して掛からなかったらと打ち止めの鮎が掛かったら。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-08-21