釣行記 2009年(平成21年) 8月16日

昨日の掛かり具合から狙い目は、流速の遅い大石のポイント。適当な場所を探して回りますが泥被りだったり水深が深すぎたりして、これはと言うポイントが見つかりません。おまけに夜のうちに減水して相当な渇水。


美山橋から下流方向

とにかく流れの遅いポイントと言うことで美山橋周辺を見て回ると、結構いけそうな感じです。ここへ入ることにしました。


美山橋から上流方向

釣り人はお一人。準備をして、大石ポイントや流れの緩そうな所が見える橋上流へ行ってみましたが、結構流れているうえに曇り石で掛かりそうになし。更に上流へ行ってみましたが全然ダメそうです。戻って橋近辺をつぶさに見て歩きますが、どうもいまイチです。


最初に狙った浅トロ

静かに歩いて場所探し。浅いトロ場は結構きれいにしていて逃げ鮎も見えます。「ここならいけそう。」

ポイント探しに30分を費やし、8時半のスタートで水温は21℃。まずは上みへ泳がせて探りますが反応無し。引き戻して、今度は辺地へ向かって送り出しましたが、どんどん下もへ行ってしまいます。そのまま行くに任せていると、波立ちの付近でズゴン!「よっしゃ!!」18センチの真っ黄々です。「これはやってなさそう」

次も程なく掛かったので、朝から入れ掛かりと思いましたが、ケラレが多い。「コン」とサカバリが切れる手応えがあったり、目印がグリッとして掛かったらしい気配があっても静かなまま。またかいなと思って引き戻すと、サカバリが切れています。掛け鈎を新しくしても大体同じで、三連続ケラレもありました。9時を回った頃にはアタリが無くなり移動。この付近では4匹。


割と掛かった掘れ込み

速い流れがピカピカに見えます。オトリを送るとフラフラ、シュッ!20センチクラス。画像の掘れ込み回りを細かく探って、順調に掛かりました。

11時半頃には掛からなくなったので、目ぼしいポイントを釣り降り。浅い瀬でポンポンと三連チャンがあったくらい。12時半に食事へ上がりました。あまり釣れた感じではありませんでしたが、数えると意外と釣れていて20匹。15匹くらいと思っていましたが、間にボツボツと掛かっていたので数が伸びたようです。


夕方に狙った瀬落ち

13時45分、午後は橋の真下からスタート。程なく2匹掛かりましたが、子供が水遊びに入って来てポイントがパー。下りながら掛かり場を探すとピカピカポイントは結構ありますが、野鮎は走り回るだけで水温が高すぎる様子。オトリを止めて試してみましたが掛けられませんでした。

どこか良い場所はないかとどんどん降って行きます。堰堤から下流は山石に虫の巣、泥被りで下もへ行けば行くほどひどい状態。これでは釣り人も見かけないはずです。多少でも良さそうに見える所へはオトリを送ってみましたが全然ダメでした。15時45分に一旦竿をたたんで戻りました。

戻る途中に堤防から川を見ると、どこもかしこも曇り石。それでも橋下流はいちばんマシな感じなので、16時15分に画像の瀬落ち付近からスタート。瀬の浅場でオトリを広く泳がせてようやく掛かったのは13センチのビリ。瀬落ちの掘れ込みで本日の最大が掛かって調子が出るかと思いましたが、その後はケラレやハリス切れで波には乗れませんでした。結局、午後は4匹で17時15分に納竿。


本日の釣果

本日の釣果は24匹。午後からは高水温でサッパリでした。風が強くなったので8メートルに持ち替えましたが、思うように竿操作が出来ずに苛立ち状態。下流があんな状態と知っていたら場所変えしていましたが、冷静さを失ってしまって失敗しました。

また今日は朝からケラレが多くて、半分くらいは掛け損なっている感じです。特に朝一番で狙った浅トロはてき面でアタリの数からすると、ここだけは三倍掛かっていたと思います。掛け鈎を新しいのに替えてもケラレるので困ったもんです。今回の釣行は韋駄天6号のテストをするつもりで素材と号数を変えて3種類のハリスを準備してきましたが、納得できる掛かり具合にはなりませんでした。昨日もケラレはありましたがたまにで、おおよそは鈎先が鈍っていてのこと。新しいものに替えればちゃんと掛かるようになりました。持ち帰った鈎を調べると、昨日の当たり鈎は鈎が半開きになってしまっているのが何本もありましたが、韋駄天6号はほとんど無し。ですので鈎自体が硬すぎてケラレている気がしています。韋駄天6号は浅場の使用で底掛かりが少ないし、掛かれば今の皮だと身切れのバラシも滅多にないので快適な鈎ですが、ケラレるのだけは難点。




日付2009年(平成21年) 8月16日(日曜日)
場所漁協足羽川漁業協同組合
河川足羽川
ポイント美山橋下流
時間8:30-12:30、13:45-15:45、16:15-17:15 (7.00時間)
水況水位-25センチ→-30センチ
水位情報-1.10@8:00、-1.11@14:00、-1.13@18:00
観測局天神橋、天神橋、天神橋
水温21.0℃@8:30、22.9℃@10:00、25.9℃@12:30、25.5℃@17:15
にごりなし
アカ付き良好、付き過ぎ、付き過ぎ
掛かり場1波、2波、トロ場
適水勢やや速い、普通、遅い
天気晴れ
釣果匹数24匹
サイズ13-21.5センチ
総重量未計測
平均19センチ
1匹目10分 / 7分 / 20分 (通算 10分)
ペース3.43匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
Daiwa HX瀬音中硬硬81SK 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 0125 3メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ 韋駄天6号3本錨 ナイロン2号
カツイチ Vキツネ-TR 6.5号3本錨 ナイロン2号
オモリ・背鈎なし
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
軽く上方へ吊り上げてオトリの速度をコントロールした。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
ゆっくり泳がせに良く反応した。
ポイントの見切り(判断した要因)
専ら掛かりが遠退いた場合だったが、午後の判断はチグハク。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-08-18