釣行記 2009年(平成21年) 8月12日

今日も車中泊の二日目。オトリを収容してポイントへ向かいます。


天田橋から下流方向

昨日の川見で見当を付けていたポイントへ向かう前に、気になるポイントを川見。天田橋付近に釣り人はお一人です。今日もラッキー。


天田橋から上流方向

上下流とも狙い目がいろいろあるので、ここへ入ることにしました。


最初に狙った瀬肩

8時15分のスタートで水温は19℃。泳がせと言うことでフロロの01をセット。浅いトロ場の開きから探って行きますが気配なし。下もへ下がって1波へオトリを送ると、すぐに目印がビューン!17センチの真っ黄々。「これは良いぞ。」その後も3匹はコンスタントに掛かりましたが、アカが濃くなってきた感じで掛からなくなりました。

大石の後ろが明るいのでゆっくり引いてくるとビビビ。まだ9時なのに、平水に較べて1時間早い付き場の変わりようです。メタルの005に替え、大石の後ろや浅い瀬を狙って5、6匹追加。10時には掛かりが遠退きました。

次は荒瀬だろうと上みの瀬へ向かいましたが、曇り石であまり掛かる感じがしません。試してみましたが、瀬落ちのたるみでポンポンと2匹掛かっただけ。おまけに打ち止めの鮎っぽいスレスレ。すぐに見切りました。


割と良い感じだった浅いトロ場

「もっと小さい石か?」画像の砂利のトロ場を泳がせると、程なくヒット。「足羽川でも砂利で掛かるのか?」

飛び飛びですが、結構良い型が掛かります。それならばと砂利の瀬狙いで瀬頭から釣り降りましたが、瀬の部分での掛かりはいまイチ。掛かる鮎の大きさと、石の大きさがマッチしていないらしいです。その後は橋下のトロ場で数匹追加。竿は入っていないようですが見た目通りで数は出ませんでした。

実釣中には気が付きませんでしたが画像には、青黒い所と黄色っぽい所の境目が出ています。掛かったのはこの付近で、対岸も筋状に掛かりました。黄茶色は濃過ぎで青黒いのはアカが薄すぎか?上の画像も青黒い所では掛からずに、こげ茶色の石付近で掛かりました。川見のブレイクスルーのきっかけになるかも。


橋上流の瀬

次は橋上流の瀬に移動。いかにも掛かりそうな石色をしています。両側が良いのですが、右岸が護岸でやり難い。左岸の流心は半分諦めるつもりで、オトリを送るとすぐにドドーン!型も良い。「これはやってないな」

めぼしい所を狙ってオトリを送るとポンポン掛かります。釣り残しが気にはなりますが、ひと通り釣った感じになって12時半に食事へ上がりました。ここまでで22匹。


辺地寄りのチャラ瀬

食事の後は、午後ということで流れが緩いポイント。まあまあの型が掛かるので、さすがにフロロの01では怖い。0125をセットして朝一番で立ち込んだ右岸側を狙います。13時半のスタートで水温は24.8℃。オトリはスーッと泳いで行きましたが掛かる様子なし。居るなら3メートルも泳げば掛かるはず。オトリを引き戻して再スタートさせると上みへ遡って行き、石裏で止まったかと思ったらゴン、ビューン!一発です。型も良い。次も試しに右岸へ向けて泳がせますがサッパリ。上みへ泳がせるとポンです。「深い所はダメらしい。」

その後は立ち位置を変えてチャラ瀬狙い。スイスイ泳ぐと掛からないですが、再度同じ所をゆっくり泳がせるようにするとグリグリ、ビューン。細かく探って数を稼ぎました。

その後は夕方のパターンと言うことで、瀬脇の大石を狙ってみましたが1匹だけ。瀬はやはりダメな様子。16時前にはひと通り釣った感じになり、一旦区切って掛かり鮎をオトリ缶へ。数を数えると、この付近で14匹でした。


最後に入った下ものトロ場

この時点で36匹ですので、なんとか40匹にしたいところ。残るは下ものトロ場だけですが、朝から入れ替わり釣り人が入っていたので気が進みません。仕方なしに良く掛かったチャラ瀬をおさらいしかけましたが、さすがに掛かりは悪くて身切れや水中バラシ。30分ほど頑張りましたが、思い切って下もへ移動しました。

まずは水深のある所を試しましたが掛かりません。それではと、浅い波立ちへオトリを送ると、小さ目ながらすぐに掛かりました。「見当どおりか」波立ちを狙って3匹追加で40匹達成。もう1匹と欲張りましたが、本日の最大が掛かって17時15分に納竿としました。ここでは5匹。


本日の釣果

本日の釣果は41匹。昨日のポイントに比べると型はひと回り大きくて、竿抜けや釣り残しが多いポイントでした。今日はこの付近で延べ4人の釣り人を見かけましたが、下もの方だけやって、上みの方まで来ては竿出しされませんでした。これだとありがたいことに、しばらく竿が入っていないポイントも未だまだ多い様子です。

それと今日は、渇水で水温が25℃もありました。こういう日の午後は大概難儀するのですが、流れが緩めのチャラ瀬を狙うと良いらしいことを知りました。底が青黒く見える所では掛からずに赤茶色の所で掛かりましたが、今後のポイント選びに役立ちそうです。

また今日は不注意で竿を破損してしまいました。ズームのバット部分を車のドアで挟んでしまったのですが幸い、補修可能なひび割れだけですみました。部品も売り切れですのでドキッとして、自損とは言え「アー」と溜息。この前は竿を車で踏みそうになるし。何か対策をせねば。


タイヤに付いたハミ跡

おまけですが水中に古タイヤが沈んでいて、それに鮎のハミ跡があったので珍しく思い撮影しました。屋根瓦に付いたハミ跡を見かけたこともあるので野鮎は、アカが良くて喰みやすければ何でも喰むらしいです。




日付2009年(平成21年) 8月12日(水曜日)
場所漁協足羽川漁業協同組合
河川足羽川
ポイント天田橋上下流、天田橋下流、天田橋下流
時間8:15-12:30、13:30-16:30、16:30-17:15 (8.00時間)
水況水位-20センチ
水位情報1.27@9:00、1.27@17:00
観測局稲荷、稲荷
水温19.0℃@8:15、21.5℃@10:00、23.9℃@12:30、24.8℃@13:30、25.0℃@17:15
にごりなし
アカ付き普通、付き過ぎ、普通
掛かり場トロ場、チャラ瀬、1波
適水勢やや遅い、やや遅い、やや速い
天気晴れ一時曇り
釣果匹数41匹
サイズ14-21.5センチ
総重量未計測
平均18センチ
1匹目5分 / 10分 / 3分 (通算 5分)
ペース5.13匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗渓流釣聖GS 01 3メートル つまみ糸02 20センチ
エムステージ005 4メートル つまみ糸02 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 0125 3メートル つまみ糸03 15センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ 韋駄天6.5号3本錨 ナイロン2号
カツイチ Vキツネ-TR 7号3本錨 フロロカーボン1.2号
オモリ・背鈎なし
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
ノーマルでオバセ量をコントロールしながらゆっくり泳がせた。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
止まっているくらいのゆっくり泳ぎに良く反応した。
ポイントの見切り(判断した要因)
一発泳ぎで2回泳がせて掛からなかったら見切り。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-08-13