釣行記 2009年(平成21年) 8月8日

昨日は釣れないなりにも丁寧に泳がせて、何とかか掛けることが出来たので気分は結構上々。せっかく上手く出来たので、丁寧な泳がせをもっとやりたい。ポイント探しが大変な長良はやめて、その足で夜のうちに足羽川へ向かいました。


農業集落排水から下流方向

下もから移動して来られなかったので、前回の上流ポイントへ入ります。準備をしていると未だ7時なのに、続々と釣り人がやって来ます。8月3日の中日スポーツで紹介された影響でしょう。「今日は混雑するなぁ。」


最初に掛かったポイント

まずは下もへ向かいます。既に釣り人がお二人いて、これ以上は下もへ行けません。前回、越えられなかった溝がある大岩までは淵が2つもあり、意外に距離があって驚きました。

7時45分のスタートで水温は18℃。段々の手前のよれを泳がせます。大き目の石付近でオトリが急に走って追われた気配。「おおっ、掛かったか?」と思っていると目印が流れて、開始10分で16センチ。その後はサッパリ掛かりません。少し上みで同型を1匹追加できましたが、良さそうな所は全体に曇り石が目立つ感じ。45分で移動しました。この付近では2匹。


農業集落排水上流

歩いて上流へ移動。集落排水から上流の平瀬は釣り人が結構居ますが、入る余地は未だあります。空いている所で、石色が良さそうなポイントからスタート。手前から横切るようにして泳がせると、対岸の掘れ込みで目印がビューン。型も結構良くて20センチ級。「この辺は残っているのか?」しかし付近ではそれっきりでした。


良型が掛かったポイント

掛かりそうなポイントは点在していますが、掛かっても単発の掛かり。型もそれほどではなく、細かく探る気にはなれません。ところが画像の付近へオトリを送ると一発でグリグリ、シュッ!型もひと回り大きい。「ここはいけそう」

付近を細かく探ると結構なペースで掛かります。10時を回った頃からは、スーッと泳ぐよりもモタモタしていた方が掛かる感じになってきました。試しにガン玉で、速い流れに止めてみるとビビビ!黄色い鮎がヒットします。「アカが濃くなってきたらしい」それに掛からないとみえて、釣り人も段々と減ってきてチャンス。ところが11時を回る頃には見た目にもはっきりと、川底の青黒さが増して速い流れでも掛からなくなりました。「野鮎はどこへ行ったのか?」

付近をよく観察すると、石裏の白泡付近だけはピカピカが点在しているのに気が付きました。オトリをスーッと引いてくるとダーン。一発で掛かりました。何匹かはそのパターンで掛かって釣り上がり。


良く掛かったポイント

12時を回ると単純に大石裏へ引いてくるだけでは掛からなくなってきました。元気オトリで微妙に糸を張り、目印がパチッと止まって一呼吸するとズドンと言うパターン。これはかなり難しい。重めのガン玉を吊り下げるようにしてみたり、フワフワッと泳がせたりもしてみましたが効果なし。それでもまあまあ掛かっていましたが、14時を回ると掛からなくなってしまいました。自分としては順調なので少し未練はありましたが、今日は訳あって早上がり。14時半に納竿としました。


本日の釣果

本日の釣果は25匹。14時に上がる予定でしたが、少し延長してしまいました。時速3匹×6時間で20匹くらいを目標にしていましたが、案外と釣れました。型は17センチの小がメインですが、釣るのには丁度良いサイズです。また午後の水温が24℃にもなることを知って驚きもしましたが、よく考えれば真夏の渇水期には、どこの川でも当たり前の水温でした。

今日は正午過ぎからはかなり難しくなってしまいましたが、前方に引く感じで「行くか行かんか」といった状態がいちばん良く掛かりました。ピカピカポイントでそれが出来ればまず掛かりますが股下くらいの水深があるので、自分には出来たり出来なかったり。浅めの所では成功率が高かったので、微妙に底を切っただけでも追いが悪くなるように感じました。安曇川の広瀬だと平均して浅いので自分にもポンポン掛かるのですが、この川はちょっとだけですが深い分難しい。ですがオトリの操作具合が釣果に現れるので、挑戦し甲斐がある良い川です。

それと今日は肝心なところでダンゴのセットバラシ。ダンゴになったのは分かったので慎重に抜いて、空中に出たのでセーフと思ったのですが手前2メートルくらいにあった石に当たったショックでボッチョン。これからは、「これが一生で最後の掛かり鮎」くらいの気持ちで釣ろうと思う出来事でした。


河原橋から下流方向

画像は上がってから撮影したもので、16時頃の河原橋から下流方向。このときには橋下流にお二人でしたが、多いときには15人くらい入っていました。釣り場で話を交わした方は、長良の白鳥まで遡ったが高水だったので、こちらまで来られたとか。

また、ページをよくご覧下さっている方に声をかけられましたが、他府県の川で声をかけられるのは珍しい。その方は「先週は良く掛かったが、今日は掛からん」とのことでした。




日付2009年(平成21年) 8月8日(土曜日)
場所漁協足羽川漁業協同組合
河川足羽川
ポイント下味見農業集落排水下流、同上流
時間7:45-8:30、8:30-14:30 (6.75時間)
水況水位-15センチ
水位情報1.33@8:00、1.33@14:00
観測局稲荷、稲荷
水温18.0℃@7:45、24.0℃@14:30
にごりなし、なし
アカ付き良好、良好
掛かり場1波、2波
適水勢普通、やや速い
天気曇りのち晴れ
釣果匹数25匹
サイズ13-21
総重量未計測
平均17センチ
1匹目10分 / 3分 (通算 10分)
ペース3.70匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリS-Type
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ 韋駄天6.5号3本錨 ナイロン2号
カツイチ V5 7号3本錨 フロロカーボン1.5号
オモリ・背鈎ガン玉B-3B
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
今日はガン玉で止めたが、背鈎のゼロオバセが良かったかも?
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
朝方はゆっくり泳がせ。10頃からは止め泳がせが効果的であった。
ポイントの見切り(判断した要因)
狙い目では10秒くらい待って掛からなかったら移動した。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-08-10