釣行記 2009年(平成21年) 7月30日

車中泊で二日目。夜明け前に少し降りましたがレーダー雨量からすると、今日も天気はなんとかもちそうです。


横越橋上流

昨日の夕方に見当を付けておいたポイントへ向かいます。昨日は薄暗くて、はっきりとは石色を確認できませんでしたが正直なところ、いけそうな部分は少ない感じ。軽く探ってダメだったら場所変えするつもりで入りました。

7時45分の開始で水温は17.7℃。河原へ降りると石がザラザラで虫の巣も多い。「外したかも。」ピカピカの所から探って行きますがアタリなし。薄い色かもと思って狙い場を変えてみましたが掛かりません。鏡の大石もダメ。めぼしい所を探って30分ほどで移動しました。ここではゼロ。


最初に狙った浅瀬

淵の上みはどうかと行ってみると、こちらは石がスベスベで良い感じ。流れが緩いピカピカの所を探ってみましたが掛かりません。「まさか、今日はトホホか?」不安がよぎります。ザーッと流れている所へオトリを送るとビビビビ!開始50分。16センチくらいですが、やっと掛かってホッとしました。次も程なく掛かりましたが、ひと回り小さい。「流れが速い瀬で掛かるらしい」


掛かった右岸側の早瀬

右岸側の方が石も大きいし色も薄い。流すように探って行くとドドドーン。こちらは丸々とした18センチです。「やっぱり薄い色が良いのか」その後も飛び飛びですが順調に掛かります。棚になった所から下流は石が小さくなった感じでサッパリでした。

最初に掛かった流れに戻って探ると小型ながら、入れ掛かりとまではいかないまでもポンポン掛かります。型が良い方がいいのに決まっていますが、贅沢はダメ。数稼ぎに徹しました。


良く掛かったトロ瀬

10時を過ぎた頃から、どうも泳がせた方が掛かる感じになってきました。水中糸をターボに替えて画像のトロ瀬を泳がせると目印がビューン!型も結構良い。付近を細かく探って順調な掛かり。13時前にひと通り釣ってしまった感じになって場所変えです。

オトリ缶の所へ戻ると、朝方探った瀬肩が出来ています。仕掛けを外したので再度やるのはちょっと面倒でしたが30分ほど探りました。残念ながら掛からずに場所変え。ここまでで20匹。


横越橋から下流方向

所々を見て回ると、横越橋下流の左岸は良さそうです。下もの瀬もセットで出来るので、ここへ入ることにしました。

14時45分のスタートで水温は20.9℃。瀬落ちの流れが緩くなった所から始めます。オトリ任せに泳がせると、対岸のかけ上がりで掛かりましたが、頭に掛かって即死。その後は瀬を釣り遡りましたが全然ダメ。橋のすぐ近くで竿出ししている人はコンスタントに掛かっているので上流はやめて、下流へ向かいました。


釣り残しがあったトロ瀬

護岸際を流れる狭い瀬は瀬肩からめぼしい所を探って降りますが、手応えはいまイチ。画像のトロ場は底石が白っぽかったので、流すように探るとガタガタ。18センチのまあまあの型です。付近をゆっくり泳がせると結構掛かりました。


下流の瀬

トロ場もひと通り釣ってしまった感じで下流の瀬に来ましたが、道路からは良さそうに見えたのに実際は曇り石。「ちょっとこれは?」軽く探って1匹追加できましたが景気は良くない。トロ場の開きへ戻って1匹掛かり、17時半に納竿としました。数えてみると案外と釣れていて、ここでは13匹。


本日の釣果

本日の釣果は33匹。小型で数を稼いだので平均すると、昨日と較べてひと回り小さいくらいでした。減水して、実際には掛かるポイントでも底石が曇ったように見えるので釣り難かったものの、普段を思えば自分としては上出来でした。毎度のことですが、最初がなかなか掛からないと不安になってしまいます。でも、そこそこ掛かるポイントではちゃんと掛かるので、やはり移動してポイントを探った方が良いと思いました。

今日はノーマル仕掛けで泳がせましたが、背鈎に較べるとオトリが良く動くことが分かりました。逆に言えば不安定でしょうか。背鈎は確かに安定しますがその分、底へ貼り付いて動き難い。今まではそれを強引に引っ張って動かしていたので、思うように掛からなかったように思いました。元気なオトリでないと成り立たないかもしれませんが、弱ってオトリに安定さが必要になったら背鈎を使えば良いこと。使い方を誤っていたことに気が付くことができた釣行でした。

それと延べ三日入って思ったこの川の特徴。護岸がしっかりしていて河原へ降り難い。石垣ならまだしも、急傾斜のブロック護岸で梯子もない所がかなりあります。良さそうに思っても入川口から相当歩かないと行けない所も多い。




日付2009年(平成21年) 7月30日(木曜日)
場所漁協足羽川漁業協同組合
河川足羽川
ポイント横越橋上流 / 横越橋下流
時間7:45-13:45 / 14:45-17:30 (8.75時間)
水況水位-10センチ / -15センチ
水位情報1.41@8:00 / 1.39@17:00
観測局稲荷 / 稲荷
水温17.7℃@7:45、21.2℃@13:45 / 20.9℃@14:45、19.9℃@17:30
にごりなし / なし
アカ付き良好 / 普通
掛かり場トロ瀬 / トロ瀬
適水勢速い / やや速い
天気曇り一時晴れ
釣果匹数33匹
サイズ14-21センチ
総重量未計測
平均17センチ
1匹目50分 / 2分 (通算 50分)
ペース3.77匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技SP T中硬90SG 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗渓流釣聖GS 015 3メートル つまみ糸025 25センチ
エムステージ007 4メートル つまみ糸025 20センチ
ターボV007 4メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ V5 7号3本錨 フロロカーボン1.5号
がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 ナイロン1.2号
オモリ・背鈎ガン玉B-4B、泳がせ背鈎
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
朝方は引いて止め待ち。正午前からはノーマルでゆっくり泳がせるのに良く反応した。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
ゼロオバセでゆっくり泳がせ。
ポイントの見切り(判断した要因)
「これは」と思う所で掛からなかったら移動。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-07-31