釣行記 2009年(平成21年) 7月15日

板取川ももうそろそろ新アカが付くでしょう。


洞戸尾倉

前回はまあまあ良かった洞戸尾倉のポイントをのぞくと、新アカが付きかけています。竿出しすることにしました。


最初に掛かった筋

9時15分のスタートで水温は18.1℃。新アカの付いた薄黒い筋を探って行きますが全然ダメです。「おかしい。」それではと横へ泳がせると、濃い茶色の手前にある肌色の筋で掛かりましたが14センチと小さい。「あの色で掛かるのか?」小さいですが掛かったので、まあ良しとして、次は更に小さく12センチ。「どうなってますの?」同じ色の筋でもう1匹掛かりましたが、やはりチビでした。

掛かり場所の観察ついでに付近を歩いてみると、掛かった筋の黒い石付近ではまあまあの型の鮎が逃げて行きます。それではと、同じ様な所を探ってみましたが掛かりませんでした。


良型が掛かった残りアカ

掛かりそうな所はどこかと探していると、濃い茶色の石がピカピカになっているのを発見。オトリを送るとすぐにビューン!掛かったのは17センチくらいの真っ黄々。「なんと。あの色が良いのか。」近くでもう1匹追加できましたが、それっきりでした。


入れ掛かりの荒瀬脇

前回には何匹か掛かった右岸の本筋を探ってみましたが1回ケラレただけ。そうこうしていると、下もの釣り人が連発しています。行ってみると濃い色の所を狙っています。「なるほど。」

幸運にも、すぐ下流の棚に似たようなポイントがあったのでオトリを送ると一発。ドドドーン!掛かりましたが流れに乗られてえらいことです。淵まで流して取り込んだのは20センチ級。続けてドドドーンが2連発でしたが、3匹目は身切れでバレて残念。好景気はそこまででした。ここまでで7匹。

途中で気が付きましたが、連続している長い瀬は上み下もにトロ場が無ければ鮎の補給源も無いので、釣り荒れが早い。そう言うポイントは、掛からない場合はサッと見切って移動したほうが得策。


竿抜けしていた残りアカ

もうちょっと降るとどうなるか。「鮎の里ほらど」裏にはゴロタ石の平瀬がありました。12時15分、左岸辺地には所々にアカの濃い所があるので試してみましたが1回ケラレただけ。降って行くと濃い茶色が見えたので、そちらへ向かいました。

画像のポイントは所々にピカピカも見えます。オトリを送ると程なく目印が走って掛かりました。「これはやってないな。」付近を細かく探って合計5匹。向かいの辺地に送れればもう2匹くらいは掛かりそうでしたが、木が邪魔になって超困難。諦めて場所変えとしました。ここでは5匹。

後から思えば手尻を短くして、立ち位置を変えてワープさせれば攻められました。ダメ元でもやってみる価値はあったと思います。


蕨生大橋下流

下流へ車を走らせると中央管内の板取川は竿の放列ですが、良い感じの底色になっています。雨が降りそうなので、雨宿りできるようにと蕨生大橋へ向かいました。

15時45分のスタートで水温は19.9℃。橋下流では時速10匹くらいで入れ掛かっている釣り人もいますが満員。下流は入る場所が無いので仕方なく、橋上流の瀬肩から始めました。オトリを送ってしばらくすると上みへ遡りだし、すぐに目印が走ってGet。次も程なく掛かりましたが、オトリを引っ張り気味にしてしまってどうも上手くいきません。目印が微妙にぶれています。向かいの釣り人は泳がせるようにしてコンスタントに掛けていますが、こちらはサッパリ。ここはちょっと無理と見て上流へ移動。瀬落ちの辺地でビリを1匹追加できました。


夕方に良く掛かった辺地

上流も、いかにも掛かりそうな底色ですが実際には掛からずダメな感じ。17時前に戻ると蕨生大橋付近はガラガラになっていました。

遅がけですが、左岸側へ向かって探って行くと上手い具合に掛かりました。その後はボツボツの掛かりで2匹追加。18時15分に納竿としました。


本日の釣果

本日の釣果は18匹。今日は掛かる底色で竿抜け探し。結構歩きました。探せば竿抜けもありますが、面積がそれほどでもの場合が多い。足で稼ぐスタイルだと釣り人の多い、都会に近い川で良い思いをするのは難しいです。掛かるポイントで、上手に釣り出すスタイルの方が数は伸びるかも。

また庄川では今日ぐらいのアカ付きで良く掛かったのですが、ここ板取川では新アカの所で掛かるのはチビ鮎。良型が掛かるのは残りアカというか、茶色の濃い所でした。それに中央管内の板取川では良い感じの底色になっていましたが、上流管内は未だまだの感じ。アカ付きの進み具合はだいぶん違います。川の癖と言うのでしょうか、ひとつ勉強になったと共に狙い目が分かりました。




日付2009年(平成21年) 7月15日(水曜日)
場所漁協板取川上流漁業協同組合 / 長良川中央漁業協同組合
河川板取川 // 板取川
ポイント洞戸尾倉バス停付近、鮎の里ほらど前 // 蕨生大橋上流
時間9:15-12:00、12:15-14:00 // 15:45-18:15 (7.00時間)
水況水位-20センチ // やや高い
水位情報-1.01@14:00
観測局下洞戸
水温18.1℃@9:15 // 19.9℃@15:45、19.0℃@18:15
にごりなし // なし
アカ付き残りアカ、残りアカ // 新アカ
掛かり場2波、1波 // 2波
適水勢やや遅い、やや遅い // 普通
天気晴れ一時曇り
釣果匹数18匹
サイズ12-20センチ
総重量未計測
平均17.5センチ
1匹目25分 / 30分 // 7分 (通算 25分)
ペース2.57匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
Daiwa VS銀影競技SP T中硬90SG 自作カーボンチューブラ穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン068 オーナープロ天上道糸0.3×4本編み ダブル&シングル遊動式
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 ナイロン1.2号
カツイチ V5 7号3本錨 フロロカーボン1.5号
オモリ・背鈎ガン玉2B-4B、オモリ0.5号-0.8号
オトリ天然2匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
オモリで沈めが、蕨生では泳がせた方が良かったと思う。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
引っ張りすぎていたと思う。特に蕨生。
ポイントの見切り(判断した要因)
2回通してから。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-07-17 (2009-07-16)