釣行記 2009年(平成21年) 7月14日

今日は再挑戦で庄川へ。新アカが付き始めたくらいの感じで、歩くと砂利がギシギシ鳴りそう。HSさんから連絡があったので状況を伝えると、「それくらいがアカの状態がいちばん良いと思う」とのこと。


そばの里荘川下流

何ヶ所かを見て回り、そばの里荘川下流へ入ることにしました。


最初に掛かったトロ瀬のよれ

8時半の開始で水温は14℃。泳がせるつもりでフロロの0125をセット。画像の底が黒っぽく見える所を泳がせて15分で1匹目。次もすぐに掛かりましたが、その後は全然掛かりません。開始1時間で2匹。「フロロなので、これはひょっとしてオトリが浮いているのでは?」メタルの005に替えるとすぐに目印が走って掛かりました。「はー、やっぱり。」

その後はボツボツの掛かりで、まあ順調。11時半頃に掛かりが止まったので、掛かる場所を探してあちこち探りましたが分からず、12時に移動することにしました。高切れのセットバラシがあって12匹掛けのマイナス1で、ここでは11匹。


そばの里荘川前

下もは瀬が主体なのでトロ場のポイントと言うことで、そばの里荘川前へ。朝方は数人竿出しされていましたが、入れ替わりにお二人出られてこれからは貸切です。まずは下もの浅瀬を試しますがチビアマゴのみ。トロ場もひと通り試しましたがサッパリです。背鈎でやや引き気味に探っていたので、「ひょっとするとオトリが底を切っているかも。」オモリ仕掛けに替えて、大石脇をゆっくり通すとビビビ!一発で掛かりました。「なるほど。」

その後は辺地寄りの大石付近を中心にボツボツの掛かり。14時に食事へ上がりました。ここでは5匹。


まあまあ掛かったトロ瀬

食事中に俄雨になったので長めの休憩。14時45分の再開で、再び上みのトロ場へ。根掛かり外しに入ってしまった所からスタート。オトリが止まり難い所は結構残っていて、16時までに5匹掛かりました。


夕方に良く掛かった荒瀬

最後はやっていない荒瀬です。砂利が多い所へオトリを送ると程なくビビビ!群馬産でもさすがに瀬の鮎は走ります。その後も大石の脇や流れの筋など目ぼしい所でビビビ、ドドドーンの連発です。17時を回ってもまだ掛かりましたが、さすがに18時を回ってモヤがたちこめて来ると掛かりが遠退きました。18時半の納竿でここでは12匹。


本日の釣果

本日の釣果は33匹。今日は再挑戦でしたが自分としては納得の結果でした。大石の瀬は釣り難いこともあって「釣った」と言う実感を持ったことがなかったのですが庄川へ来て、大石の瀬を攻めるのも少しは自信を持てるようになりました。なおHSさんは急用で早上がりされましたが、荘川の里ほかを回って15時までで36匹でした。型は小さいのが目立ったとのこと。

またこの付近は普通自動車のタイヤ3個分くらいの大石がゴロゴロしている川相です。その大石も上の方は古アカでズルズルですが、根元の5センチくらいに良いアカが付いていて、そこに野鮎が喰み付いている様です。ですのでここはオトリが底を這っていないと、なかなか掛かりません。目印が落ち着いているように見えても掛からなかったので、実際にはオトリが底を切っていたということです。今回はオトリを底へ沈めることの重要性を実感した釣行でした。

それと今日はHSさんに石アカの付き具合について教わりました。自分は砂利がギシギシ鳴るくらいの状態ではアカの付き方が少なく、鮎はまだ余り掛からないと思っていました。ところがHSさんは「砂利が薄い茶色になったら、黒い大石は既にアカが腐りかけくらい付いている。周りの砂利が白っぽく見えるくらいがいちばん掛かると思う」と言われました。今日の掛かり具合から実際にそのとおりで、目からウロコがポロり。大切な知恵を教わることが出来てありがたかったです。




日付2009年(平成21年) 7月14日(火曜日)
場所漁協庄川業協同組合(日釣券:1,500円)
河川庄川
ポイントそばの里荘川付近
時間8:30-12:00、12:15-14:00、14:45-18:30 (9.00時間)
水況水位平水
水位情報-
観測局-
水温14.0℃@8:30、15.9℃@12:15、16.1℃@14:45、16.0℃@18:30
にごりなし
アカ付き良好
掛かり場トロ瀬、トロ瀬、段々瀬
適水勢やや遅い、速い、やや遅い
天気晴れのち曇り一時俄雨
釣果匹数33匹
サイズ16-21センチ
総重量2000グラム(推定)
平均18.5センチ
1匹目15分 / 50分 / 10分 (通算 15分)
ペース3.67匹/時間
仕掛け竿Daiwa HX瀬音中硬硬81SK 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
空中糸オーナープロ天上道糸0.3×4本編み ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗渓流釣聖GS 0125 3メートル つまみ糸02 20センチ
エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 ナイロン1.2号
がまかつ がまキツネ7.5号3本錨 フロロカーボン1号
オモリ・背鈎泳がせ背鈎、オモリ0.5-0.8号
オトリ養殖2匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
背鈎にしてもオトリにしてもゆっくり泳がせた。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
ゆっくり引き上げるのによく反応した。
ポイントの見切り(判断した要因)
掛かりが遠退いたとき。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-07-16 (2009-07-14)