今日は日曜日で混雑が予想されます。釣る場所があるかが心配。どこで竿出ししようか迷いましたが、釣り人が少ないだろう津保川へ向かいました。

何ヶ所かを見て回り、釣り人が少ないことで山本橋下流へ入ることにしました。

10時15分のスタートで水温は17.9℃。最初はトロ場の波立ちから始めましたが全然ダメ。画像のザラ瀬を探って掛かったのは15センチ。1波の部分でした。オモリを付けて引いて探っていましたがヒラッとした時に掛かった様なので、泳がせた方が良い感じです。ここではそれっきりでした。

いちばん下もの浅い瀬に移動して、1波から探りますが掛かりません。2波の大き目の石で掛かったのは黄色い鮎で17センチ。「ここはいけるかも。」

メタルの005を使っていますが掛かりを良くする目的もあって、付け糸を替えて目印がどれくらい落ち着くか試してみます。025の付け糸を02に替えると、さすがに003ほどではありませんがかなり落ち着きました。「なるほど。まあまあいけるなぁ。」徐々に左岸側へ探って行くと掛かるペースが上がってきました。正午前から灰色に見える部分では入れ掛かり。飛び飛びではありますが、スーッと引いて来るとビビビ！黄色い鮎が飛び付きます。2波の部分では良く掛かりましたが、1波へ入るとやはりサッパリ。12時半頃には掛かりが止まったので移動しました。

さっきはダメでしたが、ザラ瀬に戻って探るとすぐに黄色い鮎。「掛かるようになったらしい。」横へ泳ぐのに好反応。付近で5匹ほど掛かりました。

下もの瀬は終わって、最初に探ったトロ場の波立ちを試します。すぐには掛かりませんでしたが、細かく探って2匹追加。型はまあまあですが白っぽい鮎です。掛かるのに時間がかかるので、いまイチの手応え。13時半に食事へ上がりました。ここまでで17匹。

美並で竿出ししていたNZさんとKTさんがこちらへ来て合流しました。食事の後は14時のスタート。トロ場ですぐに掛かりましたが続かず、橋上流へ移動します。瀬の部分ですぐに掛かりましたが単発の掛かり。トロ瀬では左岸側が良く掛かる感じで、好調のペースになりかけたと思ったら石に巻かれて痛恨のセットバラシ。仕掛けを補修するついでに003に張り替えました。

003にするとやはり全然違います。目印が落ち着くのもそうですが、瀬で泳がせているとすぐに泳ぎ癖が付くのでオトリの操作も楽です。付近で2匹追加できましたが、瀬ではやはり掛かりませんでした。

セットバラシで切れたオトリは後で回収できました。下もの浅場へ流れ着いていたのを発見。釣りたての元気オトリだったのに柿色のバテバテになっていました。掛かり鮎と引っ張り合いになったまま泳ぐのはやはり相当難儀な様です。

夕方の爆発はどうかと下もの瀬を探りましたが1匹だけ。画像のトロ場を泳がせると反応が良くボツボツの掛かり。底石の色がさめてしまったので17時半に納竿としました。午後は9匹。

本日の釣果は26匹。久々の20オーバー。釣る場所があるかが心配でしたが、入れ掛かりもあってよく釣れました。NZさんとKTさんは2時間ほどの竿出しでしたが、それぞれ3匹2匹の釣果でした。

昨日今日は頼まれた鮎をそろえるべく竿出ししましたが、型も数も揃えようと思うとかなり難しいことを実感しました。数は5、6匹で型も小サイズでいいとのことでしたが、それでも引き受けたとなると責任は重大。スタートはつまずきましたが段取りを考えて釣行できたので、頼まれたことで良い経験が出来ました。

また今日はメタルの005に付け糸02を試してみましたが自分としては、まあまあいける感じでした。003との決定的な違いは、やはり水切り抵抗の差だと思います。003だとオトリを上みへ引いたときには糸が流れを切る感じですが、005だと流れにもまれている感じがします。003だと糸とオトリがほぼ直線で、005だと僅かに糸フケがある感じ。細糸頼りはどうかと思いますが、やはりこの差は埋め難い。ただ自分としては、糸フケがあるということはオモリとの相性が良いと感じているので、ガン玉を使うことでその特性を伸ばせるのではないかと思います。

7月6日追記　師匠と電話で話していて、師匠は「オトリを浮かせると掛かる(良く掛かる川がある)」と話していました。自分にはオトリの速度をコントロールする意識はありますが、泳ぐタナをコントロールする意識は無い。今まではそう言う掛かりパターンを試したことが無いので、今度の探り釣りの時にやってみるようにしたいと思いました。またそのことからすると津保川は、平均して底を這わせる方が良く掛かることに気が付きました。

本日の反省

• (○)竿抜けで良く掛かった。
• (○)003での泳がせは効果的であった。
• (△)005につまみ糸02は、目印がだいぶん落ち着く。
• (×)もっと広く釣り歩けばよかった様に思う。