釣行記 2009年(平成21年) 6月29日

昨日は段々瀬で釣れたので、白鳥か高鷲で試してみようと思って向かいました。


相戸堰堤下流

途中、相戸堰堤下流はいつも混んでいるのに今日は釣り人もまばら。川見をしてみると底石は良い色をしています。見ている間にあっちでもこっちでも竿が曲がります。ここで竿出しすることにしました。

8時45分のスタートで水温は19℃。下もの方の瀬脇に入ります。昨日はオトリをかなり使ってしまったうえに養太君も3日目で無理は出来ません。先行の釣り人の立っている所が良い色なので、移動されるのを待ちながら辺地狙い。目印を預けるようにして待ちますがアタリは無し。先行の釣り人は3連続バラシでお気の毒です。これでは移動されそうにもないので、自分が上流へ移動しました。

まずは瀬肩の辺地を探りますがダメ。対岸の釣り人は瀬肩の三角波でポンポンと掛かっています。それではとオモリをつけて沖を探りに出ると2回底バレ。下もの荒瀬もやってみましたが底バレばかり。他の釣り人もひと通り釣れたら後はだんまりの様子です。オトリがダメになっては困るので場所変えすることにしました。ここではゼロ。


初花橋下流

津保川へ向かう途中に、小那比川に架かる初花橋から川をのぞくと、橋下のトロ場には群れ鮎が結構見えます。下もの瀬で釣れるかもしれないと、竿出しすることにしました。

11時45分のスタートで水温は18℃。瀬尻の流れがやや緩くなった所から始めます。オトリを底へ落ち着かせるようにしていると手応えがありましたが底バレ。オトリが弱いのは厳しい。更に掛かりそうな所を探って行くと目印が流されて掛かりました。慎重に引き抜きGet。掛かったのは13センチくらいで冷水病上がり。オトリが変わって、連発するかと思いきやサッパリ。その後もどこを探っても多少とも掛かる様子がないので場所変えすることにしました。ここでは1匹。


山本橋から下流方向

次は、以前から竿出ししてみたいと思っていた山本橋へ向かいました。最も期待のザラ瀬付近には結構な魚影が見えます。「これなら釣れるだろう。」

13時45分のスタートで水温は20℃。目印を預けるようにして待つことしばし。終われた様子に続いてビビビ!掛かったのは15センチ級。さあこれからと、ゆっくり泳がせるようにして探りますが全然ダメ。石に付いている鮎が少ないらしいです。釣り方を変えて、オトリが止まった所で止め待ちしているとスコーン。黄色い鮎が掛かりました。次も同じ様にして掛かりましたが、ペースを掴む前に底掛かりしてポイントをパーにしてしまいました。仕方がないので、下もの浅い飛び石へ移動。こちらはゆっくり泳がせで1匹掛けの1匹バラシ。


狙ったザラ瀬

ポイントを休ませたので戻って再開。ついでに作って持ってはいたメタルの003を試してみることにしました。

キンクしやすいと聞いていたので慎重に取り付けスタート。オトリを流れに入れると「なるほど」。005に較べると目印の落ち着きが格段に違います。程なく目印が走ってビビビビ!次もオトリが馴染んだ途端にズドドーン!「これはすごい。」その後はキャッチミスで調子を崩してしまい1匹追加できただけ。17時に納竿としました。この付近では7匹。


本日の釣果

本日の釣果は8匹。人気ポイントが空いていたので入りましたが、オトリ変わらずでトホホ。「ちょっとは釣れました」と書いて少しは格好を付けたかったですが、オトリが玉砕する前に撤退しました。「毎日攻められていたらバンバン釣れる訳ないなぁ」と、後から気が付きました。

また今日はメタルの003を試してみましたが、グラスのソリッド穂先を試したとき以来の驚きでした。オトリが泳いでいるときの目印は超滑らかで、大げさな表現かもしれませんが「野鮎が居るのか居ないのかがすぐに分かる」感じでした。水切れ抵抗が少なくなっていることは確かですが、糸が細くなったので水中糸全体の質量が軽くなり滑らかになったような気もしますし、細くなったので糸自体の振動数が高くなって滑らかに見えるようになったのかもしれません。また付け糸を02にしていたからかもしれないので、今度は005で付け糸02を試そうと思いましたが、いずれにしても003は感動ものでした。




日付2009年(平成21年) 6月29日(月曜日)
場所漁協郡上漁業協同組合 / 津保川漁業協同組合
河川長良川 // 小那比川 / 津保川
ポイント相戸堰堤下流 // 初花橋下流 / 山本橋下流
時間8:45-10:30 // 11:45-12:45 / 13:45-17:00 (6.00時間)
水況水位-15センチ // -20センチ / -20センチ
水位情報0.89@9:00 // -- / 0.18@14:00
観測局新美並橋 // -- / 下之保
水温19.0℃@8:45、19.2℃@10:30 // 18.0℃@11:45、18.8℃@12:45 / 20.0℃@13:45、20.0℃@17:00
にごりなし // なし / なし
アカ付き良好 // 良好 / 普通
掛かり場不明 // 岩盤 / 2波
適水勢不明 // やや遅い / やや遅い
天気晴れのち雨
釣果匹数8匹
サイズ13-18センチ
総重量未計測
平均16センチ
1匹目--分 // 25分 / 8分 (通算 130分)
ペース1.33匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
鯉竿 夕やけ雲 硬調21
Daiwa HX瀬音中硬硬81SK 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
空中糸オーナープロ天上道糸0.3×4本編み ダブル&シングル遊動式
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸03 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 015 3メートル つまみ糸03 25センチ
エムステージ003 4メートル つまみ糸02 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン5.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン0.8号 (13センチ固定)
掛け鈎カツイチ V5 7号3本錨 フロロカーボン1.5号
オーナー 一角7号3本錨 ナイロン1.5号
オモリ・背鈎オモリ1-1.5号、ガン玉2B-4B、泳がせ背鈎
オトリ養殖1匹天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
長良ではオモリで沈めた。津保川では背鈎で止めてやや斜め前方引き。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
津保川では前へ引きすぎて、オトリと引っ張り合いになってしまった。
ポイントの見切り(判断した要因)
相戸の堰堤では一応ひと通り探って掛からなかった。小那比川は目ぼしいポイントで掛からなかった。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-06-30