釣行記 2009年(平成21年) 6月20日

今日は土曜日ということもあって釣り人はまあまあ多い感じ。とは言っても各ポイントに2、3人といったところ。何ヶ所かを川見して場所探ししますが、良いポイントがなかなか見つかりません。結局、富之保橋上流の生涯学習センター裏へ入ることにしました。


富之保橋上流生涯学習センター裏

8時45分のスタートで水温は19.1℃。この川も水温の日較差が大きい川の様子。ヤナギをセットしてオトリを送ります。目印をフワフワした感じにしていると、スコーン!程なく掛かりましたが15センチくらいで痩せています。次もすぐに掛かって良い感じですが、やはり同サイズ。「まあ、数が釣れれば良いか」と思いましたが、その後はだんまり。元鈎に掛かってくるので追いは良い様子ですが連発は無し。


少し良型が掛かったザラ瀬

徐々に釣り降って、画像のザラ瀬にオトリを送るとビューン!17センチの黄色い鮎。「ここは良いかも。」しかし次はビリサイズで白い鮎になって、その後はサッパリです。あちこち探って更に2匹追加。どこかに掛かる場所はないかと探しましたが結局見つけられずに11時45分に場所変えとしました。ここでは6匹。


富之保橋上流

オトリ缶の所へ戻ると、この付近は石がやけにきれいです。一帯を歩いて確認すると逃げ鮎も結構居て、さっきのポイントよりは魚影がかなり濃い感じ。竿も畳んでしまって再び伸ばすのも面倒は面倒ですが、少しだけやってみることにしました。


掛かった波立ち付近

12時スタート。横へ泳ぐように背鈎をセット。目印も上にあげてベタ引きです。いちばん手前の黒い筋をゆっくりゆっくり引きあげてくるとビビビ。白い鮎ですが、思ったよりも早く掛かったので良い感じ。ジワジワと辺地へ探って行くとドドーン!今度は17センチの黄色い鮎。「これはいける。」

その後は飛び飛びでしたが付近で4匹追加できました。他は岩盤に石が乗っている状態で底掛かりが激しい。集中力が切れた感じになって12時45分に場所変えとしました。この付近では6匹。


富之保橋下流

次に午後からはここと見当を付けておいた富之保橋下流へ向かいました。

13時45分のスタートで水温は23℃。辺地からそっとオトリを送るとすぐに掛かりましたが目掛り。次も程なく掛かりましたが心臓ズバリでご臨終です。右岸の掘れ込みで掛かるようなので引き上げるようにして探って行くと、それらしいポイントで掛かります。「ここは竿が入っていないらしい。」


入れ掛かった荒瀬

それならばと、いちばん掛かりそうな上流の巻き込みへ向かいました。背鈎ではやり難いですが強引に引っ張って来て、オトリを沈めると一発でズドーン!掛かり鮎も20センチの良型です。次も一発。「よっしや、ここは全くやってなさそう。」

最近得意になったオモリ登場。ハナカンハリスをオモリ用に替えてオトリを送ります。馴染んだ途端にドドドーン。この付近ではいちばん速い流れで一応「荒瀬」ですが、自分も流されてしまうようなことはないので楽勝。結局この付近だけで良型ばかり7匹掛かりました。護岸の際でも釣れるかと思って一部だけをやってみましたが、石が入っていないらしくて掛かりませんでした。他で1匹追加のここでは11匹で場所変えとしました。


新粟野橋下流

最後は昨日の釣り残し狙いで新粟野橋下流のトロ場へ向かいます。河原でバーベキューをやっているグループに挨拶して16時のスタート。昨日はスイスイ泳がせすぎた感じだったので、ゆっくり泳ぐように操作しますがアタリが出ません。「来る前に釣られてしまったのか?」目ぼしい所探って行くとスコーン。目印が走ってやっと掛かりました。後ろでは「釣れた、釣れた」の声がするので小恥ずかしい。

「ヤレヤレ、残っているらしい。」広く探ってなんとか2匹目。昨日もやっているので、バンバンとは掛からない様子です。底掛かりしたので、軽く引いて外れた弾みに次が掛かりましたが切れてセットバラシ。何気に後ろを振り向くと、川遊びでやって来たグループからは「あーあ」といった感じの視線がこちらに。「しゃーないわなぁ」とボソッと独り言。

ひらを打つと掛かるらしいので誘いを時々入れます。軽く前へ引いて走ったときに掛かりました。「なるほど」次も誘いのパターンで掛かりましたが、また切れてセットバラシ。雨も強くなったので今日はこれまでと17時に納竿しました。ここでは3匹掛けの2匹ロストで釣果は1匹。


本日の釣果は24匹。午前中はシビアな釣りでしたがマズマズ数は釣れました。場所変え後に竿抜けに当たって入れ掛かり。これはラッキーでした。ところが最後のポイントではセットバラシ2回でブルーに転落。おまけに車に竿を立てかけて置いたのを忘れて動かし、危うく踏んでしまいかける失態。セットバラシそのものがショックの原因ではなく、仕掛けの改良を思い付かないことによるものです。掛かってダンゴになった時に、フック式自動ハリス止めへつまみ糸が挟み込んで切れるのですが、挟み込みを防ぐ適当な方法を思い付かない。穴明きタイプはハリス切れすることがあるので、ある程度の大きさの鮎には使いたくないし。どなたか良い方法をご存知の方は居られませんか?まあ、このページを書いているときには少し落ち着いたので、つまみ糸を太くすることで対応しようかと思っています。03ならばダンゴになっても注意して取り込めば大体いけることは体験済みですが、今日はそれを忘れていて025を使ってしまったこともある。

また今日は最初のポイントで粘り過ぎました。目ぼしいポイントをひと通り探った時点でそれほどは掛からない手応えを感じていましたが、どういう訳かこだわってしまいました。このへんにセットバラシで落ち込む伏線があったのかも知れない。

途中でデジカメのバッテリーが切れたので、今日は釣果の画像はありません。




日付2009年(平成21年) 6月20日(土曜日)
場所漁協津保川漁業協同組合
河川津保川
ポイント富之保橋上流 / 富之保橋下流 / 新粟野橋下流
時間8:45-11:45、12:00-12:45 / 13:45-15:45 / 16:00-17:00 (6.75時間)
水況水位-20センチ / -20センチ / -20センチ
水位情報0.12@12:00 / 0.14@15:00 / 0.14@17:00
観測局肥田瀬 / 下之保 / 下之保
水温19.1℃@8:45、21.0℃@11:45 / 23.0℃13:45 / 21.0℃@17:00
にごりなし
アカ付き付き過ぎ、普通 / 付き過ぎ / 普通
掛かり場3波、1波 / 荒瀬 / 1波
適水勢やや遅い、やや遅い / 速い / やや遅い
天気晴れのち雨
釣果匹数24匹
サイズ15-20センチ
総重量未計測
平均17センチ
1匹目6分 / 10分 / 3分 / 15分 (通算 6分)
ペース3.55匹/時間
仕掛け竿Daiwa HX瀬音中硬硬81SK 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗渓流釣聖GS 015 3メートル つまみ糸025 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 0125 3メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ 豪快大鮎8号3本錨 フロロカーボン1.2号
カツイチ V5 7号3本錨 フロロカーボン1.5号
オモリ・背鈎泳がせ背鈎、ガン玉3B-4B、0.5-1.5号
オトリ天然2匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
最初のポイントでは背鈎でフワフワした動きを出して、どちらかと言うとオトリ任せで探った方が良く掛かった。最後のポイントでは前へ引く誘いに良く反応した。速い瀬ではオモリが効果的だった。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
平均すると速く泳いだ方が良く掛かった印象。
ポイントの見切り(判断した要因)
掛かりが遠退いたときと、ひと通り釣り回ったあと。最初の場所は長居しすぎた。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-06-21