釣行記 2009年(平成21年) 6月14日

このところ武儀川と相性が良いので、千疋の辺りはどうかと回ってみました。


千疋橋から下流方向

千疋橋から川をのぞくと小型ながら結構群れが居ます。ひょっとするとザラ瀬で掛かるかも知れません。ここで竿出しすることにしました。

8時半の開始で水温は19℃。時間的にまだ早いので、瀬脇や瀬肩のよれを探りますがアタリ無し。肌色に見える石が所々にあるのですが掛かりません。20分ほどで上流へ向かいました。

橋から見ると上流にはいくつもの瀬が見えるので、どこかに入れ掛かりの瀬は無いかと一つひとつ探って行きます。500メートルほど遡って、追われたような怪しげな動きが1回あっただけ。上流の専用区から続くトロ場の開きまで来たので場所探しは終わりとしました。このステージはゼロ。


最初に掛かった三角波

最初のポイントへ戻ると川が少し出来ています。「これならいけるかも。」画像の波立ちをゆっくり引いてくると目印が上みへスッと走って追われた感じです。掛からんかなぁと思って少し待っていると目印がクネクネ。エビになったと思って引き寄せるとかなり重い手応えで掛かっていました。

慎重に取り込みGet。「やっと掛かって真っ黄々。」その後は単発ですが順調に掛かります。11時を過ぎた頃からはペースが良くなり3連発もありましたが、12時を回った頃には掛かりが遠退いてしまいました。掛かり場が移動したと見て深場に狙いを変えましたが2匹掛かっただけ。12時45分に食事に上がりました。ここでは13匹。


長良本流の武儀川合流点

食事の後、本流はどうかと見に行くと丁度掛かったところで九頭竜返しが決まりましたが、白い鮎で型は小さそう。13時半のスタートで水温は21.2℃。先ずは瀬の最初の波立ちを探りましたが反応無し。さっきの瀬で掛かっていたのは二番目の波立ちだったので、同じ様な所へオトリを送ると一発で掛かりましたが13センチの白い鮎。その後はそれらしいポイントを探って、最小記録の7センチを含む2匹を追加しました。このポイントは時期的にまだ早いと見て14時45分に移動しました。ここでは3匹。


最初に掛かった辺地寄りのよれ

また千疋橋下流の瀬へ戻って、夕方の出喰み狙いです。辺地寄りの大き目の石を狙いましたが、掛かったのは50分後。真っ黄々だったので時合い到来と思いましたが続きが出ません。狙い目を瀬の最初の波立ちに変えて泳がせると、かなり時間が経ってビューン!結構良型の様でなかなか抜けずに、水面を切った弾みにハリスが切れてバラシ。次はキャッチミスでバラシの連続バラシ。焦りを感じたので一息入れました。

その後は広く探ってビリサイズを2匹追加。17時半に納竿としました。ここでは3匹。


本日の釣果

本日の釣果は19匹。型は小さかったですが数はまあまあ釣れました。順調に続くので師匠との電話でも「40くらいは釣れるかも」と話しましたが師匠は、ポイントの川相を知っていて「15匹くらいで止まるじゃろ」との予測。実際にはそれくらいで終わったので、「は〜、上手い人は釣れる数の見込みも確かだなぁ」と感心しました。後で気が付きましたが瀬での掛かり場の面積と、次が掛かるまでにオトリを引く距離や引く筋の間隔を考えると、確かにそこまでのキャパシティはありませんでした。1匹掛けるのに3メートルまでは行かないにしても約2.5メートルに1匹で、一筋の間隔が1.5メートルくらい。川の半分左岸側しか掛からなかったので、多く見積もって横に5本で縦に4匹とすると20匹が精々でした。

自分でも掛かる場所の手前と向こう側(川を横切る方向の区切り)の見込みは多少付けられるのですが、掛かり始めと終わり(川の上み下も方向の区切り)についてはあまり意識したことがありませんでした。それでこの釣行記から、瀬の区切りを「1波(いちなみ)、2波、3波、段々」に分けて掛かり場のパターンを模索することにしました。大よその定義は、トロ場が開けると瀬の始まり部分に大きな石がいくつかあって緩い波立ちができますが、これが1波。3波は段々瀬に落ち始める手前のかけ上がり付近で細かくなった波。2波は1波と3波の間の波立ちで地形的には平瀬になっています。段々はその名の通り、瀬の段々状の部分で3波の下流側。

また、午後からも午前中に掛かったポイントを狙いましたが結果からすると、やはり掛かりが遠退いたポイントは見切って場所変えするべきでした。日曜日で他のポイントは混雑するだろうと考えて同じポイントで続行しましたが、上手い具合に竿抜けを見つけられることもあるので基本的に釣り返しはしないで場所変え。




日付2009年(平成21年) 6月14日(日曜日)
場所漁協郡上漁業協同組合
河川武儀川、武儀川、長良川、武儀川
ポイント千疋橋上下流、千疋橋下流、武儀川合流点、千疋橋下流
時間8:30-10:15、10:30-12:45、13:30-14:45、15:00-17:30 (7.75時間)
水況水位-15センチ、-15センチ、-20センチ、-20センチ
水位情報0.24@9:00、0.25@12:00、-0.74@14:00、0.21@17:00
観測局千疋橋、千疋橋、美濃、千疋橋
水温19.0℃@9:00、22.9℃@12:45、21.2℃@13:30、23.0℃@15:00、22.0℃@17:30
にごり少し、なし、なし、なし
アカ付き付き過ぎ、付き過ぎ、普通、付き過ぎ
掛かり場なし、2波、2波、2波
適水勢不明、やや遅い、やや遅い、やや遅い
天気晴れ
釣果匹数19匹
サイズ7-16センチ
総重量未計測
平均14センチ
1匹目--分 / 5分 / 10分 / 50分 (通算 110分)
ペース2.45匹/時間
仕掛け竿Daiwa HX瀬音中硬硬81SK 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 0125 3メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン5.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン0.8号 (13センチ固定)
掛け鈎がまかつ がまキツネ7.5号3本錨 フロロカーボン1号
がまかつ がまキツネ7号3本錨 フロロカーボン0.8号
オモリ・背鈎ガン玉1-2B、泳がせ背鈎
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
引き釣りはオモリでゼロオバセ、泳がせは後へ引っ張る感じで止めた。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
適当であった。
ポイントの見切り(判断した要因)
掛かりが遠退いたこと。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-06-15