釣行記 2009年(平成21年) 6月10日

今日は郡上へ向かいましたが、相戸の堰堤下流は少ない年の解禁日並に竿の放列です。他も釣れたという情報のあるポイントには、釣り人が集中している感じでした。

あゆ吉さんのブログに「吉田川町裏が良かった」とあったので見に行きますと、中川原駐車場の前は確かに良い感じ。ここで竿出しです。


町裏

堤防の上から見たときには辺地も多少は何とかなるくらいの感じに見えましたが、近くで見るとちょっとこれはと言った感じです。良さそうな所を見て回ると、瀬脇の流れに掛かりそうな所があったのでそこから開始です。

9時45分のスタートで水温は16.1℃。オトリを送って落ち着かせるようにしていると、すぐに目印が走って掛かりましたが12センチのビリ鮎です。次も程なくアタリが出ましたが、ギラッと光って水中バラシ。もう少し続けましたがそこまで。トロ場へ移動して泳がせるとすぐに群れに入った気配で目印が行ったり来たり。程なく目印がクリクリッとして掛かりましたが12センチ。それならと、瀬頭の絞込み付近を探って脇で掛かったのはこれまた11センチ。その後は瀬を降りながら探ってみましたが全然ダメ。トロ場では結構跳ねていたのでビリ鮎を釣れば数は出るでしょうけど、そんな気にはなれませんので場所変えとしました。ここでは3匹。


二間手のポイント

師匠のアドバイスで吉田川を遡りながら場所探し。橋毎に川見をすると、いくつか良さそうなポイントがありましたが降り口が分からずに諦め。以前に渓流釣りで入ったことのある二間手の画像のポイントを見に行くと結構良さそうです。ここで竿出しすることにしました。


良く掛かったポイント

13時半の開始で水温は16.1℃。最も良さそうなよれを探ります。オトリもバテ気味なので騙しだまし引いていましたが、移動させようとスッと引き上げたときにドドドン!手応えが重いので腹掛かりかと思いましたが、18センチ級の良い型でした。武儀川の小型とはえらい違いです。オトリが変わったので更に引いて探ろうとしましたが引っ張り合いになってダメ。上へ吊り上げる感じで操作するとゆっくり泳ぐ感じになってグー。程なくグリグリ、ビューンで掛かり、また同じサイズ。「案外と掛かるじゃん。」細かく探って20センチ級を含む3匹追加できましたが、アタリが遠退いたので下もへ移動しました。

その後は段々や淵の開きなど目ぼしい所を探って行きましたが、曇り石が目立つ感じで掛からず。増水すると戻るのが厄介なので、200メートルほどで戻りました。

戻って再び、さっきの所を攻めると2回水中バラシがありましたが掛けることはできませんでした。急に底石が曇ってきた感じがして、16時に納竿としました。ここでは5匹。


本日の釣果

本日の釣果は8匹。吉田川の上流方面は降り口をほとんど知らないために釣る自信がありませんでしたが、まあまあ釣れたことで少し自信が持てました。もうちょっと降り口を探すなり尋ねたりして開拓してみたい気持ちです。

二間手のポイントでは15センチくらいの群れと18センチくらいの群れが行ったり来たりしていましたが、かなりの数が居る感じでした。川見をした時にも橋の上から群れ鮎を頻繁に見ましたので、吉田川はこれからに期待できると思います。

今日は止め泳がせもノーマル仕掛けを使いましたが、オトリは糸の張り具合に敏感に反応する感じでした。背鈎を使うと安定はしますが、細かい操作にも反応は緩慢な感じ。元気オトリならノーマルで、バテオトリなら背鈎でしょうか。背鈎一辺倒だった釣りは見直しです。今日は立て竿の止め泳がせが少しできましたが、苦手な初期の低水温を突破する糸口を掴んだ気がしました。




日付2009年(平成21年) 6月10日(水曜日)
場所漁協郡上漁業協同組合
河川吉田川
ポイント町裏 / 二間手
時間9:45-11:30 / 13:30-16:0 (4.25時間)
水況水位-20センチ
水位情報0.45@10:00 / 0.47@16:00
観測局旭 / 旭
水温16.1℃@9:45 / 16.1℃@13:30
にごりなし
アカ付き普通 / 良好
掛かり場トロ場 / トロ瀬
適水勢遅い / やや遅い
天気曇りのち雨
釣果匹数8匹
サイズ11-20センチ
総重量未計測
平均18センチ
1匹目3分 / 20分 (通算 3分)
ペース1.88匹/時間
仕掛け竿Daiwa HX瀬音中硬硬81SK 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
空中糸オーナープロ天上道糸0.3×4本編み ダブル&シングル遊動式
水中糸エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン5.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン0.8号 (13センチ固定)
掛け鈎がまかつ がまキツネ7号3本錨 フロロカーボン0.8号
 
オモリ・背鈎泳がせ背鈎、ガン玉B-2B
オトリ天然3匹

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
ノーマルで若干、オトリを上へ吊り上げる感じで止めた。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
大体は意図した通りに止まったが、引っ張り合いになってしまったときは難儀した。
ポイントの見切り(判断した要因)
打ち止めの鮎が掛かってしばらくしてから。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-06-11 (2009-06-10)