釣行記 2009年(平成21年) 5月31日

師匠も竿出しとのことで、一度竿出ししてみたかった付知川に出かけました。自宅から下道で2時間半。案外と早く着きましたが、途中の「中津川有料道路(200円)」は知らなんだ。


島田橋上から上流方向

6時半着で島田橋から見ると結構な人出ですが、入る所は未だまだあります。場所探しして入れるほど空きは無いので、島田橋上流へ入ることにしました。


入ったポイント

川へ降りると瀬の波立ちが消える付近が空いていました。上手い具合に手前の辺地は、結構明るいので期待が持てます。

6時45分のスタートで水温は14℃。手前の辺地をユラユラさせていると15分くらいで目印が不穏な動きをしましたがサカバリが切れただけ。辛抱強く待ちますが、その後は反応無し。流心の向こう側のたるみへオトリを誘導してしばらくすると目印が流れて掛かった様子。聞いてみるとエビに見えます。しかしよく見るとダンゴで掛かっています。慎重に、と引き抜こうとしましたがポロり。バレました。その後はしばし沈黙でしたが、8時前にようやく掛かったのは17センチクラスでやや黄色。その頃からは対岸で時々掛かるようになりましたが、掛かっているのは流れの緩い波立ちです。こちらにはそれらしいポイントも無く、サッパリ掛かりません。雨足が強くなってきたので合羽を取りに戻ったついでに対岸へ移動しましたが9時半頃に急速増水。他の釣り人と共に上がりました。ここでは1匹。

師匠の話ではこの川は減水するのも早いので午後からは出来るだろうとのこと。昼を食べたり買い物をしたりして時間を潰しましたが午後になっても減水する気配無し。師匠が他の川を思い付いて状況を確認すると川上川は出来るそうなので向かいました。


坂下中学校前下流

坂下のホームセンター「コメリ」の裏に小さな橋がありますが、そこから入川。師匠は堰堤上流からスタート。自分は更に上流へ向かい、100メートルくらい登ると画像の開けたポイントに到着。ここからスタートすることにしました。


最初に掛かったポイント

こういう時の6メートル竿と思って用意しておいた鯉竿でしたが、天上糸を現物合わせしてなかったので調節に手間取りました。14時45分にやっとのことで再開。ゴミ対策でフロロの015。画像のたるみを流すようにして探るとゴトゴトと掛かりました。17センチ級で黄色い。オトリが変わって黒く見える石付近を探るとビビビ、ダーン!「よっしゃあ!!」同サイズです。程なく次も掛かり、「これは良いポイントかも。」濁りも取れてきて底石も急速にピカピカになり始めました。掛かる雰囲気バンバンです。その後も付近を細かく探りましたが、流心側でも掛からずそれっきりでした。


良い感じだった堰堤上みのたるみ

この川は木組みと堰堤が何段も続く川相。遡りながら良さそうなポイントを探ってみますが、釣られているのか全然です。画像のポイントはかなりいけそうな雰囲気。手前の明るい石では掛かりませんでしたが、流れが通っている黒い筋をゆっくり引き上げるとシュッ、ダダダーン!「ええアタリ。」オトリが変わると正直なもので、それから2匹は入れ掛かりでした。

その後も釣り遡って黒い筋を中心に攻め、17時半に納竿としました。この川では9匹。


本日の釣果

本日の釣果は10匹でした。せっかく出かけたのに降雨で増水。他の川へ回ってなんとか格好がつきました。あの水温で手前のたるみのピカピカ度からすると、付知川の魚影はかなり濃い様子ですが追いは渋かったです。他の釣れている人も掛かったのかを確認するような取り込みでした。付知川は前々から竿出ししてみたかった川ですので、1匹だけでも釣れたので良しとします。なお今日の師匠は付知で16匹と、川上川では12匹の合計28匹でした。型は平均して小さかったとのことです。

今日は大いに反省することがありますが、それは川上川で最初に良く掛かったポイントに時間を費やし過ぎたことです。掛かりからすれば超細かく探る必要は無かったのに、掛かりが遠退いてからも30分くらいはやっていました。やり過ぎ。結果的に上流の掛かるポイントを攻める時間が少なくなってしまったので、移動して他のポイントを攻めることが出来る場合の見切りは一定の基準で見切る必要があるように思いました。

また今日は支流用に準備しておいた6メートルの鯉竿が威力を発揮しました。以前に阿木川へ出掛けたときの経験から短い竿の必要性を感じていました。1シーズンに一度使うかどうかの竿ですので、まともな鮎竿は高くてもったいないですがこの鯉竿は5800円と値段もお手ごろ。穂先は0.8ミリオールソリッドの重さは215グラムで、調子も重さも申し分なしでした。今日の感じだと20センチオトリまでなら楽勝で使える感じ。ただ感度は良いとは言い難く、アタリがビビビッと出るくらいは分かりますが掛け鈎が底石に引っ掛かったくらいの感触はちょっと伝わってこなかったように思います。たまに使うだけの竿なのでこれで充分ですし、回転トップに換えれば感度も上がるでしょう。買ったのは瑞穂市のイトウ釣具店です。他にも何種類か廉価版の鯉竿がありましたが、一番シャンとしたのを選びました。値打ちな買い物をした感じで満足です。




日付2009年(平成21年) 5月31日(日曜日)
場所漁協恵那漁業協同組合(日釣券:2,000円)
河川付知川 / 川上川(かわうえ川)
ポイント島田橋上流 / 坂下中学校前
時間6:45-9:30 / 14:45-17:30 (5.50時間)
水況水位-10センチ→+10センチ / やや高い→やや低い
水位情報2.17@7:00、2.31@11:00
観測局知原
水温14.0℃@6:45 / 16.0℃@14:45
にごりなし→強い / ささ濁り→少し
アカ付き付き過ぎ / 普通
掛かり場早瀬 / 平瀬
適水勢遅い / やや速い
天気曇りのち雨のち晴れ
釣果匹数10匹
サイズ12-17センチ
総重量未計測
平均16センチ
1匹目70分 / 6分 (通算 70分)
ペース1.82匹/時間
仕掛け竿 Daiwa HX瀬音中硬硬81SK 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
鯉竿 夕やけ雲 硬調21
空中糸オーナープロ天上道糸0.3×4本編み ダブル&シングル遊動式
水中糸 エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
将鱗渓流釣聖GS 015 3メートル つまみ糸025 25センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン0.8号 (13センチ固定)
掛け鈎がまかつ がまキツネ7.5号3本錨 フロロカーボン1号
がまかつ がまキツネ7号3本錨 フロロカーボン0.8号
オモリ・背鈎泳がせ背鈎、ガン玉2B-3B
オトリ養殖2匹@500円

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
付知川では上へ吊り上げるようにして止めたが上手く止まらなかった。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
フロロカーボンに替えてからはオトリは上手く止まった。
ポイントの見切り(判断した要因)
付知川では移動するにも移動できなかった。川上川では最初に掛かったポイントで粘り過ぎた。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-06-03 (2009-06-02)