釣行記 2009年(平成21年) 5月24日

今日は矢作川。「遠い」と言う先入観で釣行をためらっていましたが、オトリもあるしと言う勢いで出かけました。自宅を5時半に出て関富加から瑞浪まで高速。後は下道で小渡に到着したのは7時半。飛び付きで入ってトホホにならないように、川まで降りて行って川見をしました。

何ヶ所かを見て回って、有平橋を上流へ1キロくらい遡った右岸側にトイレがある駐車スペース付近に入ることに(後で教わったところによると対岸は、宇内戸地内らしいです)。


宇内戸

9時半の開始で水温は16℃。石裏のたるみを泳がせます。オトリを移動させようと軽く持ち上げたところ、潜ったときに掛かりました。「これで掛かるらしい。」開始10分で14センチ。竿が抜けているのか付近のたるみでポンポンと2匹追加。しかし良かったのはそこまで。その後もたるみや流れの脇を狙って釣り降ってもポツリポツリと掛かるだけ。釣り人が多いので移動して数を伸ばすことは困難です。それに加えて日が差してきたらサーッと全面曇り石。「これはあかん。」たくさん居た釣り人はクラブの例会だったらしくて11時頃に、皆さん上がられました。場所が空いたので底石が明るく見える所を中心に探ってみましたが、びっちり釣られています。なんとか1匹追加できたものの続ける気にはなれません。12時に場所変えとしました。ここでは6匹。

ポイントの名前を釣り人にお尋ねしたところ、その方は拙サイトをご覧になって下さる方でした。その方によると昨日は30匹くらい掛かって型も良かったが、今日はあまり釣れなかったとのことで時を同じくして場所変えされました。お世話になりました。


小渡ヤナ前

ここは午後からのポイントと見当を付けた小渡ヤナ前へ移動しました。朝方川見をしたときには結構釣り人が居ましたが、今は付近にお二人。釣れなかったらしい。14時のスタートで画像の瀬肩からはじめます。オトリが馴染んで軽く引いてくるとすぐに掛かりました。開始3分。チビ鮎ですがかなり黄色い。次もすぐにダダーン、ビビビッ。「調子いい!」これなら数が出るかと思ったのですが、その後はポツリポツリの掛かり。結局は1時間ほどで5匹でした。


良型が掛かったポイント

水深のある所はと見に行くと曇り石が目立ちます。しかし波立ちを透かして良く見ると、所々にピカピカのハミ跡が見られます。これは掛かるかも。

引っ張らないようにゆっくりゆっくり引き上げます。「掛からんのかな?」と思っていると、コン、ダダダーン!「よっしゃあ!!」型も結構良い16センチ級です。次も程なく掛かったのですがそれだけ。付近を細かく探りましたが追加はできませんでした。ここでは2匹。


小渡ヤナ前トロ場

一息ついて時計を見るともう16時。「早いなぁ。」上流のトロ場へ向かうと、流れが通っている所は明るく見えます。フロロで泳がせながら探りましたが全然ダメ。17時に納竿としました。ここではゼロ。


本日の釣果

本日の釣果は13匹でした。宇内戸のポイントではゆっくり泳がせた後2回上へ15センチほど吊り上げる感じで誘うパターンで攻めました。最初の偶然以外には1回だけでしたが、誘って掛かったので効果があったと思います。また、うっかり糸を緩めすぎると鈎が底石に引っ掛かってしまうので、糸の張り具合には終始注意しました。

それと以前に行った巴川もそうでしたが、矢作川の上流も花崗岩の砂に飛び石が多いポイントで、久々に掛ける技術の拙さを実感しました。自分の釣り方では底まで石が詰まっているポイントでないと釣りにならない。巴川をホームグラウンドにしている釣り人は大会の地区予選を勝ち上がる方が目立つように思いますが、ああいう川では石の側面や上部も狙って釣れるような技術を持っていないと数を釣るのは難しいでしょうから、平均して掛ける技術が高いのだと思います。川見にしてもそうでしたが、一見曇り石に見えても底の一部分にしっかりハミ跡があって、上手く止められればダダーンと良型が追って来る。サーッと見て、曇っているからダメでは川見が大雑把過ぎました。もっと細かい掛け技や川見を身に付けたいと、気持ちを新たにした釣行でした。

なお帰りは下道で約90キロ2時間半。益田へ行くのと変わらないので、次からは気楽に出かけられます。




日付2009年(平成21年) 5月24日(日曜日)
場所漁協矢作川漁業協同組合(日釣券:2,000円)
河川矢作川
ポイント宇内戸 / 小戸ヤナ前
時間9:30-12:00 / 14:00-17:00 (5.50時間)
水況水位-20センチ
水位情報0.17@14:00
観測局小渡
水温16.0℃@9:30 / 16.9℃@14:00、17.0℃@17:00
にごりなし
アカ付き付き過ぎ / 付き過ぎ
掛かり場トロ場 / ザラ瀬
適水勢やや遅い / やや速い
天気曇りのち晴れ
釣果匹数13匹
サイズ12-16.5センチ
総重量未計測
平均14.5センチ
1匹目10分 / 3分 (通算 10分)
ペース2.36匹/時間
仕掛け竿 Daiwa HX瀬音中硬硬81SK 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
空中糸オーナープロ天上道糸0.3×4本編み ダブル&シングル遊動式
水中糸 将鱗渓流釣聖GS 0125 3メートル つまみ糸025 25センチ
エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン5.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン0.8号 (13センチ固定)
掛け鈎がまかつ がまキツネ7号3本錨 フロロカーボン0.8号
がまかつ がまキツネ7.5号3本錨 フロロカーボン1号
オモリ・背鈎泳がせ背鈎、ガン玉B-3B
オトリ天然6匹養殖2匹(前日からのキープ)

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
段々のたるみでは軽く吊り上げるようにして誘った。早瀬ではガン玉でオトリを止めた。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
段々では遅すぎたかも。早瀬での速度は適当であった。
ポイントの見切り(判断した要因)
曇り石が目立つようになった。掛かりが遠退いた。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-05-25 (2009-05-24)