釣行記 2009年(平成21年) 5月21日

ボツボツ掛かるようになったようですし減水してきたので、今シーズン初の友釣りへ出かけました。

漁協のオトリ販売所で養太君2匹と日釣券をGet。いつも思うのですが、この時期は掛かる鮎が小さいのでオトリももっと小さいのを入れてくれれば良いのに。


大野橋上流の瀬

先ずは視察に来たときに掛かっていた大野橋上流の瀬肩を右岸から入ります。釣り人は上流にお二人。付近をざっと見て回ると出喰みも多くて、辺地寄りの流れには新しい一発で掛かりそうなハミ跡もみられます。これならいけそう。7時45分のスタートで水温は14.2℃。結構冷たい。「さあ、今シーズンの最初。お願いしますよ。養太君、行ってこい!」オトリを送り出して岸に上がり、止める感じで辺地寄りの流れを泳がせます。今日はちょっと朝が早かったので、最初は時間がかかるかも。30分探っても気配無しですが、初期なので仕方がないかも。しかし、8時半を回って9時前になっても全然です。多少沖目もやってはみましたが怪しげな動きが1回あっただけ。掛かりそうなハミ跡はあるのですが「これはあかんね。」9時半に移動しました。

堰堤下の瀬肩へ向かいましたが、こちらはもっと明るいので良いかも。波立ちを中心に探ってみましたが掛からず、30分で諦め。堤防際に分流があったので行ってみると、チビ鮎が跳ねるし底石も明るい。ひょっとするとと思いましたが、サッパリでした。

時間で掛かるようになったかもと再び瀬肩に戻ってやってみましたが、やはりダメ。ずっとみて回ると、朝よりも石は曇っているし沖へ行くほどハミ跡が少ない。瀬落ちまで見て回ってもこれはと言うポイントがありません。釣り人は10人ほどで掛かっている感じは無し。11時に場所変えすることにしました。ここではゼロ。


良さそうに見えた分流

次は更地堰堤下流の瀬肩。早めの食事を摂ってポイントに向かおうとすると、分流が良い感じ。波立ちが消える辺りではたくさんのチビ鮎がギラギラしてもいます。試しにやってみることにしました。

12時のスタートで水温は15.8℃。本流よりもだいぶん温かい。フロロで泳がせてみると、ナイロンよりも相当目印が落ち着いています。かなり良い感じ。手前、流心、向こう岸、波立ちと結構細かく探ってみましたが気配無し。目ぼしいポイントを上流へ移動しながら探りましたが全然ダメでした。


更地堰堤下流

堰堤下流の流れ込みまで来ました。本流側は全然でしたが、分流の瀬頭で掛かったらしい目印の変化が出ました。引き戻してみるとサカバリが切れていたので底バレだったかもしれません。ひょっとするとと思って瀬落ちまで探ってみましたが全然でした。


最初に釣れた石裏のよれ

堰堤上流へ移動。ポイントを探していると辺地寄りの棚が明るくなっているのが目に入りました。石裏のよれに送ってしばらくすると追われた感じ。「おっ?」と思っていると目印が流れて掛かりました。「よっしゃ、頂きぃ!!」13センチほどでしたが、バッチリ背掛かり。今シーズンの最初の鮎でボウズ回避です。気を良くして筋を探ると直ぐにガタガタ!「やったー!」と思いましたがウグイでした。「ウグイじゃあかんわ」その後も筋を中心に細かめに探ってみましたがそれっきりでした。この付近で1匹。


良く掛かった瀬のたるみ

掛かるポイントは分かりました。もうひとつ左岸側の流れに移動すると石の浮き方が何となく神通川と似ている感じです。それではと、なるべくチャーッと流れている所を中心に探って行きます。画像のたるみで止めるようにしているとグリグリ。目印が流れて掛かりました。11センチ級ですが背掛かり。次も程なくアタリ。口掛かりでしたが17センチの良型です。「これはいける。」付近を細かく探って3匹追加できましたが、案外と続かないものです。掛からなくなったとみて16時半に移動しました。この付近では5匹。


更地堰堤下流の瀬肩

時間的に遅いかもしれませんが、やるだけやってみることにして下流の瀬肩へ向かいました。


掛かった石裏のよれ

底石はまあまあ明るい。石裏のよれを中心に探って行きます。画像のよれを引き上げて来るとビビビ。チビ鮎ですが掛かりました。次も程なくアタリが出ましたが底バレ。ユラユラさせるようにして1匹追加できましたがそれっきりの様子。今日はここまでと17時15分に納竿としました。ここでは2匹。


本日の釣果

本日の釣果は8匹。なかなか掛からずポイント探しに難儀しましたが止め泳がせで一時的には良いペースで掛かり、ブイブイブイでした。これはと思ったポイントには一応探りを入れてみることが大切だと思いました。少しは狙い目が当たった感じで、シーズン初釣行としては上出来です。

今日は昼過ぎまでくらいは管付チラシを使っていましたが、最初に掛かったのは錨に変えてから。管付チラシは鈎がプラプラなので、ジャレた鮎が鈎に触って掛かるような掛りには使えないらしいことに気が付きました。反転する鮎には効果があると思いますが、そうでない鮎には違うタイプのヤナギか、何か他の工夫が必要だと思いました。また目印の微妙な動きと言うか震えが良く分かるようになった気がして、糸の張り具合も細かく調節できるようになった感じです。渓流釣りでの経験がそうさせているのでは?ただ2時間もすると腕がプルプルしてきたので、腕の持久力はこれからの様子。




日付2009年(平成21年) 5月21日(木曜日)
場所漁協根尾川筋漁業協同組合(日釣券:2,000円)
河川根尾川
ポイント大野橋上流 / 更地堰堤上下流
時間7:45-11:00 / 12:00-16:30、16:45-17:15 (8.00時間)
水況水位やや低い→ー10センチ
水位情報-0.30@8:00 / -0.32@14:00、-0.33@17:00
観測局山口 / 山口
水温14.2℃@7:45、15.0℃@11:00 / 15.8℃@12:00、15.0℃@17:00
にごりなし / なし
アカ付き普通 / 普通
掛かり場平瀬、早瀬
適水勢遅い
天気曇り
釣果匹数8匹
サイズ10.5-17センチ
総重量160グラム
平均14センチ
1匹目--分 / 15分 (通算 315分)
ペース1.00匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリ
空中糸ナイロン06 ダブル&シングル遊動式
水中糸 エムステージ005 4メートル つまみ糸025 20センチ
将鱗渓流渓聖GS 0125 3メートル つまみ糸025 25センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン0.8号 (13センチ固定)
掛け鈎がまかつ 新改良トンボ7.5号3本錨 TDラインスピニング1号
2本ヤナギ(元鈎がまかつ 管付き矢島8.5号 先鈎8号 ホンテロン1.2号)
オモリ・背鈎泳がせ背鈎、ガン玉2B
オトリ養殖2匹@400円

本日の反省

オトリの止め方(前へ引く、上方吊り上げ、オモリ、背鈎)
少し糸フケを作ってのゼロオバセが多かった。
オトリの止まり具合(糸の張り具合、速度)
流れが速い所では横へ泳いで行ってしまうこともあったが、概ね良好。
ポイントの見切り(判断した要因)
専ら80点の泳ぎで5分程度探って掛からなかったら見切った。タイミングは適切だったと思う。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2009-05-22