釣行記 2008年(平成20年) 9月21日

夜は師匠に教わったサウナで宿泊。5時半に起きると、窓の外は台風並みの荒れ模様。携帯で雨量レーダーを見ましたが岐阜県中心の画像なので、富山県は北半分が切れています。長良水系は増水傾向でお気の毒の感じ。それでもこの付近の雨は強くはなりそうに無いことだけは推測できました。

6時にチェックアウト予定にしてあったので、待って出発。外へ出ると幸いにも雨も風も止んでいました。


新婦大橋上流

オトリ缶を沈めてあるので、急いで川へ向かいました。幸いにもほとんど増水はしていなくてヤレヤレ。付近にはボツボツと釣り人の車が停車して様子見です。数人は既に竿出し中。増水が懸念されて迷いましたが、せっかく来たのですから竿出しすることにしました。

昼食を買いに寄ったコンビニで尋ねたところ、雨は朝方に降り出しただけとのこと。俄然やる気が出ました。


最初に狙った早瀬

前日はコンスタントに掛かっていたので、昨日の午前中に竿出ししたポイントの対岸側からスタートです。

8時のスタートで水温は18℃。早瀬の瀬脇から探っていきますが、すぐには掛からず。流れのゆるい所かもと、大き目の石裏へオトリを引き込むとゴトゴト。やっと掛かりました。14センチくらいですが、掛かり場は分かりました。その後は瀬肩の流れがゆるい所で数匹追加できました。


次に狙った平瀬の波立ち

すぐ上みのゆるい流れが空いていたのでそちらへ移動。


まあまあ掛かった平瀬

付近では15センチ前後がボツボツの掛かり。上みには釣り人が居て、これ以上探れなくなり他を探しに移動しました。この付近では14匹。

どんどん上流へ遡って行きましたが、これと言ったポイントがありません。荒瀬の脇で1匹追加したのみでサッパリ。三本瀬になっている付近から上流は、粘土を固めたような岩盤地帯で釣り難そう。おまけに網も打っています。目ぼしい所を軽く探って、掛からなかったので場所変えです。11時45分までに15匹。


新成子橋から下流方向

次は師匠が18日に良く釣れた新成子橋下流へ向かいます。師匠お勧めの大岩下流にある瀬は釣り人が多いし、網も打たれているのでパス。


新成子橋から上流方向

橋上流の瀬に入ることにしました。


最初に探った瀬肩

13時15分のスタート。釣り人は10名くらいで、全員が泳がせなので大丈夫。瀬肩の波立ちを探って行くと程なく1匹目。黄色い鮎ですが、濃い黄色なので魚影は薄いかもしれません。その後3匹くらいはポツリポツリの掛かりなので早瀬の方へ探って行きますが、 更に掛かりが遠退いてしまいました。


入れ掛かった早瀬

14時頃にスピーカーからは、「増水するので川から上がるように」とのアナウンス。「大丈夫かなぁ?」と考えつつも、他の釣り人が一向に上がろうとしないので続行。あちこち探っているうちに、画像のポイントで3匹入れ掛かり。ビビビビ、ビューン。「よっしゃ!やっと入れ掛かりポイント発見!!」3匹目にダンゴで掛かって仕掛けがトラブルしました。

10分ほどかかって補修して、さあこれからと思いましたがアタリが出ません。「3匹で終わりかや?」と思っていると、濁りが微妙に強くなってきた感じ。水中には落ち葉も流れて来て増水傾向の感じです。そうこうしているとペットボトルや草の切れ端が流れて来るようになり、急速増水。「これはヤバい。」オトリ缶を昨日のポイントへ沈めてあるので心配です。掛からないし時刻も時刻なので、15時15分に納竿としました。ここでは8匹。オトリ缶は無事回収。


本日の釣果

本日の釣果は23匹。今日は昨日に比べて良型が少なく、平均すると型は小さ目。昨日と今日で77匹でしたが、80匹に僅かに届かず残念でした。二日間を通して、掛かる場所では結構なペースで掛かるので、釣り方は間違っていないことが分かって安心しました。シーズン中に何回かは良く釣れる川へ出かけて釣れる感覚を養うのが、数釣りの上達方法だと思いました。

それと昨夜泊まったサウナは素泊まり1900円で浴衣、タオル、石鹸、歯ブラシ付き。他には個室が3500円、バストイレ付きが4500円でした。サウナの名前は覚えていませんが、場所は国道41号線沿いの富山空港口の交差点から富山市内方向へ1キロメートルくらい走った左側(西側)です。余談ですが駐車場の車のほとんどにはタモとロッドケースでしたので、泊まっている多くの人は鮎釣りの人たちでした。車中で泊まることを考えれば、すこぶる快適です。


増水後の様子

今回、保管用のオトリ缶はもし流されても構わないように、ステンレスの古いのを利用しました。流木を利用して、ロープでがっちり固定してあったので流されはしませんでしたが、もっと水位が高くなっていたら回収困難だったかもしれません。しょっちゅう川で宵越しする訳ではありませんが、固定方法を工夫する必要性を感じました。

また今朝は、自分のサイトから携帯で富山県の防災情報へアクセスしようと試みましたが表示不可。富山県サイトのメインページは携帯端末には対応していなくて携帯用は別URLでした。今のままではいざという時に、自分のサイトが役に立たないことが分かりました。シーズンオフの課題。




日付2008年(平成20年) 9月21日(日曜日)
場所漁協富山漁業協同組合
河川神通川
ポイント新婦大橋上流 / 新成子橋上流
時間8:00-11:00、11:00-11:45 / 13:15-15:15 (5.75時間)
水況水位-15センチ / -15センチ→やや高い
水位情報1.52@9:00、1.52@12:00 / 1.69@15:00、1.72@16:00
観測局(国)大沢野大橋
水温18.0℃(8:00)、18.1℃(11:00) / 18.2℃(13:15)、18.2℃(15:15)
にごりささ濁り、ささ濁り / ささ濁り→強い
アカ付き普通、普通 / 古い
掛かり場早瀬、荒瀬 / 早瀬
適水勢やや遅い、やや遅い / 普通
天気雨のち曇り
釣果匹数23匹
サイズ13-18.5センチ
総重量推定800グラム
平均15センチ
1匹目15分 / 30分 / 3分 (通算 15分)
ペース4.00匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリS-Type
空中糸オーナープロ天上道糸0.3×4本編み ダブル&シングル遊動式
水中糸Mステージ005 4メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ Vキツネ-TR 7.5号3本錨 フロロカーボン1号
カツイチ Vキツネ-TR 7号3本錨 フロロカーボン0.8号
オモリ・背鈎泳がせ背鈎
オトリ天然3匹(前日からのキープ)

本日の反省

ポイントを探るペース
やや時間をかけ過ぎた。
オトリ操作 (糸の張り具合、速度)
少々引っ張りすぎた感じ。
時間配分 (納竿時刻)
増水で早上がり。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2008-09-27 (2008-09-22)