釣行記 2008年(平成20年) 9月14日

今日は根尾川へとも考えましたが、相当な混雑が予想されるので長良中央へ。


千疋西河原トロ場

初めてのポイントですが戸田浦の対岸、千疋西河原を見に行きました。

トロ場は微妙に曇り石で、辺地にある出喰みの跡も少ない感じ。


千疋西河原瀬落ち

瀬落ちの流心から辺地は良い感じです。早速竿出しすることにしました。

8時15分のスタートで水温は21.8℃もあります。この時期にしては意外と高い印象。辺地寄りのピカピカに見える所で掛かりを待ちますが全然ダメ。すぐ上みの釣り人も辺地狙いですが、何回か竿が曲がりました。15分程続けましたが掛かりそうにないので、上流へ移動しました。


掛かった瀬肩のチャラ瀬

上流へ歩いて行くと、瀬肩のチャラ瀬にアカが薄めの部分を見つけました。オトリを送ると、程なく目印がシュッ!口掛かりで16センチほど。大きさはともかく、微妙に寂びています。「中央はもうそんな時期なのか。」

開始20分ですのでまあまあかもと思いながら次を探りますが掛かる気配無し。そうこうしていると瀬頭付近にお二人が入られましたが、掛かっている様子はありません。上流へ目ぼしい所を探って遡りましたが1回追われた感じのみで掛かりは無し。すぐ上みではソジの杭を打っていて金属音が響くので釣れないのかも。場所変えとしました。ここでは1匹。

瀬肩周りには小さいながらも鮎はたくさん居ますが、逃げ惑う鮎は走って逃げるよりも石の下へ潜る感じ。ここでは網を頻繁に打っているらしいです。バンバン釣れそうな良い感じの所ですが惜しいなぁ。


月見ヶ原キャンプ場下流

トロ場からザラ瀬まで一通り揃っているポイントということで、月見ヶ原キャンプ場へ向かいました。ところが、ここの駐車スペースは結構広いのに置く所無し。仕方がないので広っぱの「辺地」へ駐車しました。

釣れない日の場所変えはオトリ缶の重いこと。川に出てみるとこれまたびっくり、人だらけ。上み下もびっしり人が入っています。たぶん堰堤下もの分流は空いているだろうと、上流へ向かいました。


下渡堰堤下流2匹掛かった分流

案の定、分流は誰もやっていませんし鮎もたくさん居ますが、いかんせん。今シーズンは浅過ぎ。しかし本流側は入る余地がありませんので、ここをやってみることにしました。

10時30分のスタートで水温は23℃。ナイロンで対岸へ向かって泳がせますが掛かりません。単純な泳がせで掛からないのは難しい。目ぼしいポイントを狙いながらしばらく続けましたがやはりダメ。それではと、軽く引き気味に探ると目印が変。聞いてみると掛かっていました。開始20分。16センチですが、なんとか掛かりました。筋を同じ様に探りながら遡って1匹追加。止まった状態で、オトリが左右にぶれると掛かるらしいです。しかしそれ以上は掛けられず結局、分流では2匹で移動しました。

今日は2匹しか掛かりませんでしたが分流は鮎がたくさん居るので、次回はボツボツでも掛けられるように練習してみたいです。この状況でも掛けられる様になれば、干川の高水温をブレイクスルーできるかもしれない。


夕方良く掛かったテトラ前

今度はキャンプ場下流へ。12時15分の再開。ザラ瀬の波立ちが始まる辺りを対岸へ向かって探りますがサッパリ。左岸のテトラ前が良いと聞いていたので手前から探ると、かけ上がりで目印がビューン。型はまあまあで18センチですが、婚姻色バッチリでオレンジ色。次も程なく掛かりましたが、その後は16時頃まで全然掛かりませんでした。

あちこち探り歩いて、画像のポイントへ来ると底石はピカピカ。オトリを送るとズッコーン、一発で掛かりました。その後は付近で、本日最大の22センチを含む2匹を追加しました。テトラ前を中心に釣り降り、ビリが1匹掛かりましたが振るわず。17時30分に納竿としました。このポイントでは6匹。

右岸近くを探っていたときには、すぐ上流の釣り人が入れ掛かり。オトリの操作が巧みで、横へスッスッと泳がせる誘いで小型ながらバンバン掛けていました。自分も真似してナイロンで泳がせてはみましたが、単純に泳がせる釣り方では掛かりませんでした。水中糸は金属らしく、目印は水深プラス約20センチ。飛び石で好ポイントではありましたが石裏で馴染ませておいて、上手に流れの筋へ誘導して横への誘いを掛けておられました。その釣り人も根掛かり外しに入った後はサッパリ。15分程続けて掛からないとみたら他のポイントへ移動して、またポンポンと良く釣っていました。他の釣り人はほとんどがトホホでも、釣り方でああも差が出るものかと感心すると共に、自分もああ言う操作が出来るようになりたい。


本日の釣果

本日の釣果は9匹。人が多くて動けないうえに鮎もあまり付いていなくて難儀しました。また、掛かり鮎には婚姻色が出たのが何匹か居ましたが、こんな9月中旬頃に婚姻色が出たのを何匹も掛けた憶えは無いように思います。師匠によると、今シーズンは落ちるのが早いのではとのことでした。

それと今日は少し硬めの中硬にソリッドを付けてテストしましたが、期待していたような調子が大体出ていて上手くいきました。それにしても今日のこの混雑では、これからの土日が思いやられます。




日付2008年(平成20年) 9月14日(日曜日)
場所漁協長良川中央漁業協同組合
河川長良川
ポイント千疋西河原 / 下渡堰堤下流、月見ヶ原キャンプ場下流
時間8:15-9:30 / 10:30-12:00、12:15-17:30 (8.00時間)
水況水位-20センチ / -20センチ
水位情報0.45@9:00 / -0.71@11:00、-0.71@16:00
観測局小俣川樋門(外) / 美濃、美濃
水温21.8℃@8:15、22.2℃(9:30) / 23.0℃10:30、23.2℃(17:30)
にごりなし / なし
アカ付き普通 // 付き過ぎ、普通
掛かり場チャラ瀬 // 平瀬の大石付近
適水勢やや速い // やや速い
天気晴れ
釣果匹数9匹
サイズ15.5-22センチ
総重量490グラム
平均17.5センチ
1匹目20分 / 20分 、25分 (通算 20分)
ペース1.13匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技SP T中硬90SG 自作グラス継ソリッド穂先1ミリ / 0.8ミリ
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技025 3メートル つまみ糸04 30センチ
将鱗あゆ競技0175 3メートル つまみ糸03 30センチ
Mステージ005 4メートル つまみ糸03 30センチ
Mステージ007 4メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ A1ナント7.5号3本錨 ホンテロン1号
カツイチ Vキツネ-TR 7号3本錨 フロロカーボン0.8号
オモリ・背鈎泳がせ背鈎
オトリ養殖2匹@350円)

本日の反省

ポイントを探るペース
全体にはゆっくり過ぎたし、変わる場所が無いと半ば諦めていた。
オトリ操作 (糸の張り具合、速度)
やや緩め気味が多かった。
時間配分 (納竿時刻)
納竿時刻は適当であった。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2008-09-18 (2008-09-16)