釣行記 2008年(平成20年) 9月7日

中央は未だ水位は高目ですが、まあまあの人出。郡上はこんな時期にもかかわらず、釣れない年のシーズン中の日曜並みの人出です。既に減水しているのでトロ場風のポイントをと、名皿部橋へ向かいました。


名皿部橋から上流方向

名皿部橋の上から川をのぞくとアカは濃いですが、魚影もあってまあまあいけそうです。ここで竿出しすることにしました。

全体に石は微妙に曇っています。7時45分のスタートで水温は19.2℃。まずはトロ場からと、橋上流から始めました。程なく掛かるだろうと思いましたが、なかなか掛かりません。目ぼしい所を探りながら降って行くと流れのよれで掛かりましたが、15センチほどで痩せているうえに奇形です。相当攻め込まれている感じ。付近を軽く探りましたが掛からなかったので、少しずつ移動しました。


名皿部橋から下流方向

橋下流の目ぼしい所を探って行きますがアタリすらありません。右岸のザラ瀬へオトリを送るとゴトゴト!掛かりましたが、目印がヒラヒラ。高切れです。水中糸を確認すると石に擦れたらしいです。ビリですが、天然も失ってプラスマイナスゼロになってしまいました。

付近は鮎も走って底石もピカピカ。跳ねも結構あります。続けて探りましたが、バンバン掛かりそうなのに全然掛かりませんでした。10時になってNZさんの提案で場所変えです。第一部の釣果はゼロ。


入れ掛かったザラ瀬

場所変えと言うことで車まで戻ると、近くの釣り人の竿が頻繁に曲がっています。お一人だけではなく付近の4、5人全員です。底石も結構ピカピカ。「これならいけるじゃん。」場所変えはやめて橋上流で続行です。

浅い瀬で掛かっているので似たようなポイントを探します。画像のポイント付近には掛かりそうなハミ跡が点々とあって、鮎も走ります。逆差しで、先ずは右岸を狙いますが掛かりません。左岸に狙いを変えてしばし。口掛かりですが掛かりました。型もまあまあで18センチ。アカも良く喰んでいる様子。オトリが換わって、その後は付近で入れ掛かり。ビビビ、ドドーン。釣り降りながらこの付近で6匹Get。同じ筋でも、下もの流れがゆるい所ではサッパリ掛かりませんでした。瀬肩の浅場で2匹追加して食事に上がりました。第2部は8匹。

画像を見ると分かりますが、手前の方は茶色で岸寄りは青黒くなっています。掛かったのは青黒い部分の浅場。こんな所を上手く見つけられると好釣なんですが。。。


午後最初に掛かったポイント

午後一番は、ナイロンで分流の浅場を狙ってみましたがサッパリ。食事前に掛かった瀬肩に移動して泳がせて行くと、すぐに掛かりました。「これは良さそう。」しかしその後は全然です。オトリが速く泳ぎ過ぎて掛からない感じ。ゆっくり泳がせようとしますが上手くいきません。遂にはじれったくなって、オトリを引っ張ってしまう始末。再びメタルに替えて引き釣り。付近で1匹は追加できました。

その後はあちこち探り歩きましたが、午前に掛かったザラ瀬を釣り返して2匹掛けの1匹バラシのみ。他には、これはというポイントを見つけられず難儀しました。この部は3匹。


夕方ボツボツ掛かった瀬

ゴールデンタイムは瀬脇の大石でしょう。権現神社前は左岸側のかけ上がり付近を探って行くとゴトゴト、ドドーン!掛かりました。ムッチリでまあまあ黄色い鮎。その後もかけ上がりを釣り降り、入れ掛かりはなかったものの7匹Get。18時15分に納竿としました。

ここでは根掛かり外しに入ったおりに、掛かったポイントを確認して歩きました。大体は溝になった底の方にピカピカのハミ跡がありましたが面積はB4くらい。オトリ任せに泳がせたら掛かる前に通過してしまう道理です。止めるようには意識して探って行きましたが、パチッとオトリを止められたらなぁと思います。


本日の釣果

本日の釣果は17匹。最後にオトリ缶からタモへ掛かり鮎を移したときに、結構良いサイズのがぴょんと飛び出して逃げてしまいました。その時までは18匹居ましたが、ロスト1匹で釣果は17匹。稀にやりますが、注意注意。

それと帰って来てから気が付きましたが、自分のオトリ操作はオバセて泳がせるか、鼻を軽く上みへ引く感じで止めるかの二通りがほとんどです。オトリを吊り上げるようにして止めるやり方もあるし、それで上手くいった日も何回かあったので、そういう攻め方も閃くように練習したいです。

また、D社のテスターもやっておられる郡上のSさんに「今日はアカが付き過ぎで昼間がサッパリでしたが、何か良い対策はないですか?」とお尋ねしたところ、「うーん。人が少なければ移動して数を伸ばせますが、今日みたいに釣り人が多くてプレッシャーが高い日には動けないので難しいと思います。高水の日は大体一日釣れ続けますが、減水してくると、朝と夕方は釣れるけど昼間は難しい。もう少しすると今度は朝夕が釣れなくなる。」とのことでした。やはり減水気味の昼間は難しい様です。




日付2008年(平成20年) 9月7日(日曜日)
場所漁協郡上漁業協同組合
河川長良川
ポイント名皿部橋上下流、権現神社付近
時間7:45-10:00、10:15-12:45、13:15-16:00、16:00-18:15 (9.75時間)
水況水位-15センチ
水位情報0.56@9:00、0.56@12:00、0.55@15:00、0.56@17:00
観測局稲成
水温19.2℃(7:45)、20.1℃(10:00)、21.8℃(12:45)、23.3℃(18:15)
にごりなし
アカ付き普通→付き過ぎ
適水勢やや遅い→やや速い
天気晴れ一時曇り
釣果匹数17匹
サイズ16-22.5センチ
総重量1010グラム
平均18センチ
1匹目20分 / 40分 / 15分 / 10分 (通算 20分)
ペース1.74匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリS-Type
Daiwa VS銀影競技SP T中硬90SG 自作カーボンチューブラ穂先0.8ミリ
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸ターボV007 4メートル つまみ糸03 30センチ
将鱗あゆ競技025 3メートル つまみ糸04 30センチ
Mステージ007 4メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (17センチ固定)
掛け鈎がまかつ A1ナント7.5号3本錨 ホンテロン1号
カツイチ Vキツネ-TR 7号3本錨 フロロカーボン0.8号
オモリ・背鈎泳がせ背鈎
オトリ養殖3匹

本日の反省

ポイントを探るペース
かなり遅かった。粘り過ぎ。
オトリ操作 (糸の張り具合、速度)
午前中は適当であったが、午後は引っ張り気味だったように思う。
時間配分 (納竿時刻)
納竿時刻は適当であったがスタートは早過ぎた。9時で良いと思う。
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Yoshio Sogabe in Gifu 2008-09-09 (2008-09-08)