釣行記 2008年(平成20年) 9月2日

カレンダーは9月で、2008年の鮎シーズンも終盤に。郡上漁協の釣果情報では1日にも、西河橋でまあまあ釣れたとのこと。それではと向かいました。


西河橋から下流方向

西河橋付近では、さすがに既に減水していて川は落ち着いた感じ。釣り人もまばらで6、7人。おまけに結構曇り石です。


西河橋から上流方向

しかし3ヶ所ほどピカピカポイントが見られますので、竿出しすることにしました。


最初に攻めた右岸のトロ場

9時15分のスタートで水温は19.8℃。まずは右岸のトロ場から。

オトリを送り出しますが、スイスイとは泳いでいかない感じ。底が白っぽく見える所でモタモタしています。「もう少し先が黒っぽいので、行ってくれんかなぁ」と思っていると、目印がフワフワ。浮いて流れて掛かった様子。15センチくらいですが開始5分ならまあまあか。オトリが換わってもやはりスイスイとは行きません。底流れが強いらしいです。あまり無理をさせずに、下もへ流すように探ります。しばらくして大石付近でゴン。今度は18センチ級です。その後1匹追加しましたが、飛び飛びでしか掛からないので移動しました。


結構ピカピカだった左岸の辺地

次は結構ピカピカだった左岸の辺地です。手前からズッコーンと来ないかと期待しましたがそうはいかず。流れの筋を探りますが気配無し。「それならよれか?」

今度は流れのゆるい所を探ると目印がビューン!型も良い20センチ級です。次もすぐに来ましたが型が良いらしく、手尻が少し長くて抜けません。強引に抜こうとしたら手前にボチャン。バラしてしまいました。痛恨。こういう時はトラブルが続くもの。次は底掛かりを外しに入ってポイントが半分パー。またすぐ、ゴミに仕掛けが絡んでポイントと仕掛けがパー。オトリを回収できたのは幸いでしたがポイントを潰してしまって移動です。


良い感じだった橋上流の辺地

次は橋上流の辺地です。だいぶん手前から探って行きますが気配無し。二日前には他の釣り人が行ったり来たりで、ボツボツ掛けていたのに今日は全然です。

どうも調子が出ません。「ここがもし、全く初めての川だったら?」と考えると、この筋は攻めずにもっと向こうの黒い所から始めるはず。手前はパスして、向こうの黒い所を探ると一発です。「なるほど。」その後ポンポンと2匹追加。ここはこれまでと、少し上流へ移動。トロ場の開きを横切るように探って1匹追加しましたが、他は全然ダメ。12時半頃に雨が強くなったので、退避しがてら食事に上がりました。ここまでで8匹。


和合橋から下流方向

今日の掛かりをみるとどうもトロ場風が良い感じ。和合橋周辺に移動することにしました。

ポイントへ着くと釣り人が休憩中。今日は全然ダメだとか。手前の辺地も流心の向こう側の辺地もやってみたがサッパリだそうです。昨日は20くらい掛かったとのことでしたが、二日連続では???かも。ともかく竿出しすることにしました。

橋下流のトロ場は辺地に良い石が入っています。引っ張らないようにゆっくり探るとズボッ。目印が引き込まれて掛かりました。型は意外に小さくて17センチほど。その後もかけ上がりを中心に攻めて2匹追加しましたが、流れの強い所では掛かりませんでした。


和合橋から上流方向

次は和合橋上流のトロ場。先行の釣り人は波立ちの好ポイントで、ボツボツ竿が曲がっていました。馬の背の部分から始めますが、今日は掛からず。波立ちがある部分へ移動してオトリを送るとすぐにシュッ。手前で掛かりました。ここは未だやっていない様子。次もすぐに掛かりましたが、その後はしばらくだんまり。上流には釣り人がいるので、これ以上登れません。仕方がないので上み飛ばしすると掛かりますが、無理な攻め方です。

そうこうしていると釣り人が移動されました。これ幸いと間のポイントへオトリを送ると一発で掛かりましたが、つまみ糸の上でプッツン。セットバラシです。未だ掛かるだろうと沖も含めて長いこと攻めてしまいましたが、次は来ませんでした。その後は上みの瀬落ちと橋下の波立ちで1匹ずつ。


和合橋下流

どこか良さそうなポイントはないかと探し歩くと、橋下流左岸の分流を発見。チャラ瀬で良さそうな感じでしたが全然掛かりませんでした。このところとしては早上がりの17時に納竿としました。


本日の釣果

本日の釣果は16匹。天気がすぐれなくて水温があまり上がらなかったからでしょうか、魚影はまあまあですが掛かりはいまイチでした。今日はトロ場で、掛かりが遠いのに攻め続けたりして少々失敗しました。その付近だけで2時間くらいは粘ってしまいましたが、時間の浪費でした。まあ精々45分くらいか。

それと今日は、増減水の水位によって野鮎が着きやすいor掛かりやすい流速があるらしいことに気が付きました。前々日の引水の時には速い流れでしたが、今日は流れのたるみと言うかやや遅い流れ。かと言って渇水時に良く掛かる様な更にゆるい流れでは掛かりませんでした。その日に良く掛かる流速が多く分布しているポイントに入れば数が伸びるだろうと思いますが、これは今後の課題です。

また西河橋では、初めての川だったらと考えて調子を取り戻しました。村田満氏の言われた「その時その場の友釣り」は、自分にとって良い言葉です。




日付2008年(平成20年) 9月2日(火曜日)
場所漁協郡上漁業協同組合
河川長良川
ポイント西河橋上下流 / 和合橋上下流
時間9:15-12:30 / 13:15-17:00 (7.00時間)
水況水位-15センチ
水位情報0.63@11:00 / 0.65@15:00
観測局稲成 / 稲成
水温19.8℃(9:15)、19.9℃(12:30) / 20.0℃(13:15)、20.0℃(17:00)
にごりなし
アカ付き普通 / 普通
天気曇り時々雨
釣果匹数16匹
サイズ15.5-20.5センチ
総重量860グラム
平均17.5センチ
1匹目5分 / 5分 (通算 5分)
ペース2.29匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV 自作グラスソリッド継穂先1.0ミリS-Type
空中糸オーナープロ天上道糸0.3×4本編み ダブル&シングル遊動式
水中糸ターボV007 4メートル つまみ糸03 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン1.2号 (15センチ固定)
掛け鈎カツイチ Vキツネ-TR 7.5号3本錨 フロロカーボン1号
カツイチ スーパー競技V9-TR 8号3本錨 フロロカーボン1号
オモリ・背鈎泳がせ背鈎
オトリ養殖2匹(前々日からのキープ)

本日の反省

ポイントを探るペース
トロ場では無駄に長く攻め過ぎた。
オトリ操作 (糸の張り具合、速度)
ゆっくり泳がせるように操作した。
時間配分 (納竿時刻)
釣れないのでこの頃としては早上がり。
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