5時過ぎに釣友からの冷やかし電話で起こされました。再び眠るのは困難。普段よりかなり早くの出発です。

どこも朝早くから混雑の様相。漁協付近は7時前でも満員状態。町裏も下流のトロ場はほぼ満員ですが幸い、お目当ての堰堤下流は空いていました。

7時15分のスタートで水温は16℃ちょっと。こんな朝早くから竿出しすることは滅多にありませんし、水温が低めなのが気になります。良さそうなポイントでも微妙に曇り石状態。

オトリを送り出すと上みへ遡って行きました。流れが速いのでじりじりとしか遡りません。ところがしばらくすると、シャッと目印が走って掛かりました。掛かったのは14センチですが結構黄色い。「これはいけそう。」黒っぽく見える所へオトリを送ると程なく17センチが掛かりました。

その後はしばらくだんまりでしたが、8時過ぎからは掛かりそうな所でオトリを止めておくとダダンと掛かる感じ。入れ掛かりはないもののコンスタントに釣れます。流れの際や大石の周りを中心に、下の瀬肩まで釣り降りました。11時頃にはひと通り釣ってしまった感じだったので、早目の食事に上がりました。第一部は13匹掛けの1匹ロストで12匹。

昼からは下もを探ってみようと、釣り人の間を縫って瀬を探りながら降りましたが全然掛かりません。おまけに冷水病の鮎がちょくちょく流れて来ます。他の釣り人もサッパリ。12時半頃に運良く堰堤付近がガラ空きになったので、そっちへ戻りました。

午前中に一番良かったポイントへ入ります。オトリを止めながら探ると程なく掛かりました。「やっぱり掛かる所では掛かるなぁ。」次も良いペースで掛かったのですがそこまで。その後はサッパリで、釣り人も増えたし下流は釣れそうにありません。大稲でNZさんが竿出し中なので、そちらへ場所変えすることにしました。第2部は2匹。

大稲も釣れているらしくて左岸側はびっしり。荷物を降ろしている間にも竿が曲がっています。NZさんと合流して、様子を尋ねると16匹とか。「流心に入れれば一発」とのことで竿出しです。

15時のスタートで、水温は約20℃。1.5号のオモリでやっと沈むくらいの流れ。オトリの落ち着く所で止めるようにして探りますが、なかなか掛かりません。30分ほどしてやっと掛かったのは15センチ級。おまけに冷水病で尾びれが融けています。これはかなり攻め込まれている感じ。本流筋はパスして分流に移動しました。

分流はアカがかなり濃いですが、所々に明るく見える所が見られます。背鈎を打って、辺地寄りの明るい部分へオトリを送りますが引っ張り合いになって止まりません。これではダメですのでガン玉に替えると上手い具合に止まりました。すぐに目印が走り、Get17センチ。手前は竿が入ってない様子。大体は単発の掛かりですが、画像のポイントでは3連チャンも有ったりしてコンスタントに釣れます。

徐々に釣り上がり、波立が少ない所では白っぽい石がたくさん見えますがアタリがありません。対岸で結構跳ねるので狙ってみましたが、オトリ限界サイズのビリが掛かったのみ。中洲の頭まで探って歩きましたが良くありません。元の所まで戻って1匹追加。18時に納竿としました。ここでは8匹掛けの1匹ロストで7匹。途中合流のNZさんは15〜20センチを18匹でした。

本日の釣果は21匹。正直なところ、掛かりそうなポイントでは掛かる感じで楽勝モードでした。ただ釣り人が多かったこともあって、探れるポイントの面積が限られていたのが残念でした。

また、今日も午前中が好調で午後はいまイチのパターン。夕方のゴールデンタイムに数が伸ばせませんでした。競技会でもそうですが、釣れそうなポイントで掛かりやすい鮎だけを掛けて数を伸ばす釣り方だけではダメだと感じています。数を伸ばすためには自分の釣りに何かが欠けている。そのポイントではそれだけしか掛けられないor掛からないのか？午後がいまイチなのは狙い目が誤っているのか釣り方が合っていないのか？

本日の反省

• (○)明るく見える石で止めるように操作した。
• (○)オモリが効果的であった。
• (○)手尻を長めにしたのが良かった。
• (△)背鈎を取り付けていないハナカンハリスも有った方が都合が良い。
• (×)大型特殊の鈎入れを忘れた。