前日は長良でサッパリでしたので、調子戻しに矢作川へ向かいました。

道路は割と空いていますが、さすがに土曜日。釣り場は結構混んでいます。

瀬肩からスタートしましたが、全体に石が曇っている感じ。波立ち伝いに沖へ探って行きますがアタリ無し。居れば掛かりそうなのですが前日は祭日で、釣られてしまったのか全然ダメです。他の釣り人にもほとんど掛かってませんし、掛かっても単発。川の中央部を諦め辺地へ移動します。しばらくするとのたくさんの鮎の姿が見えてきたので、掛かるまで辛抱するつもりで泳がせましたがダメでした。

少し降り、比較的空いている瀬尻へ移動して探ってみましたがサッパリ。下ものトロ場は、すくみ合いになるくらいの混雑です。付近全体が掛からんモードですので場所変えとしました。ここではゼロ。

以前に、オトリ屋さんで教えてもらった高橋（「たかばし」と濁って発音するそうです）上流へ向かいます。ここもかなりの混雑で20メートルおきぐらいに人が入っていて、間には船から釣る人も居る状況。上流へ歩いて行くと上手い具合にひとり上がられたので、そこへ入りました。

仕掛けを付けながら周りを見ていると、小さいながらもあちこちで竿が曲がっています。しかし自分のオトリは80グラム級。恥ずかしいくらいの大オトリで、ここで掛かるサイズにはミスマッチの感じです。オトリの泳ぎはマズマズですし、他の釣り人の掛かり具合からすると1匹くらいは釣れてもよさそうなのに1時間やってもダメでした。

画像は遅がけに撮影したのでかなり空いていますが、入った時には下流の方までずらっと釣り人が並んでいました。それでもボツボツ釣れていました。

これはもう小さなオトリに変えるしかないと、付近の良く掛けておられる人に分けて頂けないかとお尋ねしました。お代は結構とのことでしたので、お借りすることにして再スタート。水中糸もターボにセットし直します。5分ほどでビビビとアタリ。口掛かりですがヤレヤレ。次も程なく掛かり、なんとか息を吹き返しました。

その後は3歩移動してジワジワと引き上げ、掛かったら付近を細かく攻めるというやり方で釣り降りました。精々2連チャンくらいですが、割りと順調だったのが16時を回った頃からは掛からなくなってしまいました。結局17時15分まで粘って9匹の釣果でした。

今日は5時間近くオトリ替わらず。釣れてる方に天然を貸して頂いてなんとか復活しましたが、大オトリで追われなかったのが原因かもしれないです。平戸橋下流では、辺地に移動すると周りには野鮎がいっぱいで目印もバッチリ。なのに追われる気配は無し。ひょっとすると、これはオトリが大き過ぎて掛からないのかもしれないと感じました。師匠によると「（オトリの）大きさが違うと群れに入れてもらえないからなぁ」とのことでしたが、全く同感です。前日にサッパリだったのも大オトリが原因かも。しかし入ったオトリ屋さんにデカオトリしかない場合でも、買わずによそへ回るというのはためらわれます。

それと今日はオトリを貸して頂いて復活しましたが、助かりました。お名前も伺いませんでしたので、この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。m(__)m

本日の反省

• (○)波立を探って掛かった所では細かく攻めた。
• (△)オトリを借りてなんとか復活できた。
• (△)掛かり鮎の糞には砂粒が含まれていた。
• (×)大きなオトリは不可。