今日は「長良川釣り日記」サイト管理者のＹさんのお誘いで矢作川に出掛けました。

相談のうえ、平戸橋下流に入りました。釣り人は少なく、どこでも竿を出せます。Ｙさんは下もの瀬尻から、私は上みの瀬肩からスタートしました。

少し歩いて観察すると、浅い所は石のツヤが良いのですが掘れ込んだ所は曇っています。波立ちがある付近は平均してツヤが良いので探ってみましたが掛からない様子。上みへ泳がせると、すぐに目印が走って掛かったのは13センチ。次も上み飛ばしをやってみましたが掛からないので、石裏のよれへ送り込むと程なくゴン、ビューン！で18センチでした。「これなら今日は良いかも。」

その後は石裏を中心に探って行きましたが、しばらくアタリ無し。他の釣り人もほとんど竿が立っていません。Ｙさんもこちらに上がって来られましたがサッパリだそうです。「う〜ん、掛かる鮎が居らんのやろうか？」細かく探るのは止めて、めぼしいポイントだけを探って行くとビビビと小型ながら3連発。付近を細かく探るとまあまあの型も掛かるようになり、ダッダーン！目印が走ります。しばらくは順調でしたが良いのは瀬肩だけ。他はたまに掛かるだけでペースダウン。11時を回った頃にはとうとう掛からなくなってしまいました。正午に食事に上がりましたが第一部は15匹。

食事の後は下ものトロ場へ向かいます。送り出してすぐに来たのは13センチでその後はサッパリ。下流の方にＹさんの姿が見えますが、掛かったのをみると小さい様子。やはりトロ場はいまイチかと、瀬肩へ戻りましたがボツボツの掛かり。ダーンとアタリは良いのですが、型はビリが目立ちます。そしてついには掛からんモードになってしまったので、15時頃に下流へ移動しました。

前回好調だった分流はどうかと竿を出してはみましたが、浅くなっているうえに濁りも無いので掛かる気配がありません。本流筋へ戻り、瀬落ちを泳がせて掛かったのは小型。広く探って、ザラ瀬で何匹か追加しましたが型は小さい。風も吹いて釣り辛くなったこともあり、16時45分に納竿としました。第二部は12匹。

本日の釣果は27匹で、まあまあ良く釣れた印象です。型は小さいのですがトロ場の鏡を歩くと野鮎はうじゃうじゃや居ますし、釣っている足元を遡って行くのはしょっちゅう見かけます。なのにどこでも掛かる訳ではありませんでした。どんどん泳がせては掛からないようで、止めて待つか、糸を軽く張って横へ泳ぎだすパターンで良く掛かりました。他の釣り人も瀬では小型ながら良く掛かっていました。

また瀬の浅い所にある底石には、小さな二枚貝がたくさん着いていてオトリを休めると石が釣れたり、鈎やハリスが引っ掛かって難儀しました。最初は虫の巣だと思ったら海に住むイガイのような貝で5ミリくらい。糸で石にへばりついています。水中糸に擦れた形跡はありましたが、切れることが無かったのが幸いです。

今日は型よりも数をと思っていましたが、それにしても小型がかなり目立ちました。上がって来られたYさんは午後から良型混じりの20匹。下ものトロ場では良型が掛かったことを考えると結果的にポイントを早く見切りすぎました。もっと広く探ってみても良かった。

2007年11月4日追記　底石に着いた二枚貝はカワヒバリガイというアジア大陸原産の淡水生の貝だとのこと。海外では大量発生によってさまざまな被害を及ぼすことが報告されているそうです。

本日の反省

• (○)目印を高目にして糸を軽く張って、横へ泳ぐ動きで良く掛かった。
• (○)15センチくらいのオトリの方が良く掛かる。
• (△)型が良い鮎は掛かり所が良くなかった。口や腹が多い。
• (△)型よりも数をと思ったが、小型がかなり目立った。