平成17年釣行記(7月24日)

サンラインカップ鮎2005益田川大会に出場しました。22日に下見をしたのですが、そこは決勝エリアで予選は別の場所。更に20センチくらいは減水していて状況は全く変わり、下見はほとんど役に立たない様子。7時のスタートで11時半まで移動時間込みで4時間半。スタート地点は「これはすごい」レベルのピカピカですが、選手が歩き回ったので掛かるかどうか不安でパスしてしまい、その下流にも狭いながら同程度のポイントを見つけたのですが、他の選手につられて見送ってしまいました。

Bブロックの本命とおぼしき朝霧橋上流の掘れ込みは既にほぼ満席。掘れ込みの開き部分は左岸に回れば入れたので、邪魔にならないように下流から回り込んだのですが、「なければ」レベルでがっかり。他を探す間も惜しいので、ここでやってみることにしました。

途中もちょこちょこ川見をして来たので、竿を出したのは7時半。開始5分でバシャ!と激しいアタリ。「ヤバい、ウグイだ」と思ったら、やはり23センチくらいのウグイ。師匠に「ウグイの付く所は避けなあかんよ」と言われていたので小移動。8時前にグリグリと掛かったのはまたウグイ。また小移動。しかしそこはプールで夕方のポイント。付近に移動する余裕はもうありません。仕方無く、周囲の石をゆっくり撫でてみましたが気配無し。オトリも落ち着かなくなってきたのでターボに張り替えました。

「どこか、空かないかなぁ」と思っていると、一般の釣り人が竿を置いて休んでいます。竿が入っていたら接近できませんが、空いた形になっているので大石裏でユラユラさせること暫し。目印が流れ、やっと掛かりました。9時15分、「ああ、これでヤレヤレ。」ここでもう1匹くらい出そうですが、どうも掛かりません。上みの方が空いたので移動して探りましたが、ここも不発。オトリが変わっているので、先ほどのプールへ戻って探ってみると気配はありますが、掛からない様子。他の選手は浅い所で掛けています。泳がせるならナイロンでと、張り替えて上みへ飛ばすと一発。しかしスレている感じで、どうも打ち止めっぽい感じです。その後何度も上み飛ばしで探ってみたのですが、それっきりでした。「それでは下も手は」と思い、送り込むとグリグリ。すぐに掛かりました。下もに他の釣り人がいるので、やや強引に引き抜こうとしたらプツン。セットバラシです。どこで切れたかを確認すると、つまみ糸がすっぽ抜けていました。10時55分。移動時間を考えると時間はほとんどありません。しかし何とか掛からないかとギリギリまで粘りましたが掛けられませんでした。結局、オトリ込みの3匹で終了しました。トップは25匹(Aブロック)、ボーダーはオトリ込み10匹でしたので、時間2匹で予選勝ち上がりです。平均は推測ですが、オトリ込み6匹くらいではないかと思います。

久々に競技会に参加して、自分の掛からんモードのパターンが良く分かりました。「これは」と思えるポイントではない場合、大雑把な釣りになってしまうことです。「軽く探って掛からなかったら場所変えする。」やり方が身に染みているので我慢して、じっくりポイントを攻めることをしません。それよりは移動。ポイントに自信の無い私は、「どこかが空かないか」と周囲を気にしていました。

また、普段の釣りならウッシッシで絶対竿を差すポイントを2つも見つけながら、見送ってしまいました。リサーチ不足で、他の選手に雷同してしまいました。ダイワ鮎マスターズを観戦して久々に競技会に参加してみたくなっての出場ですが、成績以前に心構えが全然できていませんでした。今回の参加で、競技会には競技会なりの動き方があるのを実感しました。


決勝戦の競技説明

クラブの選手が2名決勝戦へ進出しましたので、応援がてら観戦しました。


決勝戦の状況

決勝戦の様子。決勝戦も予選同様、入ったら身動きが取れないくらいの込み具合でした。

最初バタバタと掛かったら、後はだんまりのポイントもあればポツリポツリと掛かるポイントもありました。良く掛かっている所は2,3匹掛かって止まり、しばらくするとまた掛かるといったパターンの様子でした。


上位5名の選手

上位5名の選手です。クラブのK選手は5位でした。

観戦していて印象的だったのは、上位の選手はオトリをゆっくり自然に泳がせる様に操作していた感じに見えたのと、掛かるポイントは型が揃っていたことです。小さいのが掛かったら、打ち止めの感じが強かった。




日付平成17年7月24日(日曜日)
場所漁協益田川漁業協同組合
河川益田川
ポイント朝霧橋上流
時間7:00-11:30 (4.50時間)
水況水位-15センチ
水温19.0℃(7:30)
にごり無し
アカ付き古い
天気曇りのち晴れ
釣果匹数1匹
サイズ20センチ
総重量未計測
平均20センチ
1匹目135分 (通算 135分)
ペース0.22匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技F中硬95MV パワー穂先
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技025 3メートル つまみ糸04 30センチ
ターボV007 3メートル つまみ糸03 30センチ
将鱗あゆ競技02 3メートル つまみ糸04 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン1号 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ 新改良トンボ7.5号3本錨 TDラインスピニング1号
 
オモリ・背鈎ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖2匹

本日の反省

新しいポイント
競技会でエリア限定
オトリ操作 (ゼロオバセ)
ナイロンは緩ませ過ぎであった。
時間配分 (納竿時刻)
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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2005-07-27