平成15年釣行記(8月30日)

今日はかねてから予定していた九頭竜川への釣行です。私が夜勤明けだったので時間を合わせて頂き、NZさんと岐阜を7時半過ぎに出発しました。10時に福井北インターに『オトリに聞いてくれ』サイトのUさんが迎えに来て下さいました。


高橋砂利(通称)

インターから上流へ約10分。先シーズンにも入った高橋砂利というポイントに向かいます。先シーズンは左岸からの入川でしたが、今回は右岸から。釣り人を数えてみると約100人。人は多いのですが、川が広いこともあって混んでいる感じはしませんでした。


1匹目が掛かった平瀬

Uさんのアドバイスを参考にして中洲が切れる辺りから始めます。流心は波立ちの変化が少ないのですが、荒く見える部分を中心に探っているとゴトゴトとアタリが出ました。やや流されましたが、引き抜きGet。しかしオトリが切れて飛んでしまいました。プラスマイナスゼロ。「増えんなぁ。」仕掛けを補修して再開です。次も程なく掛かったのですが今度はハナカンハリス切れ。毎度のトラブルで手返しの遅いこと。その後2回ほどゴゴゴと鈎立ちした手応えが有ったのと水中バラシで掛からず。数が見込めそうにない感じでしたので、場所変えしました。

やはりハミ跡を探して釣った方が良いだろうと思い、トロ場へ向かいます。深い方へ入って行くと途中から大石が現れ、ハミ跡も有って鮎が走ります。これはいけそうと思い、手前に下がってオトリを出します。かなり深いようですが良い感じの泳ぎ。これで目印が走ればこっちのもんですが、全然アタリ無し。少しずつオトリを下げながら対岸へ向かって探りますが全然ダメ。トロ場が開いて瀬になる付近まで探ってみましたが、掛かりませんでした。


手応えを感じた瀬落ち

なんせ付近にハミ跡は多いので、どこかに掛かるポイントがあるはずです。小さな瀬落ちですが、画像の付近を探ってみると目印が走り、掛かりました。「これはいけそう。」次も程なくアタリが出たのですが、引きの手応えが変。浮いてしまっている感じですので、竿先をぐっと水面に近付けましたが流されます。チラリとデカい鰭が見えてニゴイでした。「またニゴイじゃん」降ると水深がどのくらいあるか分からないので、水平に矯めて耐えましたがプッツン、オトリを持って行かれました。時刻も約束の13時近くになりましたので、食事に上がりました。第1部は3匹掛けのマイナス2で1匹でした。

食事の後は初めに差した瀬から始め、直ぐに掛かったのですが根掛かりでロスト。先の瀬落ちは手応えがある感じでしたので、夕方まで粘るつもりで移動。1時間ほどで4匹掛かったのですがそれまで。筋を探りながら降ってもみましたが追加は無く、17時に納竿としました。第2部は5匹掛けのマイナス1で4匹。本日の釣果は5匹。

Uさんは11匹、NZさんは8匹でした。他の釣り人も少ない人では5匹くらいか、胸まで入って九頭竜返しで流心を狙っていた人はかなりの数を釣っている感じでした。他の釣り人の様子から、意外な所で掛かるといった様子も見受けられますので、移動しながら探ればボウズはまず無いだろうと思います。


本日の釣果

型が良かったので結構楽しめましたが、今日もまた上手く釣りこなせなかったという感想です。NZさんは午前はサッパリでしたが、午後からはあまり動かずに8匹でバラシも3匹。背鈎で攻めていたそうですので、掛かるポイントで粘るのが良かった印象です。しかし平均して、足で稼ぐ釣りの釣り人が多かったです。またオモリでも掛かりましたが、止めると掛かるといった感じではなかったので、背鈎などで泳がせた方が良かった感じです。ポイントは掴みにくいですが上手くやれば数が釣れる可能性があるので、多少なりとも腕を磨いてもう一度くらいは行きたいです。なお今シーズンの九頭竜川中部管区は、コロガシ(ガリ)の解禁が9月16日からに変更されたそうです。不調だったのが最近になってようやく釣れる様になったので、組合の計らいだそうです。

また今日もオモリ付けでトラブルが多発したのですがUさんをはじめ、地元の方らしい釣り人は“プチ九頭竜返し”とも呼ぶべき取り込みが目立ちました。掛かり鮎を思いっきり後ろへ飛ばすのではなく、抜いたらそのまま脇を通過させて1メートルくらい後ろへポチャンと落として取り込むか、後ろへ振って戻って来たのをタモで受けるかのやり方です。数が釣れる時でないと練習する勇気が出ませんが、竿も特別に硬いのをあつらえる必要は無さそうですし、あれならオモリを使っていてもトラブルは少なくなるだろうと思いました。

それと余談ですが、九頭竜川中部漁協の遊漁証の裏側にある注意事項には、“友釣りの仕掛針は逆針から10cm以内で4本までとします。”と書いてありました。それで使ったヤナギ仕掛けの長さを測ったら、全て10センチ以内で収まっていましたが、3段ヤナギにすると10センチを超えてしまいますので使えないことになります。この規則を知らずに長いヤナギでポイポイと釣る人も居られるかもしれませんが、意外なことが書いてあったので載せませした。




日付平成15年8月30日(土曜日)
場所漁協九頭竜川中部漁協(日釣り3,000円)
河川九頭竜川
ポイント高橋砂利
時間10:40-13:00、14:00-17:00 (5.42時間)
水況水位+10センチ
水温19.0℃(10:40)、20.0℃(13:55)、19.9℃(17:00)
にごり無し
アカ付き普通
天気曇り
釣果匹数5匹
サイズ16-20.5センチ
総重量未計測
平均19センチ
1匹目10分、5分 (通算 10分)
ペース0.92匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技T中硬々95MG
空中糸オーナープロ天上道糸0.3×4本編み ダブル&シングル遊動式
水中糸ターボDash01 4メートル つまみ糸04 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン1号 (17センチ固定)
掛け鈎2本ヤナギ(先鈎がまかつ 管付き矢島8.5号 元鈎管付き矢島9号 ホンテロン1.5号)
がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 TDラインスピニング1.2号
オモリ・背鈎オモリ1-(1.5+0.8)号、ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖1匹@500円、天然1匹(Uさんから)

本日の反省

まあまあ以上
見た感じはまあまあ。
釣り返し
午後は午前中に良かったポイントを釣り返した。
探りのペース
釣れるポイントで粘ったが、もう少し広く釣り歩いても良かった。
止めと泳がせ
どちらかと言えば泳がせていた方が掛かった感じ。
思った所で掛かる
大体思った所で掛かったが、全くのトロ場はダメであった。
このページはここで終わり

↑ページの先頭へ

[ 戻る | Index ]

Yoshihiro Sogabe in Gifu 2003-08-31