平成15年釣行記(8月6日)

前日(8月5日)は上流でかなり降ったらしく、竿出しできないくらい濁ったとか。1日竿が入っていないとかなり違うでしょうからチャンス到来と思い出かけました。


相戸堰堤下流

白鳥の越佐大橋下流も、もう一度確認したいのですがあそこはゴミが多くてやり難い。美並が釣れている様なので、相戸の堰堤下流へ向かいました。

車を降りて下もの瀬落ちまで見て歩くと、瀬の真ん中へ行くほど色が悪くてがっかり。下ものトロ場も岸は工事中で砂場になっています。丁度上がって来られた方に声をかけると、「あかんねぇ。バレが多い。」と言うことは、まあまあ掛かると言うこと。それに上みのトロ瀬から瀬の上部辺りは良さそうなので、やってみることにしました。


掛かった瀬の波立ち

堤防の上から見ると手前にも筋があるので、あまり立ち込まないようにして泳がせます。泳ぎは良いのですがアタリ無し。ジワジワ立ち込んで行き、一番奥の筋の向こう側でヒット。型は18センチほどですが先鈎の掛かり。前日の増水で水温が下がったため追いが悪いのでしょうか、いつかの西川橋と似た状況の様です。上みの釣り人の邪魔にならない程度に遡り、筋を探ると単発ですが、2匹追加して1時間。型は良いので良さそうなポイントです。そうこうしていると地元の人らしい方が数人やって来られて、結構良いペースで掛けられます。竿は8.5メートルぐらいですが、自分よりも5メートルは沖へ立ち込んでおられるので太刀打ちできません。自分もやや無理目に立ち込んで、ボツボツと2匹で昼食に上がりました。第一部は5匹。

手前の筋が明るくなって来たのですが、人が立ち込んでいるので後回しにして、食事の後は白波の瀬から始めます。辺地寄りの石裏でユラユラさせていると、目印が走ったのですがサカバリが切れただけ。少しずつ降りながら探っていきます。目印が止まって様子が変なので竿に聞いてみると、サカバリが切れた手応えで重い引き。ニゴイかもしれないので、下もへ降りながら準備を整えますが引き舟をベルトに引っ掛けられません。ヨロヨロしながら手前に寄せて来ると、良型の鮎です。大事を取って寄せで取り込みました。その後、雷雨で30分ほど雨宿りして再開。1匹追加出来ましたが時合いは既に峠を越えた感じ。17時前に納竿としました。第二部は2匹で、本日の釣果は7匹。


本日の釣果

今日はまたヤナギが効果を発揮して7匹中6匹が先鈎への掛かり。元鈎に掛かった1匹もエラ掛りでしたので、追いは良くありませんでした。アタリもダッダーンではなく、ゴソゴソとして流れて行くような感じが多かったです。ただ、アタリらしい手応えがあってもサカバリが切れただけだったのが何度もあり、鈎が浮いていて底バレしたというよりはハリスが硬いために絡みが悪くて捕れなかった線が濃厚に思いました。せっかく先鈎が効いても鈎に乗らないのでは困るので、軟らかいハリスのヤナギも用意する必要性を感じました。

それと今日は地元の人らしい釣り人が良いペースで掛けておられましたが正直なところ、立ち込みで差をつけられました。こちらは腰よりちょっと深いくらいでオットット。あちらは胸近くでもかなり余裕の感じ。自分も瀬頭は探ったのですが、直ぐに小さいのが1匹掛かっただけで続かなかったのでパスしました。ところがあと1メートル沖ぐらいから良く掛かっていたので、立ち込みが足らずに竿が届いていなかったのでした。おまけに竿もかなり硬く、抜く時でも申し訳程度に曲がるだけ。麦藁帽子にタモを載せた釣り人は凄いです。それで上がられるときに件の地元の方にお尋ねしたのですが、掛け鈎はこ〜だの8号3本錨。竿は20センチほど詰められているそうです。ヤナギの先鈎ばかりに掛かったので掛かり具合も尋ねたところ、半分くらいは顔や口だったそうでしたので追いは良くないという結果を裏打ちするものでした。

また地元の方とのお話しの中で、「(竿が弱いと)野鮎がよう追って来ん」と言っておられました。「野鮎が追おうとしても、(竿が弱くて)オトリが動いてしまっては肩透かしを食ったみたいになってよう追わん。底に入ってしっかり止まっていれば掛かる」とのこと。確かに荒瀬ではオトリが止まらないと掛からないので、なるほど太い穂先が有効だと思いました。




日付平成15年8月6日(水曜日)
場所漁協郡上漁協
河川長良川
ポイント相戸堰堤下流
時間11:25-14:25、15:10-15:50、16:25-16:50 (4.08時間)
水況水位+10センチ→やや高い
水温20.3℃(11:25)、21.8℃(14:30)、21.9℃(17:00)
にごり無し
アカ付き普通
天気晴れのち雷雨
釣果匹数7匹
サイズ15.5-24センチ
総重量未計測
平均18.5センチ
1匹目20分 (通算 20分)
ペース1.72匹/時間
仕掛け竿Daiwa VS銀影競技T中硬々95MG
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸ターボV007 3メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン1号 (15センチ固定)
掛け鈎2本ヤナギ(先鈎がまかつ 管付き矢島8.5号 元鈎管付き矢島9号 ホンテロン1.2号)
 
オモリ・背鈎オモリ1-2号、ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖3匹

本日の反省

まあまあ以上
まあまあであった。
釣り返し
手前を探ったが、結果的に釣り返した。
探りのペース
かなりゆっくりであった。
止めと泳がせ
止めていた方が良かった感じ。
思った所で掛かる
思った所で掛かったが続かない。
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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2003-08-08