平成15年釣行記(7月31日)

前日に降雨でまたまた増水です。郡上でなら出来るでしょうと出かけました。


大島橋上流

何ヶ所か見て回り、以前から気になっていた大島橋上流で竿出しすることにしました。

護岸前の掘れ込みを狙います。オトリを出すと、流心に入った途端に流されます。流れが強いからというよりも浮いている様子。引き寄せて確認すると、なんとヒレスカオトリです。1匹は静かにしているのを選んだのですが、弱って動かなかったのを選んでしまいました。


1匹目が掛かったポイント

気を取り直してもう1匹を出します。思ったよりも深くて流れも強いようです。無理をさせないようにジワジワと泳がせます。バッチリ泳いでいますのでスコーンと来て欲しいのですが気配無し。上から見た時にピカピカだった馬の背の大石付近を泳がせてもダメ。諦めてザラ瀬や対岸の辺地も探ってみましたがピリッとも来ません。師匠から電話が入り、「八幡で竿出ししているが釣れないので馬瀬へ行く」とのことでした。

どこかで掛からないかと瀬頭付近を探ります。画像の石裏で目印が走り、「やったー!」ヤレヤレやっと1匹目です。15センチほどで小型。しかし付近ではそれっきり。その後、段々瀬の棚でも1匹掛かったのですがキャッチミスで取り損ねてしまいました。そこで続けば良かったのですが、やはり単発の掛かり。かなり粘りましたが、場所変えとしました。ここでは1匹。

見える範囲で15人ほど釣り人が居ましたが、竿が曲がったのを一度も見かけませんでした。


越佐大橋下流

まあまあの感じですが下見した時にちらほら魚影が見られたのと、ポイントの状況を確認しておきたかったので越佐大橋へ向かいました。

午前中はお二人竿出ししていましたが、入れ替わって違う人がお一人。貸切というよりは、釣れるだろうかといった感じです。


1匹目が掛かったポイント

画像のポイントへそっと誘導。馴染んだかと思うと目印が流れ、掛かりました。早い1匹目ではありますが、口曲がりで出がらしの鮎の感じ。筋を下もへ送りながら探って、次も程なくGet。ヌルヌルですが何となく痩せていて不自然な感じがします。案の定、それほど酷使した訳でもないのにバテてしまいました。その後、下もの早瀬や上みの平瀬も探ってみましたが掛かりませんでした。

すぐにバテた掛かり鮎は、口のところに白いモヤモヤがあって冷水病でした。この時期に冷水病かと驚きました。


良型が出たポイント

右岸に渡り画像のポイントで、風に耐えながら泳がせること暫し。目印が走り、掛かりましたが重い引き。小型のニゴイかと思ったのですが、近くに来ると良型の鮎。大事を取って寄せで取り込むとデカい!23センチくらいの良型でした。

その後、更に風が強くなり波頭にしぶきが舞うほどです。思うように竿操作が出来ないうえにゴミに引っ掛かったり、根掛かりしたりとやり難いこと。風が弱くなるのを期待したのですが叶わず、ついに納竿としました。ここでは3匹の本日は4匹。


本日の釣果

大島橋ではまた粘ってしまいましたが、メインのトロ場がダメで瀬肩の辺地でも掛かりませんでしたので、早めに見切りを付けるべきでした。あちこち探って掛からず、薄々ダメ場所と思っても駄目押しの確認をするまで続けてしまういつもの癖。ある種の“釣れるだろう”ですが、繰り返してしまいます。

今日で一応、今シーズンに竿出ししたいと思っていたポイントにほぼ竿出しすることが出来ました。結果、「荒い瀬で、竿出しするなら八幡より下もだろう」というのが正直な印象です。あちこちで護岸工事が行われており、深みは砂や砂利で埋まって期待薄の感じです。荒い瀬は底石もしっかりしているようなので、まだ期待が持てると思いました。渇水になって砂が落ち着けば状況が変わることも考えられますが、起伏も少なくなっているので1匹か2匹掛けたら移動するような釣り方になるだろうと思います。

8月1日付けの中日スポーツに、八幡から大和町にかけての平均釣果10-20匹と書いてありましたので、半日で4匹ならマシか、、、と気休め。(^。^)


※画像の上4枚は色がおかしいですが、デジカメで光源の設定を間違えて撮影してしまいました(タングステン)。後から補正したのですが、直しきれていません。



日付平成15年7月31日(木曜日)
場所漁協郡上漁協
河川長良川
ポイント大島橋上流 / 越佐大橋下流
時間11:50-14:30 / 15:10-17:45 (5.25時間)
水況水位+10センチ
水温19.0℃(11:50)、21.0℃(14:30) / 20.3℃(17:45)
にごり少し / 無し
アカ付き普通
天気晴れ
釣果匹数4匹
サイズ15.5-23.5センチ
総重量未計測
平均18センチ
1匹目105分 / 5分 (通算 105分)
ペース0.76匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影マキシムF中硬々95MJ
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸スーパーテクミー009 3メートル つまみ糸025 30センチ
ターボV007 3メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン5.5ミリ
ハナカンハリス ナイロン0.8号 (15センチ固定)
掛け鈎2本ヤナギ(先鈎がまかつ 先鈎管付き矢島7.5号 元鈎管付き矢島8号 ホンテロン1.2号)
カツイチ 新改良トンボ8号3本錨 TDラインスピニング1.2号
オモリ・背鈎オモリ0.8-1号、ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖2匹@500円

本日の反省

まあまあ以上
大島橋はいけそうだったがサッパリ。
釣り返し
しなかった。
探りのペース
ペースは良かったと思うが、粘り過ぎた。
止めと泳がせ
風が無いうちはまずまず操作できた。どちらかと言うと、止めていた方が掛かった感じ。
思った所で掛かる
越佐大橋では大体、思った所で掛かった。
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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2003-08-01