出発前に師匠からメールが入り、下万場橋付近が良さそうとのこと。前回、ほんの数百メートル下流で差していたのに上みは見に行かなかったので、少々失敗したなと思いながら向かいました。
ポイントに着くと釣り人はお一人。「どうですか?」と尋ねると、「ダメダメ。小さい」とのジェスチャー。橋の上からや右岸側の道路から見ると橋上流にはかなりの魚影が見られます。橋下の瀬落ちには少々尻込みしてしまいましたが、まずは橋の上みから始めることにしました。
左岸側から入り、徐々に沖へ出て行きます。瀬頭の大石付近で掛かるだろうと思ったのですが期待外れ。どうも様子が違います。オモリを付けてみてもダメ。対岸へ向かって探って行き、岸に近い画像の三角波でようやく掛かりました。
型は14センチほど。次も間もなく来ましたがそこまで。やや時間をおいて更に1匹掛かったのみでした。
師匠からは橋の真下も良さそうと聞いていたのですが、竿が当たってしまうのでパス。瀬落ちへ移動しました。上から見ると凄そうに見えましたが、さほど水深もなさそうですし流心際なら十分に入りそうです。黒い石が見えるのでオモリを付けて沈めたところ、いきなり竿を引っ手繰る強烈なアタリ。下もへ下がって取り込むと18センチあるかないかの良い型です。「これはいけそう」と思ったのですが、水中糸に傷を発見。仕掛けを交換しました。
再開後、すぐに来たのはオトリよりひと回り大きいぐらいの型。その後は付近でビリ3匹と良型1匹を追加。このポイントの大体の様子がわかったのと五町もやってみたかったこともあり、場所変えとしました。ここでは9匹。
今日は五町もガラガラ。にも拘らず、竿出し中の釣り人も帰り支度の釣り人も皆さん橋下流です。橋下からの溝をやってみたかったのですが浚えられている可能性大。気にはなりましたが、お目当てのポイントへと向かいました。
万場では瀬肩はだめだったので、瀬尻の感じのポイントから始めました。手前の瀬脇から泳がせて行きます。こちら側の際で掛かればラッキーと思いましたがアタリ無し。流心を横切り、向こう側の際で目印が走りました。「これは竿が入っていそう。」取り込むと16センチぐらいですが腹はデンデン。流心の手前はパスして向こう側の際を狙います。すぐに掛かれば数は出そうと思ったのですが、次が掛かるまでにはしばらく間がありました。
その後は掛かった筋を中心に探ったのですが、流心際のオトリが入りにくいところでしか掛からない様子で、あっちにひとつ、こっちにひとつといった感じ。石裏のたるみや流心はサッパリでした。17時を回ってあと1匹と思ったのですが、風が強くなって雨が降り出してきたのでやむなく納竿としました。ここでは5匹。
それと今日の五町では、掛かってくるのは15センチぐらいですが腹はデンデンでぬめりも多い。しかし掛かるのは限られたポイント。攻められているのでしたらそれらしい鮎が掛かるのですが、攻められている感じはない。魚影が薄いのか釣り易いポイントだけは釣られてしまったのか、はたまた石が悪いのか。現在の私のレベルでは今ひとつ判断できませんです。
今日は下万場橋の瀬落ちを見た時は尻込みしましたが、全く歯が立たないどころか少しは釣りこなせた流れでした。今までも見た目に尻込みして避けていたポイントはいくつもあったので、好ポイントを見送っていたのは確かだと思います。掛かってのセットバラシを恐れる気持ちがそうさせるのですが、今後は水中糸を1ランク太くするなどの対応で恐れを期待に変えていきたいです。
下万場橋上流を探った時は、三角波での3匹目が結果的には打ち止めの鮎でした。型も小さいし、思ったポイントでは掛かっていないうえに2匹目と3匹目のあいだには間があるという決定的な兆候があったので、見切りに注意していれば気がつけたはずと思います。周りでは鮎がキラキラしているうえに跳ねもあったので、「掛かりそうなのに」という意識にとらわれました。結果的に少々漫然と探っていたのは反省すべき点と思います。
またいつもは時合いの時刻を考慮せずに場所変えすることが多いのですが、前回も今回の1匹目も時合いの時刻に嵌っている様でしたので、今日は場所変えの切り上げ時刻をそれに合わせました。順調だったのは時合いの時刻に合わせたこともひとつの要因だった感じがしています。
何はともあれ今日の釣行は充実していました。人が少ないので場所決めも移動も楽勝。ポイントを教えて頂いたおかげです。数が出そうなポイントの手応えが少し分かった様な気がする今回の釣行でした。
日付 | 平成15年6月19日(木曜日) | |
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場所 | 漁協 | 郡上漁協 |
河川 | 長良川 | |
ポイント | 下万場橋 / 五町の瀬 | |
時間 | 12:40-15:00 / 15:45-17:10 (3.75時間) | |
水況 | 水位 | -10センチ |
水温 | 17.0℃(12:40)、17.5(15:00) / 18.8℃(15:45)、18.1℃(17:25) | |
にごり | 無し | |
アカ付き | 良好 / 古い | |
天気 | 曇りのち雨 | |
釣果 | 匹数 | 14匹 |
サイズ | 13-18.5センチ | |
総重量 | 未計測 | |
平均 | 15センチ | |
1匹目 | 40分 / 5分 (通算 40分) | |
ペース | 3.73匹/時間 | |
仕掛け | 竿 | Daiwa SZ銀影マキシムF中硬々95MJ |
空中糸 | ナイロン08 ダブル&シングル遊動式 | |
水中糸 | ターボV007 3メートル つまみ糸025 30センチ | |
ハナカン周り | 自作泳がせハナカン6ミリ ハナカンハリス ナイロン08号 (15センチ固定) |
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掛け鈎 | がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 ハリス1.2号 | |
がまかつ 新改良トンボ8.5号3本錨 ハリス1.5号 | ||
オモリ・背鈎 | オモリ0.5-0.8号 / ごくらく背鈎15ミリ | |
オトリ | 養殖2匹 |
本日の反省