平成15年釣行記(6月19日)

出発前に師匠からメールが入り、下万場橋付近が良さそうとのこと。前回、ほんの数百メートル下流で差していたのに上みは見に行かなかったので、少々失敗したなと思いながら向かいました。


下万場橋付近

ポイントに着くと釣り人はお一人。「どうですか?」と尋ねると、「ダメダメ。小さい」とのジェスチャー。橋の上からや右岸側の道路から見ると橋上流にはかなりの魚影が見られます。橋下の瀬落ちには少々尻込みしてしまいましたが、まずは橋の上みから始めることにしました。


いくつか掛かった三角波

左岸側から入り、徐々に沖へ出て行きます。瀬頭の大石付近で掛かるだろうと思ったのですが期待外れ。どうも様子が違います。オモリを付けてみてもダメ。対岸へ向かって探って行き、岸に近い画像の三角波でようやく掛かりました。

型は14センチほど。次も間もなく来ましたがそこまで。やや時間をおいて更に1匹掛かったのみでした。


橋下の瀬落ち

師匠からは橋の真下も良さそうと聞いていたのですが、竿が当たってしまうのでパス。瀬落ちへ移動しました。上から見ると凄そうに見えましたが、さほど水深もなさそうですし流心際なら十分に入りそうです。黒い石が見えるのでオモリを付けて沈めたところ、いきなり竿を引っ手繰る強烈なアタリ。下もへ下がって取り込むと18センチあるかないかの良い型です。「これはいけそう」と思ったのですが、水中糸に傷を発見。仕掛けを交換しました。

再開後、すぐに来たのはオトリよりひと回り大きいぐらいの型。その後は付近でビリ3匹と良型1匹を追加。このポイントの大体の様子がわかったのと五町もやってみたかったこともあり、場所変えとしました。ここでは9匹。


五町の瀬

今日は五町もガラガラ。にも拘らず、竿出し中の釣り人も帰り支度の釣り人も皆さん橋下流です。橋下からの溝をやってみたかったのですが浚えられている可能性大。気にはなりましたが、お目当てのポイントへと向かいました。


いくつか掛かった流心際

万場では瀬肩はだめだったので、瀬尻の感じのポイントから始めました。手前の瀬脇から泳がせて行きます。こちら側の際で掛かればラッキーと思いましたがアタリ無し。流心を横切り、向こう側の際で目印が走りました。「これは竿が入っていそう。」取り込むと16センチぐらいですが腹はデンデン。流心の手前はパスして向こう側の際を狙います。すぐに掛かれば数は出そうと思ったのですが、次が掛かるまでにはしばらく間がありました。

その後は掛かった筋を中心に探ったのですが、流心際のオトリが入りにくいところでしか掛からない様子で、あっちにひとつ、こっちにひとつといった感じ。石裏のたるみや流心はサッパリでした。17時を回ってあと1匹と思ったのですが、風が強くなって雨が降り出してきたのでやむなく納竿としました。ここでは5匹。

それと今日の五町では、掛かってくるのは15センチぐらいですが腹はデンデンでぬめりも多い。しかし掛かるのは限られたポイント。攻められているのでしたらそれらしい鮎が掛かるのですが、攻められている感じはない。魚影が薄いのか釣り易いポイントだけは釣られてしまったのか、はたまた石が悪いのか。現在の私のレベルでは今ひとつ判断できませんです。


本日の釣果

今日は下万場橋の瀬落ちを見た時は尻込みしましたが、全く歯が立たないどころか少しは釣りこなせた流れでした。今までも見た目に尻込みして避けていたポイントはいくつもあったので、好ポイントを見送っていたのは確かだと思います。掛かってのセットバラシを恐れる気持ちがそうさせるのですが、今後は水中糸を1ランク太くするなどの対応で恐れを期待に変えていきたいです。

下万場橋上流を探った時は、三角波での3匹目が結果的には打ち止めの鮎でした。型も小さいし、思ったポイントでは掛かっていないうえに2匹目と3匹目のあいだには間があるという決定的な兆候があったので、見切りに注意していれば気がつけたはずと思います。周りでは鮎がキラキラしているうえに跳ねもあったので、「掛かりそうなのに」という意識にとらわれました。結果的に少々漫然と探っていたのは反省すべき点と思います。

またいつもは時合いの時刻を考慮せずに場所変えすることが多いのですが、前回も今回の1匹目も時合いの時刻に嵌っている様でしたので、今日は場所変えの切り上げ時刻をそれに合わせました。順調だったのは時合いの時刻に合わせたこともひとつの要因だった感じがしています。

何はともあれ今日の釣行は充実していました。人が少ないので場所決めも移動も楽勝。ポイントを教えて頂いたおかげです。数が出そうなポイントの手応えが少し分かった様な気がする今回の釣行でした。(^。^)




日付平成15年6月19日(木曜日)
場所漁協郡上漁協
河川長良川
ポイント下万場橋 / 五町の瀬
時間12:40-15:00 / 15:45-17:10 (3.75時間)
水況水位-10センチ
水温17.0℃(12:40)、17.5(15:00) / 18.8℃(15:45)、18.1℃(17:25)
にごり無し
アカ付き良好 / 古い
天気曇りのち雨
釣果匹数14匹
サイズ13-18.5センチ
総重量未計測
平均15センチ
1匹目40分 / 5分 (通算 40分)
ペース3.73匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影マキシムF中硬々95MJ
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸ターボV007 3メートル つまみ糸025 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08号 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ 新改良トンボ8号3本錨 ハリス1.2号
がまかつ 新改良トンボ8.5号3本錨 ハリス1.5号
オモリ・背鈎オモリ0.5-0.8号 / ごくらく背鈎15ミリ
オトリ養殖2匹

本日の反省

まあまあ以上
五町は一応下見をしたが、概ね前回の下見の結果に基づく。
釣り返し
したい気持ちが少しあったが耐えた。
探りのペース
下万場橋では瀬肩を探るときに、うっかりして判断を忘れていた。(やや漫然と探っていた)
止めと泳がせ
五町では大石裏で止めてみたが反応はなかった。
思った所で掛かる
下万場橋下流は大体思ったところで掛かった。上流の瀬肩の鏡は掛からず。五町は最初、思った所では掛からなかったが掛かるポイントは見つけられた。
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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2003-06-20