平成13年釣行記(通年の総括)
| 釣果 | 釣行日数 | 実釣時間 | 日平均実釣時間 | 時間当たり釣果 | 1日当たり釣果 | 1匹目の平均 |
9月 | 36匹 | 6日 | 31.00時間 | 5時間10分 | 1.16匹/時間 | 6.00匹/日 | 46分 |
8月 | 94匹 | 10日 | 65.75時間 | 6時間35分 | 1.43匹/時間 | 9.40匹/日 | 34分 |
7月 | 80匹 | 8日 | 49.40時間 | 6時間11分 | 1.62匹/時間 | 10.00匹/日 | 48分 |
5月6月 | 35匹 | 9日 | 38.75時間 | 4時間18分 | 0.90匹/時間 | 3.89匹/日 | 74分 |
通年 | 245匹 | 33日 | 184.90時間 | 5時間36分 | 1.33匹/時間 | 7.42匹/日 | 50分 |
H11 | 207匹 | 39日 | 180.20時間 | 4時間37分 | 1.15匹/時間 | 5.31匹/日 | |
H12 | 343匹 | 41日 | 208.08時間 | 5時間5分 | 1.65匹/時間 | 8.37匹/日 | |
- 年間釣果245匹、釣行日数33日、日平均釣果7.42匹/日で、正直言って『お粗末』でした。土日の釣行がほとんどという事を鑑みても、これは寂しいことです。特に5月6月はお粗末で、状況が悪かったこともありますが1匹目が74分と、自身の実績ではほとんどトホホのレベル(1匹目を掛けるのに1時間以上かかるポイントでは、釣果は期待できないという事実:平成12年8月度の反省ページを参照)でした。これを書いている平成14年7月20日の目で見ると、5月6月は平均して”釣りやすい”場所に入っており、浅場を中心に狙っていた感じがします。またポイント移動や場所変えも、今の目から見ると遅い。これでは数は伸びないでしょう。どこで間違えたのか、基になる数の集計が違っていては正確な反省は出来ませんでした。集計し直してガックリよりビックリ。やはり釣れなかったなァという感じです。まあ、救いといえば平成11年よりは少しは良かったことですか。
年間釣果272匹、釣行日数32日、日平均釣果8.50匹/日であった。総釣果は先シーズンに較べるとかなり少なかったが釣行日数が少なかった為で、日平均釣果はほぼ同じ(先シーズンは8.37匹/日、これぐらいの差は誤差範囲)。釣れなかったなァと思ったのですが、土日の釣行が殆どという事を加味すれば意外な感じです。時間当たりの釣果は、実釣時間の集計をしていないので断定はできませんが、多少は良くなったでしょう。
- 今シーズンの全般の印象は、渇水と砂利の年でした。川を洗ってしまうような増水はほとんど無く、8月には川が真っ黒で釣れそうなポイントを探すのが大変でした。例年は稚鮎の放流後に出水して鮎が流されてしまったのではないかといった懸念が起きることが多かったのですが、今シーズンは放流後に大きな増水もなく、稚鮎はうまく定着して数は伸びるだろうと思われたのですが豈はからんやそうはいきませんでした。特に郡上の解禁日は強烈で、あまりのハミ跡の無さに中央に戻ったぐらいでした。スポーツ新聞でも15匹ぐらいで載ることもよくあり、30の釣果記事では多いなあといった印象を持ちました。その代わり8月下旬からは型が良くなり、自分では例年ですと23センチを越えるサイズは数匹しか捕れないのですが今シーズンはいくつも掛かり、珍しいといった感じはしませんでしたので型は良かったのではと思います。
- もうひとつの砂利のほうですが、こちらのほうが釣果に大きく影響していると感じられ、長良川水系全般(本流、吉田川、板取川、武儀川、津保川)が砂利で埋まってしまっているように思われました。砂利といっても豆粒のような細かいものではなく、ゴルフボールよりもひとまわり小さいちょうど鶉の卵ぐらいの大きさの砂利です。そのため川全体の起伏が少なくなって瀬が平坦になり、増水後一通り釣ってしまうとあとはサッパリ。良いトロ場を控えたポイントではいつもそこそこ釣れるが、そうでない所はほとんど釣れないといった感じでした。先々シーズン(平成11年)の砂のときは砂を避ければよかったのですが、今シーズンは釣れる場所を探す必要がありました。先シーズンは河川改修で危険なぐらいのでこぼこのお陰で良く釣れたのと、川を埋める粒子の粒(石の大きさ)が大きくなってきているので来シーズンは、トロ場で数釣りの年になるのではと期待します。
- 1匹目を掛けるのはかなり早くなった。そのため精神的にも余裕ができ、結果としてボウズの釣行が減り、1日あたりの平均釣果が安定した。
- 今シーズンは、そのポイントが実際に釣れるのか釣れないのかの手応えが感じられるようになった。ハミ跡や石のつや、鮎が走るかどうかでも見込みがつけられるようになった。
- オトリを止めて掛かる日と泳がせて掛かる日があることを実感した。どちらかと言えば増水時には止め、渇水時には泳がせ(走らせ)が効果的な感じではあったが、超渇水になると今度は止めになるみたいで、浅いポイントで元気なオトリを止めておくというかなり難しそうな技術が必要と思う。
- スライド背鈎は使わなかった。作るのに手間が掛かるうえに、この背鈎でオトリを止めるのは困難なためであった。来シーズンは操作の効く、昔ながらの2点式の背鈎を多用してみたいと思います。
- 仕事の関係上、休みの都合で土日の釣行がほとんどであった。混雑していてもそこそこの釣果は出せたので良かったと思いますが、帰りの渋滞には参った。
- 目印の震えに注意することを忘れがちであった。オトリが弱って調子が出ないときにハッと目印の震えに気が付いて、目印を落ち着かせる(オトリを落ち着かせる)様に操作した時には調子が戻って良い結果につながったが、気が焦って掛けることばかり考え、目印の震えに気が回らなかった日は結果的に冴えない釣果に終わった。始終注意して習慣化する必要がある。
- 今シーズンは単独での釣行が多かった。自分が充実した釣行をしようと思うとどうしても自分が得意とするポイントを選ぶうえ、特に今シーズンは釣れるポイントが偏在していたので、他の人との折り合いをつけてお互いが不完全になるリスクを避けたために結果的にそうなりました。技術的に余裕ができれば解消されると思います。
- 最後にお世話になった皆さん、ホームページをご覧下さった方々、特にメールで情報をお寄せ下さった方々に篤くお礼申し上げます。ありがとうございました。m(__)m