平成13年釣行記(8月5日)

予選のエリア付近

今日はお世話になっている岐阜MATの例会で、益田川へ向かいます。受付を済ませ、会場エリアに移動。7時からのスタートでした。秋風がやや強く吹いているので8メートル竿にしようかと迷ったのですが9メートルを選択。鮎も型揃いだということで、ナイロンの02でスタートしました。

ゴロタ石の段々で、少々釣り辛い川相。しかし歩くといたる所で鮎が走り、魚影はかなり濃い感じです。攻め難そうな流れですが、すぐに掛かりそうな所を選んでオトリを送ります。養太君が馴染んで流れを横切って行くのですがどうもいない様子。オトリを持ち上げて下もへ流し気味にしました。段々の頭のところでギラギラッとして目印が走り、掛かった様です。「ウッシッシ。これは早い。この調子なら予選は楽か?」引き抜こうとするのですがオトリが水面に出ません。大事をとって寄せで取り込むと23センチぐらいの特大で、おまけに目掛りです。「デカイ!」つまみ糸が石で擦れてキズが付いていたので補修後、この掛かり鮎を送り出したのですが底に貼り付いて動きが良くないうえに、吊り上げるとダーッと走ってしまい上手く操れません。このサイズのオトリに掛かり鮎では、02だと細過ぎるうえに竿が負けています。それに風がやや強くなってきて竿操作もやりにくくなってきましたので8メートルに換えたいところですが、大会でもあるのでルールに抵触してはと控えました。

この大オトリでは埒があかないと後続の養太君に交換し、段々の頭でユラユラさせること暫し。目印がドシュッと走って、やっと来たと思ったら風にヒラヒラ高切れです。「冴えんなぁ。」と、もっと太い水中糸に交換しようと仕掛け巻きを見てみると一番太い仕掛けは025。仕方が無いのですが025に交換し、養太君を出しました。

養太君は潜ることは潜るのですが全然目印が落ち着かず、流れに揉まれている感じです。変だと思って、引き寄せて確かめるとひれはスカスカ。どうも餌切りして日にちが経ったオトリを選んでしまった様でした。これでは掛かりは見込めないと大オトリに換え、何とか1匹掛かったもののダンゴで寄せている間にポロリ。その後は上手くいかず、探りながら降ったのですが半ば諦めムードで時間終了となりました。なお予選通過は、私のブロックではオトリ込み7匹でした。

正直言って益田川をなめていました。竹田さんからの事前情報で20センチ以上か15〜6センチの2つに分かれ、24センチぐらいのも良く掛かると聞いていたのですが、平均は20センチぐらいだろうとたかをくくって仕掛けの準備を怠った結果です。またF中硬々では弱過ぎました。


決勝戦の様子

決勝戦は近くまで行って観戦させて頂いたのですが、ほとんどの方が手尻30センチぐらいだったのと、多くの方ががまかつのCu(キュー)を使っておられたのが印象的でした(掛け鈎はヒーローインタビューでの話し)。また石の色の薄い所(白っぽく見える所)へオトリが泳いで行くとシャッと掛かるので、渇水でアカが付き過ぎのときはやはり色が薄い石が狙い目だと思いました。


優勝された倉科さん

決勝戦の成績は、2時間オトリ込み15匹で倉科光明さんが優勝。準優勝は10匹で益田川情報を送ってくださっている竹田光男さん。3位は7匹で熊崎孝明さんでした。おめでとうございます。優勝された倉科さんはがまかつのテスターをしておられ、遠くの方で釣っておられたのですが観戦している間『また掛かった』的状態で、コンスタントに掛けておられました。入られたのはトロ場の大石があるポイントだった様です。




日付平成13年8月5日(日曜日)
場所漁協益田川漁協 (日釣り2,000円)
河川益田川
ポイント佐藤建設前付近
時間7:00-10:00 (3.0時間)
水況水位−10センチ
水温20.9℃(7:10)
にごり無し
アカ付きアカ腐れ気味
天気晴れ
釣果匹数0匹(掛けたのは1匹)
サイズ23センチ(おおよそ)
総重量120グラム(推定)
平均23センチ
1匹目5分
ペース0.00匹/時間
仕掛け竿Daiwa SZ銀影センサーF中硬々95MV
空中糸ナイロン08 ダブル&シングル遊動式
水中糸将鱗あゆ競技02 3メートル つまみ糸04 30センチ
ハナカン周り自作泳がせハナカン6ミリ
ハナカンハリス ナイロン08 (15センチ固定)
掛け鈎がまかつ がまキツネ7.5号3本錨 ハリス1号
 
オモリ・背鈎ごくらく背鈎18ミリ
オトリ養殖2匹

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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2001-08-16 (2001-08-21)