今日も午後からの出撃です。武儀川の高野専用区はほぼ満員御礼でしたが全体に石の色は良さそうですし、ボツボツ掛かっていたのでここで竿出しすることにしました。

運が良いことに、ちょうど流れ込みの良く掛かるポイントが空いていたのでそこへ入りました。準備をしている間にも対岸の方はいくつか掛けておられます。後で一発勝負をする必要があるかもしれないと思い、温存してまずは養太君を出撃させました。焦る気持ちを抑えて養太君を送り出しますがうまく沖へ行ってくれません。手前にたるみがあるのでモタモタしています。しばらくするとじれったくなって、強引に引っ張って流れに乗せました。流れに引き込んだのはいいのですが今度は目印が落ち着かず、掛かる気配がありません。６０点位の泳ぎをキープしているつもりですが時間だけが過ぎていきます。これではいけないと、流し気味にテトラのたるみに引き込みました。

オトリが落ち着いて間もなく目印がシャーッと走り待望の１匹目です。開始３０分でやや遅目ですが、型はこの時期としては良い方でした。オトリを野鮎に交換すると、流れをズンズン遡っていきます。目印が止まってまた動き出した途端にチューッ、入れ掛かり！しかし連チャンはそこまでで後はサッパリ。１５時に遅い食事に上がりました。

食事の後も同じ所を釣り返したのですが、対岸の方にはボツボツ掛かるのにこちらは全然。見切りを付けて少し上みに遡って、しばらく手付かずのポイントに送り込むと一発！ところが水中糸を弛ませ過ぎていたのかダンゴです。これはヤバイと下りながら寄せたのですがプッツン、セットバラシの憂き目でした。今日の一番の良型でしたのでショックでした。

最後に下ものトロ瀬はどうかとやってみました。出してすぐにオトリが上みに遡ると一発です。養殖放流でハナカン付きでしたが型は２０センチと良型でした。これは入れ掛かりかと期待したのですが後が続かず。１７時を回って納竿としました。

満員御礼でしたが掛かっているポイントではボツボツ掛かっていました。深みのある所の周りが良かったです。専用区の下流部はもうひとつだったようです。

対岸の釣り人は、鮎が掛かって竿が真っ直ぐに伸びても切れないぐらいの水中糸にも拘わらず、ボツボツ掛かっていました。結構な数を上げておられたと思います。私はと言えば、まあ何とか郡上の解禁に備えてオトリの確保ができました。(^^;)