川見の技術を向上する目的と以後の釣行の参考にするため、実際に竿出しした結果を各ポイント毎にまとめています。評価項目や値の説明および定義はこのページの下の方に記載してありますので参考にして下さい。
匹数
(掛かり鮎の数) - (ロスト匹数) + (回収匹数)
回収引数:仕掛が付いた鮎で仕掛が引っ掛かって釣れた場合。体に掛け鈎が掛かっていたら掛かり鮎として数える
1匹目
1匹目を掛けるのに要した時間で単位は分
ペース
1時間当たりにすると何匹掛かったか。いわゆる時速
期待値(=入れ掛かり期待値)
掛かった付近で打ち止めの鮎(※説明1)になるまでの見込みの数。期待値3なら、1匹掛かればその付近であと2匹ぐらいは入れ掛かるだろうということ。期待値1.5は単発か良ければ2連チャンぐらいの掛かり
手応え
竿出しした結果に基づく手応え / 未評価(時間が短かったとかで判断つかずなど)(-1)、ダメ場所orなし(1)、少しor難しい(2)、まあまあorなんとかなる(3)、良いor割と簡単(4)、バッチリor簡単(5)
下見
下見での評価 / 期待薄い(1)、なければ(2)、まあまあ(3)、いけそう(4)、すごい(5)
アカ
竿出し時に近くで見ての観察 / 不明(濁りなどで評価できず)(-1)、白川or残りアカ(1)、はじめ(=新アカ付き始め)(2)、新アカor良好(3)、濃い(4)、付き過ぎ(5)、腐り気味(6)、アカ腐れ(7)
掛かり場
良く掛かったポイント / なし、トロ場、トロ瀬、平瀬、早瀬、ザラ瀬、チャラ瀬、飛び石、ゴロタ石、岩盤、荒瀬、1波、2波、3波、段々(※説明2)
適水勢
良く掛かった流速 / 掛からなかったなどで評価できず(-1)、遅い(1)、やや遅い(2)、普通(3)、やや速い(4)、速い(5)
きれい度
川を見ての印象、川の出来具合 / -1(濁り等で評価できず)、1(汚い、泥被り)〜5(きれい、ピカピカ)
魚影
逃げ鮎など / 濁りなどで評価できず(-1)、なしorまれ(1)、ちらほら(2)、まあまあ(3)、多い(4)、うじゃうじゃ(5)
段階や表現は説明無しに加除、変更するかもしれません。
(※説明1) 打ち止めの鮎とは→例えば5匹が良いペースで掛かったとすると、最初の4匹までは大体同じペースで掛かり、5匹目はやや間をおいて口掛かりや白い鮎、背掛かりでも型が極端に異なる(小さい場合が多いが、かなりデカい場合もある)鮎が掛かることがしばしばあります。個人的な用語ですが、これを『打ち止めの鮎』と称してポイントの見切りの目安にしています。この現象は型や掛かり所よりも、次が掛かるまでが時間的に長く要したことを重要な要因と見ています。逆に特別な例として、送り出したと思ったらすぐ手前で掛かるパターンもありますが、これも打ち止めの鮎のひとつと考えています。
(※説明2) 掛かり場の「1波(いちなみ)、2波、3波、段々」とは→トロ場が開けると瀬の始まり部分に大きな石がいくつかあって緩い波立ちができますが、これが1波。3波は段々瀬に落ち始める手前のかけ上がり付近で細かくなった波。2波は1波と3波の間の波立ちで地形的には平瀬になっています。段々はその名の通り、瀬の段々状の部分で3波の下流側。掛かり場を特定するための個人的な呼び方です。