第27回 【鮎】引き釣り


コラムは何年かぶりの更新です。

以前は専らナイロン糸で、糸フケを使った泳がせ釣りしかやらなかったor出来なかった感じです。ところが先シーズン(2006年)の終わり頃に安曇川へ釣行した際にオトリを引いて釣ることを知りました。その時は引いて釣るという事を特に意識して釣り始めたわけではなく、泳いでオトリが動いて行ってしまってはなかなか掛からないので、オトリを動かさない目的で操作しているうちに「これが引き釣りかも」と気が付いたのです。

そのことで自分にとって何が一番良かったかと言うと、かなり弱ったオトリでも何とかなる(何とか掛けることが出来る)という自信が持てたことです。自分のやっていた泳がせ釣りは、竿は立て竿にしてオトリを上みもしくは沖へ泳がせることが中心でした。時には竿を寝かせて釣ることもありますが、それは糸フケを水平方向に作ってオトリを横へ泳がせるためです。ですので渇水の時はまあまあの釣果が出せるのですが増水は苦手で、お粗末な釣果のこともしばしばでした。ところがオトリは止まっていても掛かることが分かってからは、操作の中心が糸フケを作ってオトリを動かすことからオトリを落ち着かせる(目印を落ち着かせる)ことへと変わっています。ですので弱って泳ぐ元気が無くなったようなオトリでも、何とか落ち着かせようとしていると掛かって調子が出るようになりました。

しかし今シーズンの中頃までは思い違いから誤った操作をしていました。それはオトリを引っ張ってしまっていたことです。元気なオトリだと多少引っ張っても目印は落ち着いて見えるので、ポイントを手早く探るつもりで知らず知らずのうちにオトリを引っ張って無理に動かし過ぎていました。そのことに気が付いてからは、オトリを引っ張り過ぎないように心掛けるようになったので釣果は多少良くなりました。この「オトリを引っ張り過ぎない」という意識が更なるステップアップにつながりました。(つづく)


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Yoshio Sogabe in Gifu 2007-11-04