第20回 川見の成否


よくやる失敗。川見をして、いけそうかまあまあかと思うくらいのポイントへ入っても全然掛からない。場所変えすることにして上がる時に再び川を見ると、全体が曇り石。とても釣れそうにはない状態になっています。この失敗は度々やる失敗です。

逆に上手くいった時。まあまあかと思うくらいのポイントへ入り、30分ほどで1匹目が掛かる。その後もボツボツ掛かる。結果的には時間あたり1.5匹ぐらいのペース。上がる時に川を見ると、入った時と同じかそれよりも良い感じになっています。見込み違いでもこれくらいの川見が出来れば釣果も安定するのにと思います。

個人的には失敗する原因もおぼろげながらに分かっています。多くの場合、堤防や橋の上からの観察ですので正直なところ、全体がハミ跡で出来た艶かどうかは分かっていません。ですのでハミ跡を見ているというよりもアカの状態を見ていると言っても、あながち誤りではない現状です。水温が高くなってアカの成長が早くなった途端に曇り石に変化する。午前10時頃にはよく起きる現象ですので、一応注意はしています。しかし、ポツリポツリと明るい部分が見られるときには大体川見は成功しています。それは鮎が喰んだことによって底石の一部がが明るくなったからで、これはハミ跡を見ていると言えます。

失敗も多いですが、川見をやらないよりはやったほうが良いと思っています。なかなか上達しませんが、何か決定的なコツがあるようにも思います。コツがあれば早く会得したいものです。今シーズン(2003年)は冴えない日が多いので、特にそう感じます。


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Yoshihiro Sogabe in Gifu 2003-09-18