鮎シーズンもほぼ半分が過ぎ、折り返し。私の場合は目標の3分の1にも満たない釣果です。皆さんは釣れてますでしょうか?長良川がホームグラウンドで早瀬は苦手、干川得意と言う方では私以上にトホホの人も居られることと思います。逆に荒瀬得意の釣り人はウッシッシだったかもしれません。
7月の気温は全国的にも低めで、日照時間も少なかったそうです。岐阜市の7月の月間平均は戦後最低だそうでした。高水も手伝って水温の上昇も鈍かったです。天候も釣れない要因とは思いますが、それ以上に砂や砂利の影響が大きいように思いました。八幡から大和にかけての本流と中央漁区の板取川はどこもかしこも砂利や砂。護岸工事の影響でしょうから致し方が無いとしても、釣り人にとっては厄介な状況です。
それともうひとつ。魚影そのものが薄いかもしれないことです。川見をしても外すことが多い。しかし、これだけ何ヶ所も入っているのですから、ポイントを歩いて野鮎が走り回るとまではいかないにしても、いつ行ってもそこそこ魚影が見られるポイントに巡り会っても良さそうに思いますが、今のところ無し。橋や堤防の上から見て、少しでも魚影が見られれば良い方ですが、次に行くとほとんど見られない状態です。水位が下がって鮎が深みに集まるようになるとどうなるかは分かりませんが、肝心な深みが砂利や砂で埋まっているので期待できないだろうと思っています。
でも期待出来そうなこともあって、八幡より下流の荒瀬は良さそうだということです。自分で竿出しした手応えや、新聞や各ホームページなどの情報から判断すると下流部は、まあ良さそうに思います。荒瀬というほどではなくても白波の立つぐらいの瀬ですと底石もしっかりしているようなので、狙い目が多くて楽しめそうです。また今シーズンはオモリを使わないと釣れない事が多いので否が応でも使うようになり、かなり慣れました。ヤナギ仕掛けの使用と相まってか根掛かりでロストした鮎もほとんど無く、釣れないにしてもお気楽モードです。川歩きが下手な私でも減水すれば竿が差せるポイントも増えるので、しばらくは白波の瀬狙いでいきたいと思います。